ベタの水草にはマツモがいい?ベタと相性の良い水草
2018.2.20
ベタは飼育が比較的簡単で飼育しやすい熱帯魚で人気ですよね。水槽に入れる水草は、こちらも飼育しやすいマツモでもいいのでしょうか?
ベタとの相性は?またベタやマツモの特徴についても調べてみました。
マツモの他にもベタと相性の良い水草もご紹介しています。
これからベタを飼育するという方は参考にしてみて下さいね。
この記事の目次
ベタを水槽で飼う時は、水草はマツモがいい?まずはベタの特徴をご紹介
ベタはヒレが美しく鮮やかな色をした可愛い熱帯魚ですが、オス同士は激しく喧嘩する事から同じ水槽では飼えないと言われいる気性の荒い種類のお魚です。
タイでは闘魚として有名で賭け事にも使われているんですよ。
普段、ベタのヒレは閉じたままのんびりと水中を漂っています。一見穏やかそうなベタは、別の個体が目の前に現れた瞬間閉じていたヒレを広げ威嚇行動を起こします。
1匹で飼育しているベタはこういった光景を見たことがないかもしれませんが、ベタの目の前に鏡を置いてみると自分を敵だと勘違いして威嚇する姿を見ることができます。
闘魚で気性が荒いとは言いますが、飼い主にはとても良く懐くと感じています。
水槽に近づけばそばへ来るし、水槽の底でジッと休憩している姿も可愛いです。
ベタは単独飼育のため、水槽内がシンプルになりがちです。そんな時は水草のマツモなどを入れてあげると良いですよ。
水槽は浄化作用もありますから水質を保つためにも入れてあげるとベタも住みやすいかなと思います。
ベタを水槽で飼う時には、水草はマツモなどがおススメです
ベタの水槽にはマツモは確かにお勧めです。もともと浮き草ですからそのまま水槽内に漂わせておいてもOK!
マツモは柔らかく涼やかな印象の水草ですね。金魚藻と言われるほど、金魚の飼育にも向いています。
金魚はこのマツモをむしゃむしゃ食べてしまうほど好きです。
またその他のベタ水槽に入れられる水草もご紹介します。
アナカリス
こちらも金魚藻と言われ価格が比較的リーズナブルです。丈夫で扱いやすいところが特徴です。
ウィローモス
とてもポピュラーな水コケの一種です。光量が少なくても良いのでライトなども必要ありません。流木などに巻き付けてレイアウトを楽しむこともできるものです。
ヘアーグラス
この水草はあまりせが大きくならない草丈の低いところが特徴です。
水槽内では前の方に設置すると見栄えも良くなることでしょう。
まるで芝生が生い茂っているかのような風合いになることでしょう。
ベタと相性がいい水草マツモの育て方
マツモは特別手間を掛けなくても育っていく水草です。
気を付けるとすれば水質と水温くらいでしょうか。水温は15度~25度くらいが好ましいです。
またCO2が必要ないという点が手軽な印象付ける要因です。もし太陽光や照明を当ててそだてる場合にはぐんぐん成長することと思います。
マツモは水中を漂う水草で成長していくと脇芽を出して増えていきます。
その脇芽をカットして浮かせておけば増えていく事でしょう。
光量が多いと葉が変色してくることもあります。
よくお店では植えている様にディスプレイされて売っていますが、あれは重りなどをつけてあえてそうしているのです。
本来は浮いて水中を漂う水草なので根っこがありません。
ですから土や砂利に縦に植えても根が生えてくることもなく浮いてきてしまう事でしょう。
ベタは飼育しやすい熱帯魚!?ベタのおすすめポイント
ベタは抜群に見た目が美しい熱帯魚です。
育てやすいと言われているのは、酸欠に強く水質の変化にも強いからなのだと思います。
よく瓶で売られているベタを見かけることがありますが、エアレーションを入れなくても小さな容器でも飼育できるとアピールしているのでしょう。
でも実際瓶のような小さな容器で飼育するのはあまりにも可哀想ですし、水量が少ないという事はすぐに水も汚れやすいという事です。
酸欠に強いという点ではベタが「ラビリンス器官」という体のつくりになっていることから言われます。これらは少ない酸素量でも呼吸ができるようになっているのです。
ベタを飼育するなら最低でも5リットルの水量がある水槽で飼育するのが理想です。
また水質には強いですが水温が低いと弱ってしまいます。
ですからベタの飼育にはヒーターが必要です。これらを考えるとお店で売っているような瓶での飼育は難しくベタに良い環境とはと言えないのです。
ベタを選ぶ時のポイントをご紹介!
ベタを飼育する時はお気に入りの個体を見つけてみましょう。なるべく元気で好きなカラーの子が良いですね。
べたは一度元気をなくすと回復が難しいですから、最初からあまり元気がない子はやめておいた方が無難です。
元気かどうかはまず体全体を眺めてみて傷がついていないか、特徴のヒレに亀裂がはいったり破れていないのか、口やえらに異常がなく目が澄んでいるかなど見た目でわかる異変がない子を選びましょう。
またベタは人懐っこいけれど臆病なめんもあります。飼い始めて最初はそっけない態度を取ることもありますが慣れてくるとエサを欲しがったり寄ってきたりするのでとてもかわいいです。
また寿命があまり長い熱帯魚ではないので、数年の短い間ですが最後まで愛情を持って飼育するようにしてくださいね。
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