イモリの水槽に蓋を自作するときの注意点と簡単な作り方
2019.3.26
イモリの水槽には蓋が絶対必要です。なぜなら、イモリは脱走の名人だからです。イモリを飼っている水槽に蓋をしていないと、簡単に脱走されてしまうので、イモリを飼った際には必ず水槽に蓋をするようにしましょう。
そこで、イモリの水槽に蓋を自作するときの注意点と簡単な作り方について、脱走対策として水槽に蓋をすることや脱走を防ぐための蓋の選び方、蓋を自作するときに必要な材料や簡単に自分で作成する方法などお伝えしていきましょう。
これを読めば、これからイモリを飼おうと思っている初心者の人でも、イモリの飼育における注意点がわかります。自分好みの水槽の蓋を作ってあげましょう。
この記事の目次
イモリの水槽には必ず蓋をしましょう
イモリの飼育初心者にとって、失敗しやすミスがあります。
それはイモリを飼育する水槽の蓋をせずに飼育してしまうことです。
イモリは陸と水の中で生息する両生類
なんとなく、魚の飼育と同じように水槽の蓋はいらないのではないかと思われてしまいます。
ですがイモリはカエルの仲間、カエルを水槽の蓋もせずに飼育するとカエルは水槽から脱走し家の中で行方不明になってしまうのが確実です。
イモリも同じく脱走の名人です。
そんなイモリを水槽の蓋をせずに飼育することは、「どうぞ脱走してください」と言っているようなものと同じです。
ここがミスしやすくなりますので、イモリを飼う時は必ず蓋を忘れずにしてくださいね。
水槽からイモリの脱走を防ぐための蓋の選び方
イモリの脱走を防ぐための水槽の蓋ですが、魚専用の水槽についている蓋はほとんどガラスもしくはプラスチックですよね。
この2つはあまりオススメしません。
なぜなら、魚専用ということもあり魚の飼育に必要なろ過装置やエアポンプのための穴が空いていることがほとんどです。
水槽付属の蓋はなにかと使いたくなってしまいますが「こんな穴くらい大丈夫」という考えは安易すぎます。
そして通気性がないガラスやプラ素材では、夏場の暑い時期は水槽の中はサウナ状態になりイモリが弱ってしまったり、干からびてしまいます。
そこで、イモリを飼育する蓋に適しているのが網状のメッシュになっている蓋です。
専用コーナーにいくと売っています。
イモリの水槽の蓋を自作するときに必要な材料とは
イモリの水槽の蓋は、100均一で材料を揃えて自作することができます。
材料
- 園芸用のネット
- カッティング針金(結束バンド)
手順
- 園芸用のネットを水槽の大きさにカットします。水槽の大きさにもよりますが園芸用のネットが小さい場合は二枚重ねて大きさを調節します。
- 2枚に合わせたネットを結束バンドで留めていきます。取り外ししやすいように結束バンドを丸い形にすると便利です。
イモリは犬や猫、ハムスターのようなペットとしてメジャーなものではありませんが、イモリを飼っているあなた、もしくは飼おうと考え中のあなたはきっとイモリを見て癒やされる方でしょう。
可愛いイモリが脱走しないよう飼育する水槽の蓋は必ずしてくださいね。
イモリの水槽の蓋を簡単に自分で作成する方法
脱走名人であるイモリを飼育する水槽には蓋が必須アイテムになります。
イモリは水槽を使って飼育しますが、水槽はだいたい魚用になります。
魚用の水槽の蓋といえば、ガラスがプラスチックか、そして過装置やエアポンプを通す穴が合いています。
またガラスやプラスチックでは通気性がないため水槽の中が蒸れて曇ってしまったり水槽に水滴がついたりと、環境や衛生面であまりよくはありません。
そこでオススメするのが、メッシュ状の専用ネットです。
ホームセンターなどの専用場所に売っていることもありますが、値段は割高になります。
そのため100均一で材料を揃え格安で蓋を作ったり、自分なりに使いやすい蓋が欲しかったり、満足度のためなどに材料を揃えて簡単に自分で作成する方法もあります。
材料や作り方は人それぞれでありますので、ネットを参考にしたり、自分なりに考案したりなどして作成してみてくださいね。
- メッシュ状であること
- 取り外しがしやすいもの
など意識して作ると案が浮かびやすいですね。
イモリの飼育にはしっかりと脱走対策をしましょう
イモリの脱走対策
陸地
イモリ両生類であるため飼育する時は陸も作ってあげなければなりません。
しかし、その陸は脱走するための踏み台にもなりかねないのです。
陸地を作る時は水槽の隅に作ってしまいがちですが、このように脱走しやすい踏み台になってしまわないよう、陸地は水槽の真ん中に作ることをオススメします。
かといって、簡単に作ってしまうと亀のようにイモリが自分で陸を移動して水槽の端っこに陸地を移動させてしまうことがあります。
水槽の真ん中に陸を作ったらしっかりと固定した陸を作りましょう。
掃除中
イモリが脱走してしまう惨事が起こりやすいイモリの水槽の掃除中。
水槽の掃除をする際に、バケツは一旦イモリを移動するための容器としてとても便利です。
どの家庭にも掃除用具と一緒に置いてあるでしょう。
しかし、これが悲劇の始まりでもあります。
バケツは水槽よりもイモリが登りやすく、目を離した数分で脱走完了してしまいます。
掃除する際はバケツではなく蓋付きのプラケースなどが好ましいでしょう。
水槽
- 飼育する水槽には必ず蓋をする
- イモリの子供
イモリの子供は大人よりも水槽を登りやすくなります。
イモリの子供を育てる際は通常よりも飼育水槽や掃除中など脱走しないよう心がけてください。
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