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トランスミッションがオートマのメリット・デメリットを解説!

2018.4.8

オートマチックトランスミッションを略してオートマと呼んでいますが、どんな特徴があって、どのようなメリット・デメリットがあるのか気になりませんか?

気になるオートマの特徴には、どんなものがあるのでしょうか?

ここでは、オートマの免許を取得するメリットについてもご紹介します。

トランスミッションがオートマにはどんなメリットがあるの?

【運転操作が簡単】

オートマチック車のメリットは、とにかく運転操作が簡単だということでしょう。

細かくシフトチェンジする必要がなく、ハンドル操作以外には、ほぼアクセルとブレーキの操作に集中できます。

短い期間で免許を取得する必要がある場合は、補習の必要性が比較的少ないAT車の方が良いと考えることもあるようですね。

【エンストしない】

運転操作とも重なりますが、AT車は「エンストしない」というのも大きな利点です。

近年は、大半がAT車になっているので「エンストってどういうこと?」という若者もいるかもしれませんね。

マニュアル車では、発進、加速、減速などスピードに合わせてシフト調節しなければ、エンジンが止まってしまう(エンスト:エンジンストップ)ことがあるのです。

AT車ではエンストがないという安心感も初期にAT車に人気が出た理由の一つです。

トランスミッションがオートマにはメリットが多いけどデメリットはないの?

AT車はギアチェンジする必要がなく、「Dレンジ」にシフトを入れておけば、アクセルとブレーキの操作だけでドライブが楽しめます。

オートマチックでは電子制御によるギアチェンジが行われます。技術の進歩とともにオートクルーズコントロールや自動ブレーキシステムなど、新たな機能が搭載され安全技術も向上しています。

今や日本国内の車はAT車が大半です。

しかし、AT車が思わぬ事故やトラブルを起こす例も起きています。

オートマチックでは、シフトレンジを間違えてアクセルを踏み込んでしまうと、エンストがないことが逆に事故に繋がることもあるのです。

メーカーはさらなる安全技術の研究・開発を進めており、警告システムやオートブレーキなど次々と安全対策を打ち出しています。

しかし、最終的に車を運転するのが「人間」である以上、高機能の車であっても安全運転を常に意識する必要があるでしょう。

トランスミッションがオートマの免許を取得するメリットは?

自動車の運転免許を取得するために、教習所に行くと「AT車免許かMT車免許か」の確認があります。

「MT車免許」…普通自動車免許

「AT車免許」…普通自動車免許のAT限定

という意味です。

普通自動車免許を取得すれば、MT車・AT車の両方を運転することができます。

しかし、AT車免許はAT車しか運転することができません。

教習時間や内容にも差があり、操作が複雑になるMT車免許は講習時間が多く必要になります。

技能講習では、1時限が50で、MTなら技能講習は34時間。ATなら31時間が必要です。
講習が多いのですから、教習所に支払う料金も少し高くなります。

また、操作が複雑ゆえ難易度が高いMT車免許では補習が必要なことが多く、結果的にその分の費用も多く必要になります。

大型車にトランスミッションがオートマではなくマニュアルが多い理由は?

多くの過程で使われる自家用車など、普通車ではAT車が大半になりましたが、トラックやバスなどの大型車では、まだまだMT車が多いのが現状です。

重量の大きい大型車では、発進時に大きなパワーが必要となります。その場合は、マニュアルの機構の方が有利なのです。

スポーツカーではいまだにMT車の人気は高いのですが、MT車のようなことを自動で行う「セミオートマ」というものも登場しています。

AT車もMT車も、どちらが良いとかダメとかというものではありません。

「MT車を運転できればAT車も運転できて便利」というのも確かですが、そんな機会がほとんどないという人も多いのですから。

ただ、さりげなくシフトレバーを操作して運転する姿が「スゴイ」「カッコイイ」と感じる人も多いようですね。

トランスミッションがオートマとマニュアル、それぞれの特徴は?

トランスミッションがAT車の特徴

AT(オートマチック・トランスミッション)車にはクラッチペダルが無く、走行速度に合わせて自動でギアが変更されます。

女性を始め、車の操作に苦手意識がある人でも簡単に運転免許を取得できるようになりました。

AT車ではクラッチ操作が無く、ギアも自動のために特殊な状況が起らなければ、基本的にエンストを起こすことはありません。

トランスミッションがMT車の特徴

MT(マニュアル・トランスミッション)車は、運転する人がシフトレバーを操作してギアチェンジを行います。このとき、同時にクラッチペダルの操作も必要です。

走行するスピードに合わせたギアを選ぶこと。

発進時には「半クラッチ」と呼ばれる微妙なクラッチ操作が必要になります。

このギアとクラッチの操作がAT車に比べて運転が難しいと言われるゆえんです。

この操作が上手くいかなければ、エンスト(エンジンストップ/エンジンストール)を起こします。

ただ、この「面倒くさい」感じが「車を操作する楽しみ」として車が好きな人にとって愛すべき点であるのも確かです。

 

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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