神社のお供え物でお菓子はOK?神式のお供えについて解説!
2018.7.4
神社にお供え物をする時は何をお供えすれば良いのかわからないという人もいますよね。神式についてはあまり馴染みが無いという人は、詳しいマナーについてはあまりわからないことだと思います。
神社へのお供えは何がいいの?お菓子をお供えしても大丈夫?
そこで今回は、神社にお供えするものや神社にまつわる豆知識についてお伝えします!ぜひチェックしてみてくださいね!
神社の供え物にお菓子はNG?
職場や家庭に神棚がある場合もありますね。
商売繁盛の願ったり、神仏を信仰したりうやまったりするところにも多いですね。
お供えはしていますか?どんなものをお供えしたらいいのかわかりますか?
正しい作法がよくわからないということもありますね。
まずは基本となるお供えについて紹介します。
神様のお食事とも言えるお供えものです。
「米」「塩」「水」の3つをお供えします。出来ることなら毎日したほうがいいでしょう。
また順番や、置き方にはルールがありますので気をつけましょう。
向かって右側には「塩」、真ん中には「米」、左側には「水」をお供えします。
また順番は、最初に米、次に塩、最後に水となります。
この時のポイントは、重要度の高いものからと覚えるといいでしょう。
米は、神様自身が育てていた作物と言われていますので重要といえますね。
神社のお供え物についてお菓子ではなくコレを供えて!
神様に捧げるお供え物、神饌は季節にあった新鮮なものをお供えしましょう。
お祭りの大きさにより、お供えする量も変わってきます。
お供えるする台は、5台から7台くらいあるといいですね。
お供えするものは、ニオイがきつくないものを選びます。
ネギやにんにくなどは避けましょう。
まずは「米」からみていきましょう。
お米は、1升準備しましょう。
お米を洗ってからお供えする場合や、そのままお供えする場合もあります。
続いて「酒」です。
酒も1升用意します。お祭りが終わった後の直会用にも使います。
次に「塩」・「水」です。
塩は1合、水は1合程度を用意してください。
「魚」も用意しましょう。
やはりタイがいいですが、用意出来ない場合は他の魚でもいいでしょう。魚は尾頭付きのものを用意します。
魚が小さめなら二匹あってもいいでしょう。
また、「野菜類」も用意します。
大根・人参・キュウリ・ホウレン草など時期のものを7種類くらい用意します。
彩りも大事にしましょう。
「果物類」も用意しましょう。
みかん・ぶどう・なし・りんごなど5種類程度用意してください。
最後に「海菜類」です。
のり・ひじき・わかめ・こんぶなども用意しましょう。
神社へのお供え物のお菓子は「神饌」
「神饌」は「しんせん」と読みます。
神様へのお供え物で、海、山、川、野でとれる旬なものをお供えします。
米、酒、餅、魚、野菜、果物などお供えしますが、地域によっても多少違いがあります。
お祭りが終わったあとは、お供えしたものをみんなでいただく会、「直会(なおらい)」があります。
神社にお祓いやご祈願に行く機会もあるでしょう。
参拝の際に、お供え物として御酒やお金などを持参することもありますね。
御酒に付けた熨斗紙や熨斗袋になんて書いたらいいのかよくわからないという話もよく聞きます。
これには、特別な決まりはありません。
多くの場合で、「献酒」や「御神前」と書かれています。
金銭の場合ですと、「(御)玉串料」「(御)幣帛料」「(御)初穂料」などと書くとよろしいでしょう。
神社のお供え物のお下がりで頂いたお米はどうする?
厄払いをした時に、小さな小袋をいただきました。
中には、お米が入っていましたがどうしたらいいのでしょうか?
お札なら飾る、お守りなら持ち歩く・・・。お米は?と悩んでしまいますね。
このお米はありがたくいただきましょう。
普通にご飯を炊く時に、混ぜて炊いていいのです。
神様にお供えした神饌(しんせん)は終了後にいただきます。
神様から分けていただいたありがたいものなので、是非いただいてくださいね。
神社から渡される袋に「撤饌(てっせん)」と書かれていると思いますが、お供えのお下がりのことを言います。
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