ハガキを出して切手代が不足していた時の差額分の料金について
2018.2.3
ハガキを出した時に切手代が不足していた時、そのハガキはどのような扱いをされるのでしょうか。不足分は誰が清算するのかご存知ですか?
はがきの料金は時々値上がりされていますが、そのことを知らずに買っておいたハガキを出すと、料金が不足していたということもあるようです。
自分がハガキをもらった時に切手代が不足していたらどうする?切手代が足りずに出してしまった時はどうしたらいい?そんなお悩みにお答えします!
この記事の目次
ハガキの切手代が不足!どうなるの?
郵便を出した時に料金が不足していた場合、「料金が不足していますよ」という趣旨のことが書かれたはがきも一緒に送付されてきます。
不足金が100円以上になる場合は、手渡しで渡すようになるようです。
はがきが送られてくる場合は、そのハガキに不足分の金額の切手を貼って出すか、はがきを持参して郵便局に行って払うようになります。
手渡しで郵便物を受け取る場合は、そのまま配達員さんに現金で支払うか、不足分の切手を渡すようになります。
ですが、足りない分の金額を払うのが嫌だという場合や、身に覚えのない郵便物の場合は、受け取ることを拒否することも可能ですので、「受け取らない」ということを描いてポストに投函しましょう。
また、100円以上は手渡しと言うのは、地域によっても異なります。
ハガキの切手代が不足していた場合の対処方法
はがきや切手の料金は時々値上がりしていますので、そのことに気が付かずに前の金額と勘違いして郵便を出してしまうこともありますよね。
出してから気が付いて「相手に失礼なことをしてしまった!」と」焦ることもあります。
郵便物の料金が不足している場合は、
- 受取人に郵送されずに差出人に返送される
- 受取人に届けられて受け取った人が不足分を支払う
- 受取人が不在の場合は差出人に返される
- 支払い拒否や受け取り拒否をした場合は差出人に返される
ということがあるようです。
間違えて出してしまった側としては、相手に料金を支払ってもらうのは申し訳ないので、出来れば返送してもらいたいと思いますよね。
ですが、料金が不足していた場合でも、受取人の元に届けられてしまうこともあるようです。
郵便物を出すときは、前もって金額を確認するようにしましょう。
ハガキの切手代が不足するのは値上がりしたからです
1994年以来、消費税の値上げを除いて、はがきの料金が値上げされることはありませんでしたが、23年ぶりにはがきの値上げが行われました。
また、定形外郵便の一部も値上げがされています。
はがきを出す機会の多い人にお話を伺うと、値上げははがきを出す人が減っているので仕方がないことなのではということでしたが、年賀状を出す人も減っていますし、メールやLINEでのやり取りの方が多くなっています。ですが、はがきを自分で書くことには味わいがあり、あえてはがきを出すという人もたくさんいるのです。
そういった人たちにとっては、値上げは痛い話になるかもしれませんが、郵便物の現象や人件費の上昇などを考えると、致し方ないことなのかもしれません。
値上がりしたのはハガキの値段だけじゃない!
ハガキの代金が、値上げされ他時に大幅な値上げだと思った方も多いかと思います。
また、定形外郵便やゆうメールにつきましては、規格内、規格外という2種類の料金が出来ることになり、規格外は値上げになりました。
郵便物を投函する時には、必ず金額が変更になっていないかの確認をしてから出すように気をつけましょう。
確認方法はインターネットや最寄の郵便局でご確認ください。
はがきはいつ誕生したの?
明治の時代に入ると、郵便制度が誕生してきます。
1871年の3月、日本は新しい時代に足を踏み入れました。
その数年後に郵便制度が誕生したのです。
その当時はまだ「はがき」というものはありませんでした。ですから、書状だけで郵便業務が行われていたのです。
歴史の変遷と共に郵便の歴史も始まっていきますが、はがきが誕生するのは、郵便制度が始まってから2年後の1973年の11月19日になります。
これを機に世の中にはがきというものが広がっていったのです。
郵便もはがきも、明治のころに出来た制度になりますが、今でもその制度が受け継がれていることに驚く人もいるでしょう。
日本の歴史を作るうえで、郵便制度やはがきの誕生はとても大きい出来事だったのです。
年賀状も出さない人が増えていますが、年に1回くらいは自分で書いたはがきをお世話になった人も出すのも良いかもしれませんね!
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