願書の取り寄せ方法や添え状の書き方、注意する箇所を紹介
2018.2.14
願書の取り寄せ方法には、直接学校から受け取ったり、インターネットで申し込んだりといろいろありますが、取り寄せるときには添え状を書いたほうがいいのでしょうか?
添え状を書くときにはどんなことを書けばいい?
また、願書の書き方やよく間違えてしまうポイントなどを紹介します。出願する前にもう一度、チェックしてみましょう!
この記事の目次
願書を取り寄せするときに添え状を入れるなら
一般的にはパンフレットや入試案内を請求する時に添え状は必要ないと思います。しかし、添え状がある方が丁寧な印象を与えることは可能です。ただし、添え状を付けるときはマナーには気を付けましょう。
縦書きでも横書きでもどちらでもOKでが、封筒の文字の向きと手紙の文字の向きを同じにするのが基本です。
願書の請求は一般的な手紙と違い、手続き(仕事)の手紙なので、相手の学校名や担当者名を最初に書きます。
頭語は前略で大丈夫です。相手は仕事なので、簡潔な文章にしましょう。結語は頭語と対になるものを使います。頭語に前略を使った場合は早々で締めましょう。
本文の内容として書くポイントは以下の3点についてです。
- 入試案内を送って欲しい
- 同封の封筒を返信用として使って欲しい
- お願いしますと書く
これらを踏まえて、丁寧に書きます。
【例】
○○学校 御中
前略 私は貴校への入学を希望しております。つきましては入試要項をご送付願いたく、返信用の封筒を同封いたしました。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 早々
平成○年○月○日
自分の氏名
送付先の郵便番号と住所、電話番号
学生が送るには堅苦しく感じるかもしれませんが、相手は社会人ですのでこれくらいの書き方で問題ありません。
なお、例文には改行すべき部分なども省略していますので、手紙のマナーを確認し必要な個所の改行や空白などを空けるようにしましょう。
願書の取り寄せは添え状が必要?基本的には必要なし
願書の様式は各学校ごとに違うため、志望する各学校から取り寄せる必要があります。年度によっても様式が分かる場合があるので、前年度の物がある場合も必ず新しい物を取り寄せするか確認します。
受験方法によっても願書の様式が異なる場合がありますし、併願や推薦用などそれぞれ分かれている場合もあるので、受験方法を確認してから取り寄せた方が良いでしょう。
願書を貰う方法はいくつかあります。学校説明会の時など志望する学校の窓口で直接貰う方法、資料請求する方法、WEBからダウンロードする方法など、学校によって方法が違います。
また、願書を取り寄せるのにお金が掛かる場合もあります。自分の志望する学校がどうなのかよくわからない時は、先生に相談してみましょう。
願書の取り寄せや出願の際に添え状は必要なのか迷うこともあると思います。ビジネスレターの場合は、添え状をつけるのがマナーです。しかし、募集要項は沢山の書類が必要になったりする場合もあり、指定されていない書類が入っていると混乱する可能性もあるため、不要とされています。
もちろん、添え状を付けてはいけない訳ではありません。しきたりやマナーなどに重点を置いている学校以外は無くて良いでしょう。
願書を取り寄せるときは添え状は書いても書かなくてもいいけれど
受験の願書とは学校の入試試験を受けるための申請書です。この申請書である願書を提出しなければ、試験を受けることも出来ません。
出願スケジュールをチェックして書類を揃える
願書の他にも学校から貰って同封しなければいけない書類もあります。締め切り直前になって慌てないように予め必要な書類を確認しておき、学校から貰う必要がある書類は先生にお願いしておきます。
願書に志望動機を書く欄がある学校もあります。その点についても準備しておきましょう。
記載ミスは不可!
願書の内容に不備があると受付してくれない場合もあります。募集要項をしっかり確認してから取り掛かりましょう。
提出期限よりも余裕をもって出願する
願書の提出期限は締切日「必着」の学校と「消印有効」の学校があります。少しくらい遅れても何とかなるだろうと甘い考えは通用しません。
後悔しないように、期限よりも早めに出願するに越したことはありません。
なお、消印有効とポスト投函は同じではありませんので注意してください。
願書の取り寄せにはどんな方法があるの?
願書の入手方法
- 志望校の窓口へ直接行って入手する
- 説明会やオープンキャンパスで入手する
- 志望校のホームページからダウンロードする
- 志望校のホームページから資料請求する
- 手紙で資料請求する
- 書店で購入する
- 高校や予備校などにあれば貰う
- 資料請求が可能な進学情報サイトから請求する
学校によって入手方法は異なります。ここに記載した入手方法が該当しない学校もあります。願書も学校指定の物があり、配布期間なども異なっていますので注意しましょう。
なお、多くの学校は願書は無料ですが、有料の場合もあります。有料の場合は300~1500円程で、他に送料がかかる場合もあります。直接入手する場合は送料は無料です。
願書の取り寄せや出願はできるだけ早めにしておこう!
入学願書とは志望校に出願するために必要な書類です。志望校が決まったら出願に必要な書類の発行を先生にお願いし、出願準備を進めます。
また、推薦や一般入試など受験方法なども確認しましょう。
願書は学校パンフレットなどと一緒に貰う方法や進路に関するガイドブックなどについているはがきなどから資料請求する方法もあります。いずれにしても志望校と受験方法が決まったら早めに願書を取り寄せましょう。
願書に記入ミスはNGです。書き損じや記入漏れがないようにしましょう。鉛筆で薄く下書きして間違いなどがないか確認したうえでボールペンで清書しましょう。
大学関係者に確認すると、願書の書き損じや記入漏れは多いそうです。生年月日、性別の選択し、受験種別など記入漏れやミスがあると受付してもらえない可能性もあります。
願書を送ったのにミスで受け付け不可なんて、うっかりミスでは済まされません。
また、記入ミスをしてしまった箇所を塗りつぶしたり修正ペンで直す人も多いですが、時間があるならもう一度取り寄せして書き直しましょう。
印鑑の捺印漏れにも気を付けてください。手書きで書き終えた安心感で押印を忘れてしまう人も多いそうです。
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