ガス会社を変更する場合保証金は返金される!保証金の仕組み
2018.3.19
引っ越しなどでガス会社を変更しなくてはならないという時、契約の時に支払っている保証金が返金されるのか心配になりますよね。
そもそも契約の時の保証金を支払うのは一体どうしてなのでしょうか。疑問に思う人も多いことだと思います。
そこで今回は、ガスの契約の時に支払う保証金についてと、保証金がきちんと返金されるのかどうかについてお伝えしていきます!
この記事の目次
ガス会社を変更したときの保証金はどうなる?
契約をした時にガス会社に支払った保証金が返金されるのかどうか心配になる人もいますよね。
保証金は必ず返金されますので安心してください。自分からガス会社に返金請求をして、保証金を返金してもらうようにしましょう。
保証金を支払った時は、領収書ではなくて預かり証が発行されていると思います。
領収書ではないので、ガス会社の収入にはなっていません。
領収書を発行されてしまうと、ガス会社の収入になって返金されないこともありますので注意してください。
しっかりとした会社であればそのような心配はありませんが、ガス会社には色々なものがあります。
保証金を預ける時に、領収書を発行されないように気を付けましょう。
全てのバス会社が保証金を預かるわけではありませんが、多くのガス会社で保証金を預かり、預かり証と引き換えにお金を返金することが多いようです。
ガス会社に保証金を支払うのはどうして?変更しても問題ない?
ガス会社に支払う保証金は、毎月きちんとガス料金を支払っているのであれば引越しの際に返金されます。
どうして保証金を預けるのかわからないという人もいるでしょうが、ガス会社が行うリスク管理の一つです。
ガス会社は、契約していたお客さんが退去した時に、ガス代の未払いなどがあれば徴収しなくてはなりません。
ですが、お客さんの中にはガス代金を支払わないまま退去してしまう人もいるため、そこに預かっていた保証金を払い分のガス料金を相殺するようにします。
引っ越しをしてガス会社と契約をするたびに保証金を徴収されることから、保証金を支払うように法律で決められているように思う人もいるでしょうが、こういった法律があるわけではありません。
各ガス会社が独自で決めていることなので、預ける保証金の金額もガス会社によって異なります。
引っ越しでガス会社を変更!保証金の行方は?
ガス会社と契約をした時に支払う保証金の金額は、1万円程度のことが多いです。
利用停止の手続きを行わずに退去をした時や、使用料金を滞納した時などに充てられるお金になります。
きちんと使用料を支払っていれば保証金は返金されますが、最後の使用料金を保証金で相殺することも可能です。
必要な書類は特になく、ガスを停止する時にはガスを停止する手続きをする必要があります。立ち合いが必要になるので、候補になる日を決めておくようにしましょう。
ガス会社の引っ越しの手続きについて
- 引っ越しが決まったら、利用しているガス会社に連絡をしましょう。新居でのガス会社を確認して、利用開始日と立ち合いの日を決めます。
- ガス器具を取り外して利用停止の準備をし、ガス停止作業に立ち会います。
- 新居ではガス器具の設置を行い、ガス会社の開栓作業に立ち会いましょう。
都市ガスとプロパンガスって何が違うの?
ガスの種類には、「都市ガス」と「プロパンガス」があります。
では、この二つのガスの違いは一体何なのでしょうか。
都市ガス
都市ガスは天然ガスを主成分としたガス燃料になります。
ガス導管を通して供給されます。
ボンベなどでの運搬には適しておらず、地面の中に張り巡らされたガス管を通じて、気体の状態で各家庭に供給されます。
地中にガス管がある首都圏で多く使われていますが、地方では都市ガスに対応していない地区もあります。
そのような地域では都市ガスを使用することが出来ないため、プロパンガスを使用するようになります。
プロパンガス(LPガス)
液化石油ガスというもので、圧縮することで常温で液化するブタンやプロパンが主成分になっているガス燃料になります。
プロパンガスは運搬しやすいという特徴があるため、都市ガスの整備が行われていない郊外の地域や地方の都市などで、多くの家庭が利用しているガス燃料になります。
ガスのメリット・デメリット
ガスのメリット
ガスの一番のメリットは「ライフラインが経たれにくい」というものになります。
日本は地震の多い国でもありますが、深刻な災害が発生してしまうと、色々なライフラインが機能しなくなってしまいます。
ですが、ガスの場合はガスボンベを家庭に置くことで各家庭に供給することが可能になり、大きな災害の時でも利用することが可能なライフラインになります。
また、都市ガスはガス管を利用することによってガスの使用量を安くすることも出来ます。
ガスのデメリット
都市ガスの場合、地中に張り巡らされたガス管を利用してガスが供給されるようになりますが、このガス管がない地域では都市ガスを利用することは出来ません。
こういった地域では、ガスボンベを利用して使うことが出来るガスを使用するようになります。
また、火災などの事故が起きやすという特徴もあります。
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