発明で特許を得るには?主婦でもできる!特許出願する方法
2018.1.23
自分で発明したアイデアの特許を得ることができれば、その特許によって収入を得ることができるのをご存知でしょうか?
そして、それは忙しい子育て主婦でもできちゃうんです!
ただし、特許申請を特許事務所に代行してもらうには、当然料金が発生します。
そこで、主婦がお金をかけずに特許出願する手順や、特許権を得るために注意することなどについてご紹介致します。
この記事の目次
主婦が発明した商品で特許を得ることとは
普段の暮らしで、家事や育児、料理などを自分なりに工夫しながら生活してはいませんか?
その「アイディア」がもしかしたら「お金」になるかもしれません!
それは、自分で考えあみだした「工夫」を特許申請し、その工夫を「権利」にするということです。
自分のアイディアや工夫を商品化し、特許を得て販売することもできますし、アイディアや工夫という「権利」だけ売るという方法もあります。
もしも、自分が考えているアイディアで「特許」をとることができ、それが売れれば働かずしてお金を得ることができるかもしれません!
むずかしい話ではありますが、夢のある話ですよね?
主婦が特許を得て発明した商品を売るには
アイディアはたくさん持ってる!でも、そのアイディアをどのように商品化したらよいのでしょうか?
世の中に出回っている様々な商品。それらの商品たちは、長い年月をかけ試行錯誤しながらたくさんの試作品を作り、完成させ世に出回っているのです。
企業でそれなりの資金と時間をかけても、売れる商品を作ることは難しいですよね?
ですから、一主婦が自分のアイディアをもとに商品を作り、特許を申請し得てから販売するなんて、かなり長い道のりだと思いませんか?
現実問題、そんなことをする時間やお金なんてないですもんね。
そう思い、アイディアはあるのに、諦めている人は大勢いるのではないのでしょうか?
実は、自分のアイディアを「試作」してくれるサイトがあるのをご存知ですか?
比較的良心的な料金で自分のアイディアを試作してくれるようです。
こういったサイトを使って商品を開発することも検討してみてはいかがでしょう。
ここで、一つ気を付けなければならないことがあります。
せっかく思いついた自分のアイディアを、他人に教えることになります。
そのアイディアを盗まれて先に特許をとられてしまっては、意味がありません。
試作をしてくれる会社とはしっかりと秘密保持契約を結ぶようにしましょう。
主婦の発明をお金をかけずに特許出願する手順
特許事務所へ特許の申請を依頼した場合には、約30万円程度の初期費用が掛かると言われています。
特許をとったアイディアを商品化して販売し、売り上げを上げて利益を出すには、長い時間がかかると思われます。
ですから、できるだけ費用を抑えるためにも、特許の申請を自分で行いたいと考える人は多いでしょう。
専門的な資格がなくとも、特許の申請をすることはできます。
ですが、特許を申請するにあたって必要な書類や図面を描くのはとても大変です。
また、申請が通らなかった時には、期限内に特許庁に反論しなければなりません。
こういった、手続きや対応などを、期限内に自分で行わなければならないのです。
それでも、特許の出願を自分で行いたいのなら、簡単に特許出願の流れをご紹介いたします。
- アイディアがどのようなものなのかを図面などに描きおこします。
- インターネットで、自分のアイディアが特許申請されていないかどうかを調べます。
- 出願書類を作成します。
- 書類が揃ったら「特許無料相談」へ相談しに行く。
- 特許庁へ出願書類を提出します。
流れとしてはこのようになります。
主婦が特許権を得るために注意すること
第三者へ相談する時に、自分のアイディアをうっかり話してしまい、アイディアだけ盗まれてしまうというトラブルもあります。
特許庁への申請の手続きの流れや、審査が通らなかった時の対応などを、特許事務所や特許無料相談所へ相談しに行くこともあるかと思います。
そんな時は、あくまでも、申請の流れだけを相談するようにしましょう。
もしも特許申請の流れを相談するにあったって、アイディアの内容を説明しなければならないようなら、しっかりと秘密保持契約を結ぶようにしましょう。
特許の申請をおこたると、誰かに「パクられる」かもしれません!
「知的財産」の扱いについては、ニュースやメディアなどでも取り上げられたりしています。
いわゆる「パクリ」問題です。
「知的財産」を守る制度に「特許」「実用新案」「商標」「意匠」などの制度が適用されます。
日本の文化や商品をパクリ、他国であたかも自分で開発したかのように、販売されていることがありますよね?
また、歌やキャラクターなども商標登録しなければ、勝手に使用されてグッズ販売されてしまいます。
そういったことをされてからでは遅いので、きちんと特許申請し、特許をとるようにしましょう。
有名な歌やキャラクターでなくとも、自分のアイディアをもとに商品を開発し、販売されて大儲けされてしまうケースは実際に起こっています。
自分が生み出したアイディアは、たとえ自分で価値はないと思ったとしても自分のものにしておくことが重要になります。
そのために、特許の申請について、しっかりと検討してみましょう。
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