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太陽の大きさは月の何倍なの?太陽と月の大きさを地球と比較!

2018.3.23

私たちの生活を明るく照らしてくれる太陽。太陽が沈むと、月が出て夜がやってきますよね!太陽と月を見ていると、二つの大きさはそれほど変わらないように思えます。

ですが、実は太陽と月の大きさは全く違うものなのです。太陽の大きさってどれくらい?月の直径は?地球と比べるとどうなの?

太陽と月にまつわる疑問について調査しました!

太陽と月の大きさってどれくらい?

地球から太陽と月を見ても、二つの大きさはそれほど変わらないように思えますよね!

ですが、太陽と月の大きさは全く違うものなのです。

地球から月までの距離は約38万㎞。太陽までの距離は約1憶5000万㎞になります。

こうやって比べてみると、太陽は月よりも400倍も遠くにあるということが分かります。

こうしたことから太陽と月の大きさについて考えてみましょう。

月と太陽の距離が400倍も違うということは、太陽の大きさは月の400倍になるということです。

月の直径はおよそ3476㎞ですから、太陽はその400倍の大きさということになりますね!

計算してみると、太陽の大きさは140万㎞ということになり、これは地球の約109倍の大きさになります。

太陽の表面には「黒点」という黒い点がありますが、この黒点のほとんどが地球よりも大きいものになります。

太陽の表面で見られるプロミネンスという炎は、100万㎞の高さになることもあるのです。

太陽と月の大きさ・太陽の実際の大きさは?

地球の約109倍の大きさがある太陽。実際の直径は約140万㎞で、表面積は地球の1万2000倍、体積は地球の130万倍ということになります。

太陽の中に地球を入れてみたとすると、約90個の地球がすっぽりと入ってしまうほど、太陽はとても巨大です。

太陽の真ん中に地球を持ってきたとします。

そうすると、地球を巡る月の軌道もすっぽりと太陽の中に隠れてしまうほど、太陽はとても大きなものなのです。

こうやって考えると、太陽がどれだけ大きいのかわかりますよね!

例えば、時速1000㎞の乗り物で少しも休まずに地球の周囲を一周したとします。

そうすると40時間ほどがかかりますが、太陽の周囲をこれと同じように一周してみるよ約6ヶ月もの時間がかかってしまいます。

太陽の重さは地球の約33万倍で、太陽系に存在しているすべての惑星を合わせた重さよりも750倍も重くなります。

太陽を細かく砕いて、5トンの荷物を積ん得運べるトラックで運んだとするなら・・・。
憶の億倍のまた億倍という、途方もない数のトラックが必要になります。

太陽と月の大きさ・月の実際の大きさは?

月の大きさを地球の直径と比較してみましょう。

月の直径は3474㎞で、地球の直径は12742㎞になり、月よりも地球の方が3.67倍大きいということになります。

夜空には、月以外にも色々な星が散りばめられていますが、その数々の星たちは私たちにはっきりと姿を見せてはくれません。

ですが、月は唯一しっかりとその姿を見せてくれるものになり、月の大きさはとても存在感があります。

月の表面積と地球の表面積を比べてみると、月が3793万㎢に対し、地球は5憶1006万㎢になります。

地球の方が13.4倍大きいということが分かりますね!

月と日本の大きさを比べてみると、日本の面積が37.8万㎢ですから、月の表面積は日本の約100倍ということになります。

なんだかキリの良い数字でビックリした人もいるのではないでしょうか。

偶然ですが驚きの倍数ですね!

太陽が消える?「日食」って何?

太陽が見えなくなる日を「日食」といいます。

太陽が消える日食とはどんな現象なのかを解説

日食

太陽と地球の間に月が入り、地球から見て太陽の一部、又は全部が見えなくなる現象のことを言います。

地球が月の本影の中に入って、太陽が全て月に隠されてしまう現象を「皆既日食」といい地球が月の半影の中に入って太陽の一部分が見えなくなってしまう現象を「部分日食」といいます。

また、太陽が月よりも大きく、太陽の中に月がすっぽりと入ってしまう現象を「金環日食」といい、このような現象が起きるのは日食の時の月と太陽の距離が関係しています。

太陽が地球方遠い場所にあり、月が近くにあるときは皆既日食に、それとは反対の現象が起きたときはっ金環日食になります。

このような現象がみられるのはとても珍しいことになります。

また、日食を見る時は太陽を直接目で見ることはやめましょう。

月も見えなくなるの?「月食」って何?

日食のように、月も見えなくなることがあります。それを「月食」といいますが、月食はどうして起こるのでしょうか。

月が見えなくなる現象の月食の仕組み

太陽に照らされた地球の後ろには地球の影が伸びています。

地球の周りは月が回っていますが、この影の中に月が入ってくると、月面に影が落ちて月食が起こります。

月食が起きている時の地球と太陽と月は一直線に並んでいますので、月食は月が満月の時に起こるということになります。

では、満月になれば必ず月食が起きるのかといえば、実はそうではありません。

月の公転軌道が地球の公転軌道に対して約5度傾いているため、満月の時は地球の影の上、もしくは下に少しずれてしまいます。

丁度良いタイミングで月が満月になった時にだけ月食が起きる仕組みになっています。

地球の影の大きさは月の約3個分です。

この影の中に月が全て隠れてしまうことを「皆既月食」といい、地球の影の真ん中に近い部分を月が通れば、皆既月食の状態が長いということになります。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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