布団を敷きっぱなしで畳の下はカビてない?対策方法をご紹介
2018.1.24
あなたの家では、畳の上に布団をずっと敷きっぱなしにしていませんか?
布団を干したり、すのこなどを敷いてないとカビが生えていることも!
ここでは布団を敷きっぱなしにしてはいけない理由や、カビを生やさない予防法や対策などを調べてまとめてみました。
またカビが生えてしまった時の方法なども併せてご紹介します。
この記事の目次
布団を畳やフローロングに敷きっぱなしするのがNGな理由とは?
部屋が狭くて布団を敷きっぱなしにしている場合や、押し入れがなくて布団を上げられない場合など1年中布団を敷きっぱなしにしている方もいるでしょう。
しかし布団を敷きっぱなしにしているとカビが生えてしまう事もあるんですよ。
カビが生える条件は湿気、温度、カビの栄養源がある事です。
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われているので、布団に湿気がこもります。
そして人が布団に入ると体温で布団の温度はカビが発生する丁度よい温度を保ちます。
最後に栄養源ですが、人の体から出る皮脂が栄養源となり、これでカビが生える条件の全てが整ってしまうのです。
特に畳ではなくフローリングの床に直接布団を敷いている場合は、通気性がさらに悪くなるので一層カビが生えやすくなるでしょう。
布団を毎日あげたり、晴れた日には日光に当てて湿気を飛ばす事が必要ですが、それが出来ない場合は布団の下にスノコを敷くなどの工夫をして、布団と床の間に風が通るスペースを作るようにしましょう。
畳やフローリングに布団を敷きっぱなしにする時のカビ対策は?
カビ対策は上記したようにスノコの上に布団を敷くなどをして、風の通る道を作り湿気をのがす事が大切です。
しかし家の構造上、家自体に湿気が溜まりやすい場合もあり、その場合はスノコを使ってもスノコ自体にカビが生えてしまう事もあります。
またスノコを使う時はフローリングに傷がつく場合もあるので、賃貸の場合などはそちらにも注意をしなくてはいけません。
では、どうすれば布団に湿気をこもらせないようにできるのか?
それは、やはり布団を外に干すのが一番です。晴れて湿度が少ない日には外で日光に良くあてれば布団を乾燥させる事ができます。物干しざおがなくても椅子を利用して布団を干す事も出来ますよ。
また布団乾燥機を使って布団を乾燥させる方法もあります。布団乾燥機にはタイマーが付いているので忙しい方でも、出掛ける前のひと手間で夜寝る時にふっくらとした布団で眠る事が可能です。
他にも新聞紙を布団の下に敷くなどの方法もありますが、スノコ同様カビを防げない場合が少なくはありません。
畳の上に布団を敷きっぱなしにする時にすのこを使う際のオススメな素材
もしカビ対策にスノコを使用するなら、使用している木材にも気をつけてみて下さい。
手を加えた木材よりも、天然の木をそのまま使用した木材の方が吸湿性がいいですよ。
もちろん吸湿性がいいだけじゃなく放湿性にも優れています。
ちなみに天然の木は無垢材と言われますので、覚えておくと購入する時に役立ちますよ。
一般的にスノコに使われている無垢材の種類はヒノキ、杉、キリ、パイン材などです。
通気性を重視するならヒノキがいいでしょう。またヒノキは防虫効果もあり、さらに強度も十分です。しかし物が良い分、お値段も高いんですよね・・・。
予算がそれなりにある方には無垢材がオススメですよ。
次にオススメなのが杉、強度があるので有名ですよね。そしてヒノキよりもお値段も控えめ、気になる吸湿性もヒノキよりも高いと言われています。
そして杉は軽いので、持ち運びにも便利なんです。
じゃあ、杉が一番では!?と思いますが、ヒノキは長持ちするという点もあり、やはりヒノキが一番なんです。
スノコを敷くときには、ぜひ使用している無垢材をチェックしてくださいね!
畳の上のすのこを敷いて痛いと感じた時の対策方法
朝起きると体が痛いという方、床や畳に薄い布団1枚だけ敷いて寝ていませんか?スノコを敷いている場合も同じです。
硬い床に薄い布団を敷いて寝ている場合、体にかかる圧力を分散させることができない為に体に負担がかかってしまいます。
それが腰痛の原因になる場合もありますよ。
また体に痛みを感じていると、グッスリと眠る事も出来ず体が痛いうえに寝不足で体のダルさも出てしまいます。
厚めの布団やマットレスを購入する事で解消されますので、体に合ったものを選んでください。
マットレスや布団が逆に柔らかすぎてしまう場合も、腰痛の原因になってしまう事もあるので気をつけて下さいね。
床での布団直敷きはカビだけではなく、体まで痛めてしまいますよ。
気をつけていたはずなのに、カビが生えてしまった時は!?
床に布団を直に敷いたりしていないから大丈夫!そう思っていても、フローリングに敷いている絨毯をめくってみるとカビが・・・なんて事もあります。
フローリングと絨毯の間にも湿気が溜まってしまうからですね。
カビが生えてしまった場合は、カビを除去するしかありません。汚れがある時は掃除機をかけたくなってしまいますが、カビは胞子です。
まずはカビを雑巾やフローリングワイパーなどで拭き取ってくださいね。
カビが拭いても取れなかったり、まだカビの胞子が付いているのではないかと気になる場合は逆性石鹸を使ってカビを拭き取るといいですよ。エタノールを使う方法もありますが、色が落ちてしまったり、ワックスが変色して白くなってしまう場合があります。
逆性石鹸ならそのような心配がなく、殺菌作用もあるので安心して使う事ができます。
- 生活・暮らし