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「おじさん」と呼ばれる魚の値段とそのお値段以上の美味しさとは

2018.2.2

おじさんと呼ばれている魚があるってご存知ですか?

珍しい名前ですが、どのくらいの値段で売買されているのでしょうか。また、おじさんがあるなら「おばさん」といった魚はあるのでしょうか。

おじさんの値段と名前の由来、また調理法まで詳しくご紹介します!

おじさんと呼ばれる魚の値段は?

[おじさん]と言う名前の魚がいるって知っていますか?

インド・西太平洋域の浅い岩場や珊瑚礁域で生息しています。
東京では、「ウミゴイ」と呼ばれていたそうです。
魚の特徴は口の形屋ウロコの部分が鯉に似ています。
下あごの部分には、二本の長いひげが生えていて感覚器官のような働きを持っています。砂の中や、珊瑚礁域にいる甲殻類をエサにしています。

最初の標準和名は「オジサン」ではなく、「オジイサン」だったそうですが、魚類学者の松原氏が改名したそうですが、その理由はわかっていないとのことです。

関東地方で見かけることはほとんどなく、同じヒメジ科であるホウライヒメジなどと一緒に見かけることがあるそうです。

どんな食べ方をされるのか、気になりませせんか?
和食で食べるよりも、洋食で食べることが多いそうです。

もとの値段は安い魚で、雑魚あつかいされていたようです。
ですが最近その値段は少しずつあがっていっている珍しい魚となっています。

値段が高いときでは、1600円くらいはします。1匹は300グラム程度で300円から500円ほどです。
高級はイメージはないですが、高級フレンチではメインでヒメジの仲間が出ることもあります。

値段以上と言われるおじさん。魚の名前が「おじさん」は正式名称なの?

「おじさん」とい名前がインパクトがありますね。

顔の前面にヒゲが生えていておじさんのような見た目ですが、図鑑にもちゃんと載っています。漢字で書くと「小父さん」と書きます。
小さいお父さん・・・どこか哀愁を感じてしまいますね。

ヒメジ科の魚の種類である「おじさん」は、水深140mあたりののサンゴ礁域に生息していますが、産地は鹿児島県、東京都、和歌山県、沖縄県と幅広く捕れているそうです。

魚の大きさは25から35cmが平均的で、鮮やかな赤色や紫色の魚だったり、白い体に黒い模様があったりと色々なタイプがいるそうです。

1万円はするフレンチのコースのメイン料理とし登場することもあるので、知らないうちに口にしていた・・・なんていう人もいるかもしれませんね。

値段以上の価値あり!?おじさんと呼ばれる魚の食べ方とは?

色んなところで漁獲されているようですが、気になるその食べ方を紹介します。

ポワレ
フレンチでのポワレは小麦粉を付けません。
塩こしょうをして、多めのオイルで香ばしく弱い火力でじっくりと焼いていきます。

魚の皮が分厚いほうが向いています。風味が独特で白身の部分が崩れにくいので上質なポワレになります。

フライ
皮はついたままでも、取り除いてもいいです。皮に旨みがありますが、フライにするとそこまで引き立たないのでどちらでもいいでしょう。ですが皮の部分には栄養がありますので皮つきをオススメします。

刺身
皮霜造り、焼き霜造りなどがオススメです。皮の部分をを生かして味わうことが出来ます。

マース煮
沖縄県の郷土料理です。少しの水と塩で煎り煮をします。最後に水分を飛ばして食べます。やはり皮も美味しく食べることが出来ます。

おじさんはどこで釣れる魚なの?

おじさんのヒゲは大事なレーダーとして活躍!

このヒゲは人間でいうところの、味蕾(みらい)という部分で食べ物の味を感じる部分です。ヒゲを使って小魚などのエサを探しています。

エサを探していない時は、アゴの下のところに折りたたんで泳ぎやすい状態にしているそうです。

「オジサン」は浅くて暖かい海が好きなので沖縄でも釣れる魚です。
よく釣りあげられているのは、赤い色をしたおじさんが多いようです。

岸でするエサ釣りや、ルアーで釣る方法もあります。
オススメなのは、「サビキ釣り」です。
仕かけに「サビキ針」とエサの入った「カゴ」をつけて、エサに寄ってきた魚を釣る方法です。
また釣りが初めての人でも釣りやすい魚だと言います。
ボートに乗って沖に行っても釣れるそうですので、チャンスがあれが釣ってみるのも楽しそうですね!

おじさんという魚がいるなら「おばさん」も存在するの?

います!
「ヨシキリザメ」が「おばさん」と呼ばれています。
正式名称ではありませんが、千葉県のあたりではそう呼んでいるそうです。

名前の由来はわかりませんが、見た目がおばさんっぽいという説もあります。

「おばさん」の他に、「ばばあ「や「ばば」と呼ばれている魚もいるようです。その魚は「タナカゲンゲ」といって深海に生息しています。
鳥取県岩見町民にそう呼ばれているとのことです。
やはり見た目がおばあちゃんににているそうです。
この魚を使った鍋料理が、「ばばちゃん鍋」といって地元の住民に食されています。

地方によって、色々な名前が付けられている魚は結構いるんですね。
「オジサン」も「おばさん」も「ばば」も地元で愛されている魚なんでしょうね。
一度は食べてみたいと思いませんか?

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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