服のプリントが剥がれたのは直せる?プリント服の扱い方
2018.2.25
子どもが気に入っているキャラクターがプリントされている服。小さくなったわけではないけれど、プリントが剥がれた場合や剥がれかけてきた時ははどうしたらいいのでしょうか?
大人であっても、お気に入りのプリントTシャツを持っている人は多くいるのではないでしょうか?
どうにか直したい、また長持ちさせる方法などを紹介します。
この記事の目次
服のプリントが剥がれた、剥がれかけた。直すことはできる?
お気に入りのプリントTシャツ、「え~っ!プリントが剥がれてきた」なんて事ありませんか?そんな時は完全にはがれてしまう前に直してしまいましょう。
そう!直す事が出来るんですよ。
方法はとっても簡単です。
ゴムのようなラバープリントが剥がれかけている時は、アイロンを用意しましょう。
用意するものは、アイロン、霧吹き、アイロンシート(コピー用紙やクッキングシートなどでも代用できます)です。
- まずはプリントが剥がれかけていて気になる部分に霧吹きをかけます。
- アイロンシートをあてて、その上からアイロンを押し付けます。
これだけで修復が出来る場合があるんですよ~。
注意点としては目立たないところから始めて様子をみながら進める事。また直接アイロンをあてるのはプリントがアイロンにくっついてしまうので絶対にやめましょう。
修復するどころか修復不可能になってしまいます。必ずアイロンシートなどの上からアイロンをかけて下さい。
プリントの種類によっては、この方法では修復できない場合もあります。
服のプリントが剥がれたら直らない?自分で直す方法
プリントの剥がれが初期の場合は上記のアイロンを使った方法で修復が可能な場合があります。
またプリントTシャツやトレーナーなどを長く着ていると、プリント部分がひび割れてくることもありますよね。
そんな時にはプリント部分を直接修復する方法を試して見てはいかがでしょうか。
材料はアクリル絵の具と細い筆です。アクリル絵の具は布用の物が販売されているのでそちらを使ってください。
実はこのアクリル絵の具は、もともと洋服のプリント部分の顔料として使われているものなんです。
なのでひび割れの修復にも向いています。プリントされている色が一色なら絵の具も一色買うだけで済むので修復の費用を抑える事も出来ます。
しかし逆にプリントにいろいろな色が使われている場合は修復が少々面倒に、また出費も単色の場合と比べて多くなってしまいます。
その他にも、大切な洋服やどうしても元通りに修復をしたいという時にはプロにお願いするという選択肢もあります。洋服の修理専門店やTシャツの専門店などに相談してみてはいかがでしょうか。
服のプリントが剥がれたのは洗濯の仕方がよくなかったから?
洋服のプリントが良くはがれる方は、洗濯方法などの取り扱いに注意をした方がいいかも知れません。
Tシャツやトレーナーなどを油断して洗濯機でガラカラゴシゴシ洗っていませんか?
他の衣類とこすれ合ったり絡みあったりする事により、プリント部分が傷んでしまいますよ。
プリント物などは一枚ずつネットに入れての洗濯をおすすめします。
これでプリント部分を長もちさせることができるでしょう。
ネットよりも、もっといい方法は手洗いです。大事な洋服なら手洗いをして押し洗いをすれば衣服の痛みはより少なくなります。
この時汚れが付きやすい襟や袖部分の汚れが落ちない事もあるので、部分的にもみ洗いをしてキレイにすると良いですよ。
プリント部分はあくまでも優しく、また洗剤にも注意が必要です。
汚れをキレイに落としたいために漂白剤を少し混ぜて洗濯をしている方!これがプリント部分を痛める原因に!もちろん変色してしまう事もあるので漂白剤には要注意です。
また洗剤に漂白剤の成分が含まれていないか確認をしてから使うと良いですね。
最後に乾燥。乾燥機を使うとひび割れの原因になってしまいます。乾燥機は高温で洗濯物を乾かしているためにプリント部分がひび割れてしまったり、はがれてしまう原因になることもあります。
プリントされている服など乾燥機に向いていない洋服は、自然に乾燥させて剥がれやヒビを防ぐようにして下さい。
服のプリントが剥がれたらプロに直してもらうのもひとつの方法!
先程も少し触れたようにプリントが剥がれたらプロにお願いする方法もあります。
大事に着ていたお気に入りの洋服や思い入れがある捨てられない洋服など、取っておきたい洋服のプリントが剥がれてしまった時、自分で修復するのは不可能だと感じたら専門店のドアを叩いてみましょう。
またどこでそのような修理をしてくれるかわからない場合はネットで探すという手もあります。
プロに相談をすれば、難しいプリント剥がれの修復も目立たないようにしてくれるでしょう。
しかしいくら専門店でも修復が不可能な物もあります。そしてプロに頼むのですから、それなりの修理費用がかかる事も頭に入れておかねばなりません。
まずは修復する事が出来るかどうか、修復可能な場合はどの位の費用がかかるか?事前に聞いておくことが必要です。
プリントのついた服は手洗いがおすすめ!手洗いの方法
プリントを長もちさせたいのなら普段の扱い方が重要。そして先ほどもお話ししたように洗濯方法が一番のポイントです。
洗濯機に入れる時はネットを使用、さらに大切に扱いたいのなら洗濯機を使わずに手洗いをする事です。
そして漂白剤などの成分が入っていないかどうか洗剤にも注意をしましょう。
さて洗濯の重要ポイントをおさらいしたところで、さらに気をつけたいポイントをご紹介します。
それは脱水!ここまで丁寧に洗ってきたのに脱水の摩擦でプリント部分を傷めてしまう可能性があるんです。
気を抜かずに脱水も丁寧に行ってくださいね。
コチラも洗濯機を使わずに手で脱水を行います。もちろん雑巾を絞るように脱水をしてはいけません。
洋服を押して軽く水気を取り除いたら、バスタオルに包んでくるくると丸めます。これだけであらかたの水分はバスタオルに移動するので脱水が十分に行われるんです。
後は自然に乾燥させれば洗濯終了です!乾燥機はNGですよ。
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