野良猫を避妊手術する場合の、捕まえ方や注意する事とは。
2018.4.16
野良猫を避妊手術する・・・捕まえ方はどうしたらいいのでしょうか?
まず懐かせてから捕獲しましょう。その時に注意する事があります。
猫の不妊去勢手術費用の一部を助成する事業もあるようです。
また、捕獲する時には警戒心を和らげる事も大事です。その方法や捕まえ方、そして準備する事、野良猫を保護した時はどうしたらいいのかなどまとめてみました。
この記事の目次
野良猫を避妊手術。捕まえ方は懐かせてから!注意する事とは。
野良猫をなつかせたい場合に、まずやってはいけないこと
無理に近づく
尻尾を膨らませ威嚇したり、こちらを警戒して睨んでいる場合、近づかないで距離を置きます
急な動作
野良猫は常に周りを警戒しています。突然動いたり止まったりすると、危険を感じそこから逃げようとします。
猫の嫌がるニオイをさせる
煙草、香水、柑橘系の匂いは猫の最も嫌がるニオイです。
目を合わせ過ぎない
目をじっと合わせているということは、猫にとって獲物として狙われています。そのような状態で警戒は解けません。
猫に近づくためにやることを紹介します。
猫の好きな匂いをさせる
猫の好きな匂いは「またたび、キャットニップ」警戒心を解くには最適です。
お土産を用意する
いつもお腹がすいている猫にとっては一番です。ただし狙っていない猫にとられないように、1匹でいる時にあげましょう。
避妊手術をする野良猫を捕獲したい!捕まえ方は警戒心を和らげる事!
捕獲する前に野良猫の警戒心を和らげる
野良猫の警戒心をとるには、餌づけが一番いい方法です。エサをあげるだけでなく、危険な人間でないと認めてもらいましょう。
お目当ての野良猫は、人間=あなたにどのくらい興味をしめしていますか?すばしっこい猫を、網を投げて捕獲するのはムリなので、手で触れるくらいまで接近しましょう。
野良猫の警戒心を和らげる方法
キャットフードを用意し、決まった時間に少しのエサをあげます。数日から数週間続けましょう。おススメの時間帯は夕方。エサはドライタイプもしくはウェットのタイプにします。猫はエサのニオイに引き寄せられて出てきます。ニオイのいいウェットのタイプをお勧めします。
決まった場所、決まった時間にエサを用意すると野良猫も覚えエサが出される前に姿を見せるようになります。
猫が嫌だと感じるもの
- 声が大きい人
- 整髪料、香水の匂い
- 子供
- ガサガサ音の出る服や物
猫の好み的にも、男性より女性の方が保護に向いています。
避妊手術をする野良猫の捕まえ方!準備する事とは?
しばらくは見守ります。野良猫を捕獲する前に、離れた場所から観察して、病気やケガなどしていないかよく確かめましょう。猫の為だけでなく、自身の安全のためにも、野良猫の健康上代をチェックした上で、本当に保護が必要かどうか、どのような処置が必要か判断しましょう。
何日も見知らぬ猫が同じ場所を徘徊している時は、注意して見守りましょう。人懐っこい猫ならその後の作業がとても楽になります。
捕獲器を用意しましょう。捕獲器はとても安全、シンプルな仕組みの檻で、猫を傷つけないで簡単に捕まえることができます。檻の中に置いたエサで誘い込んで、猫が奥に入ると扉が閉まるので、安全に閉じ込めることができます。捕獲器で野良猫を捕まえた後は、そのまま獣医さんの所に持って行きましょう。野良猫を檻の外に出さないようにしましょう。
野良猫を素手で捕まえようとしたり、袋を被せて捕まえようとしてはいけません。そんなことをすると、野良猫は怒り興奮して暴れてしまいます。どのような理由があっても素手で野良猫を捕まえないでください。
猫の不妊去勢手術費用の一部を助成する事業があります。
全国を対象に飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の一部を助成
公益財団法人の動物協会では全国を対象に、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の一部を助成します。
助成額
飼い主のいない猫の不妊去勢手術1件につき助成します。ただし手術費用が助成金額を下回る場合は支払った金額になります。
申請受付期間
4月から翌3月までになりますが、予算がなくなり次第申請期間内であっても終了します。術後1ヶ月以内に申請手続きをして下さい。
申請方法
助成を希望される方は、公益財団法人の動物協会ウエブサイト、フェイスブックで実施の有無を確認し、動物病院に予約を入れ、動物病院の指示に従い手術をし、支払いを済ませて下さい。
野良猫を保護したけど・・・どうしたらいいの?
動物病院に連れて行く
野良猫を保護した場合、健康そうに見える猫でも、他の先住犬や先住猫たちとはすぐに接触しないようにしましょう。感染症の病気を持っている場合と、保護された猫は神経質になっているのでストレスになっています。野良猫を保護した場合は、動物病院に連れて行き、健康状態や感染症の検査をしましょう。
野良猫なのか飼い猫なのか確認
保護した猫が野良猫なのか、飼い猫なのかきちんと確認する必要があります。飼い猫の飼い主の中には、室内と外を自由に行きさせている飼い主もいます。飼い猫でもちょっとしたことで家から出てしまい、家に帰れず迷い猫になってしまい、飼い主さんが探している場合もあります。猫を保護したら、近くの警察署や保健所に問い合わせてみましょう。
野良猫を保護した場合にかかる費用
野良猫を保護した場合にかかる動物病院の費用は、動物病院や内容によって異なりますが、大体8.000円~15.000円くらい費用がかかります。
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