原付のシートの破れは放置しないで!簡単な修理方法もご紹介
2018.1.2
原付のシートが破れて座ると水でお尻が濡れてしまう・・・そんな経験をしたことはありませんか?
意外と小さな穴でもシートの中に水が入ってしまってお尻が濡れてしまう原因になるため、穴があいたり破れたら修理などの対処をしなければいけません。
破れたシートをしっかり修理する方法や小さな穴の簡単な応急処置の方法などをまとめてみました。
この記事の目次
原付のシートが破れたら修理しないとお尻が濡れてしまう!
バイクのシートと言うのは柔らかい素材のため、経年劣化などで傷みやすいパーツのひとつです。
一目見た程度では分からない程度のひび割れや穴でも、空いてしまうとそこから中に雨水が入ってしまいます。
中のウレタンが雨水を吸い込み、シートに座ると体重で圧迫されて水分が押し出されます。そうすると、お尻が濡れてしまうのです。
そのため、シートに穴が開いたら、すぐにシートの表皮を張り替えましょう。
表皮を張り替えるというと専門の技術が必要そうですが、張り替えようの表皮さえあればそれほど難しくなく変える事が出来ます。
シートの表皮は純正パーツではありませんが、車種によっては社外品が売られています。そのため、自分のバイクにあう表皮があれば張り替えが可能です。
もしも、自分のバイクに合う表皮が見つからない場合は、専門業者に依頼する方法もあります。自分で替えるよりお金はかかりますが、頼んでよかったと覆えるほどきれいに仕上げてくれます。
原付のシートの小さな破れに使える!簡単な修理方法
バイクのシートや自転車のサドルなどの修理用の補修テープも販売されています。ただの黒いビニールテープのようなものにしか見えませんが、補修テープで修理することが可能です。
しかし、個人的にはあまり好きではなりません。大幅に避けてしまった場合などは有効かもしれませんが、小さな穴程度に補修テープを貼ると、自分はとりあえず応急処置しました感を感じてしまうためです。
そこで、小さな穴程度であれば靴の修理剤がおすすめです。靴底のすり減った部分に塗ってすり減った部分を補修するものです。
色々なメーカーから販売されていて、チューブの中に時間が経つと固まるビニールゴムのペーストが入っています。
これをバイクのシートの穴に埋めるように充填、表面が平らになるように整えます。小さな穴なら簡単に補修可能です。
この方法で補修して数年たちますが、その後水がしみたりすることはありません。
原付のシートの破れを修理するのは意外と難しい!そんな時は?
市販のシートカバーを活用する
原付のシートを簡単に直したい人におすすめなのは、市販の原付用シートカバーです。原付は専用シートカバーや汎用品が色々販売されています。
原付のシートにかぶせるだけのカバーで、とても簡単に付けることが出来ます。傷を補修するよりも作業時間も短く済みます。
シートのカバーはしわが寄ったり、ゆるい物も見かけます。しわが寄ったりゆるいカバーはあまり格好のいいものではないので、どんなに手軽でも抵抗のある人もいるでしょう。
そんな人は、伸縮性の高いシートカバーを選びましょう。各車種ごとに設計されたわけではなく、高い伸縮性でどのメーカーの原付のシートにもフィットするように計算されています。
色々な原付のシートに使うことが出来て、ぴったりフィットする優れものです。
原付のシートの破れをしっかり直す方法
用意するもの
- 表皮
- ハサミ
- マイナスドライバー
- タッカー
作業手順
- マイナスドライバーを使って今ついている表皮を剥がします。タッカーというホチキスのようなもので泊まっているだけなので、マイナスドライバーをねじ込めば簡単にとることが出来ます。
- 剥がした表皮を型紙として、新しい表皮の上に置いてマジックで模ります。新しい表皮の模った線の少し外側を切っていきましょう。
習性が必要になる場合もあるので、少し大きめに切るのをおすすめします。
- 表皮をタッカーで止めて行きます。曲線部分はドライヤーの熱風をあてながら引っ張ると綺麗に貼りやすいです。しかし引っ張り加減が難しいので、何度か挑戦が必要かもしれません。
素人の作業でプロのクオリティにはなかなか届きませんが、自分でもバイクのシートを付け替えることが出来ます。
原付バイクのシートが破れてしまう原因や保管方法は?
バイクのシートが破れてしまう原因は一つではありませんが、年数が経って破れた場合は、表皮が経年劣化などで柔軟性が無くなってしまうためです。表皮が硬くなるとちょっとした衝撃でも簡単に破れてしまうことがあるのです。
破れたシートをそのままにしておくと、雨水が中に入ってシートに座るとお尻が濡れてしまいます。
しかし、ビニール袋をかぶせてやり過ごすのは格好悪いし、破れたシートを直すためにテープをはるのもあまりいい方法ではないと思います。
なぜなら、テープも糊が溶けてべたべたしたりズレてしまうことがあるからです。シートを直すなら張り替えがおすすめです。
なお、バイクのシートの経年劣化を防ぐことにもなりますが、バイク自体の保管場所に注意をすることは、バイクを長く乗るために大切な事です。
バイクの保管場所は雨風を防げる車庫の中がベストですが、車庫がない場合はバイクカバーを掛けましょう。ただし、バイクカバーを一枚かぶせたままでは不十分です。
場合によっては、カバーを掛けない方が良い状態になってしまうこともあります。
カバーをしているのにバイクが錆びてしまうのは、地面からの水蒸気による湿気です。雨が降った後は地面が濡れて徐々にその水分が水蒸気となって蒸発していきます。その湿気によってバイクが錆びてしまうのです。
ですから、雨が降った後はあえてカバーを外してあげる事も大切です。
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