電気のスイッチが故障?スイッチが故障した時の正しい対処法
2018.3.17
電気のスイッチを押しても電気が点かない・・・もしかして故障?こんな時はまずスイッチの状態を確認してみましょう。
また、電気が点かない原因には電球が切れてしまっていることやブレーカーの異常も考えられます。電気が点かない時は落ち着いて、スイッチや電球の点検をしてみましょう。
今回は、電気のスイッチが故障した時の対処法についてお伝えします。
この記事の目次
電気が点かない!スイッチの故障?
壁のスイッチの調子が悪いと感じたときには、故障しているのかどうかを確認してみましょう。
電球や蛍光灯が切れていることが原因であることが多いので、まずはそれを調べてみましょう。
スイッチの点灯と消灯を繰り返しても電気はつきません。
豆電球や、二連のものは一連で電気がつくようでなら電球や蛍光灯が切れていることになるので確認してみましょう。
電球や蛍光灯には寿命があります。定期的に変える必要があるんですね。
電球や蛍光灯が切れているかどうかをチェックするときにはひと手間かかりますが違う場所に取り付けて点くかどうか確認するといいでしょう。
これで点かなければ、電球や蛍光灯の故障ではなく寿命となるので新しいものと交換してください。
電気が点かないときには、ブレーカーが落ちているかどうかも確認してみてください。昼間のような明るい時間帯は、ブレーカーが落ちていることも考えられます。
電球や蛍光灯の交換ではなく、スイッチのほうが故障しているときには自分で直そうとしてはいけません。感電することもあるので、業者に頼みましょう。
蛍光灯に問題がないのなら電気のスイッチが故障しているかも
蛍光灯や電球のように、スイッチの故障も自分で直そうと思うかもしれませんが電気スイッチの修理・交換は電気事業法によって有資格者以外の人がしてはいけないことになっています。
電気工事士の資格を持っていれば、もちろん自分で直していいですが感電や火災のおそれ、壁を傷つけてしまうおそれもあるのでやめましょう。
業者にお願いしたら、どのくらいの金額がかかるのでしょうか?
工賃は2000~3000くらいとなり、その他に出張費などがかかるかもしれません。多く見積もって、10000円くらいみておくといいかもしれません。
蛍光灯や電球の交換のように、簡単にできるものではないことがわかります。
金額も頼む業者によって違うようなので、ホームセンターでスイッチを購入してそれをつけてもらうとどのくらいかかるのかなど調べてみるといいかもしれません。
何か所も変える予定であれば、金額も大きいものとなるのできちんと見積もりを取るといいでしょう。
電気のスイッチが故障した時の対処法
電気のスイッチが故障した時の対処法は、自分で直さず業者やお店に行なってもらうことになりますがなぜスイッチは故障してしまうのでしょうか?
原因には、照明器具の寿命、配線コードの劣化、安定器の故障、接触不良などがあります。
照明器具は他の電化製品と同じように、寿命は約10年もつと言われていますが使い方や頻度によって短くなったり長くなったりするでしょう。
配線コードの劣化も、年数的なものですが他にも何らかの理由でねじれたり電気を送り込むことが出来なくなってしまうことが故障の原因となります。
配線コードのねじれやショートはさらに配線コードを劣化させてしまうので新品に交換する必要があります。
送り込んだ電気が漏れたままのときには、電気代が高くなることがあります。
照明器具には、安定器というものがついていますがこれは放電を安定させる装置となります。安定器だけを交換することもできますが、照明器具ごと交換するほうがいいでしょう。
蛍光灯がつかない原因には、接触不良も考えられます。錆び、カビなどで電気が通電しないこともあるので、買い替えたほうがいいでしょう。
電気が点かない時はブレーカーの故障が原因の事も
ブレーカーが落ちてしまうときには、契約した電力量以上に電気を使いすぎている状態となります。
家庭によって契約している電力量は違うと思いますがレンジ、ドライヤー、洗濯機などをいっぺんに使うとブレーカーが落ちてしまうのは契約した電気量に対して一度に使いすぎということになります。
この他に、漏電ブレーカーが漏電するとブレーカーが落ちます。漏電ブレーカーは、漏電が起きたときに作動するブレーカーになります。
このときは、家全体の電気が使用できなくなります。漏電の原因は、電化製品の故障やショート、絶縁体の劣化などがあげられます。
絶縁体が劣化すると、電気が外に逃げてしまいます。絶縁体は、結露や湿気などが原因でトラブルになることもあります。
電化製品のコンセントなどに雨水が浸入すると起こってしまうので気をつけましょう。
アンペア数を確認して電気代を節約!
ブレーカーが落ちないようにするにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
電気の使いすぎで、ブレーカーが落ちてしまうのであれば炊飯の時間をずらすといいかもしれません。
ご飯を炊くのと、調理を同時に行うとどうしても使用する電力量は大きくなってしまうでしょう。炊飯器のタイマーを使い、炊飯の時間を少しずらすといいかもしれません。
また、意外と電力を使うのがドライヤーです。電気を使うときは、朝や夜など人がいる時間帯なのでそこも上手く調整するといいでしょう。
洗濯・掃除・炊飯・料理、などの時間を一日の中でずらせるといいですね。
この、電気を使う時間帯を把握すればアンペア数を下げることができるかもしれません。
基本料金を安くすることができるので、家族の人数が増えたり減ったりしたときには、アンペア数と電気使用量をチェックしてみたらいいでしょう。
- 生活・暮らし