警察が突然、民家を訪問する理由について調べてみた!
2018.7.28
家のインターホンが「ピンポーン」。ドアを開けてみると警察が!突然の訪問にビックリするのではないでしょうか。
警察官が民家を訪問するのには理由があります。ではどんな理由で警察官が民家を訪問するのでしょうか。
巡回連絡や捜査活動、逮捕などいくつか理由があるようです。それでは詳しく見ていきましょう。
また、警察官を装った怪しい男もいるようです。一人暮らしの女性の方はご注意を!
この記事の目次
警察官が突然家へ来た!民家を訪問する理由とは?
警察が民家を訪問する理由は、大きく2つの理由がある
警察が民家を訪問するのは【巡回連絡のため】
交番で勤務している警察官は、自分の担当の地区が割り当てられています。
この地区の各家庭を訪問し、家族構成や緊急時の連絡先、警察に対しての要望がある場合はその内容を聞きます。
連絡先を教えておくことで、留守中に火事や空き巣などの被害に遭った場合、警察の方から連絡をもらうことが出来ます。
個人情報を気にする世の中なので、敏感に考えてしまいますが予想外の事態が起こったときの対策として、警察には連絡先を教えておくのが良いとされています。
警察が民家を訪問するのは【捜査活動のため】
内容はさまざまです。
事故や事件がありますが、内容は一概に言えないくらい残念ですがいろいろなことが起こっているのです。
近くでなにか起こったことを知らなければ、突然警察官が訪問してきたら驚くのは仕方のないことです。
しかし、自ら通報した場合以外に警察官が来るのは、だいたいこのパターンなので参考にして下さい。
引越し後に警察が民家を訪問することも!その理由と聞かれる内容とは?
引っ越して間もなくの時期に、警察官が訪問することがあります。
しかし、警戒しなくても大丈夫です。
引っ越してきた住民との連絡が円滑に行われるように、いろいろなことを聞き出します。
巡回連絡といい、犯罪などの事件や予期せぬ災害の防止に役立てます。
対象となるのはすべての家庭と事業所となります。
聞かれる内容としては、家族の人数や名前、緊急時の連絡先、勤務先や連絡先、子供の学校や幼稚園などの内容があります。
警察への要望があれば、この機会に話してみると良いでしょう。
近隣住民とのトラブルや地域で困っていることや不便に感じていることなど、気になったことを相談してみましょう。
要望や相談はしやすく思う人が多いかと思いますが、個人情報や子供の学校などは警察と言えども答えることに戸惑いを感じる人もいるかもしれません。
このように、たくさんの情報を話してそれが漏れてしまったら大変です。
大変では済まないくらい、たくさんの情報を教えることになりますものね。
しかしこの聞いた情報をもとにして、警察官は巡回カードを作成します。
万が一のときに役立ててくれるので、答えた方が良いかと思います。
警察が突然訪問した理由が「逮捕」ということも
その場でなにか問題が起こり逮捕される、現行犯逮捕が一般的ですがそうではない場合もあります。
一般市民にはかなり遠い話のように思います。
警察側でいろいろ下調べが行われ、逮捕状を請求して、逮捕状を見せての逮捕の方法がもう一つです。
逮捕される以前から捜査は始まっているもので、時期が近付いてくると携帯に知らない連絡先からの着信があったり、所在の確認が行われます。
逮捕状にも期限があるので、確実に逮捕するための対策だそうです。
自宅に警察が来た時点では逮捕ではなく、家宅捜索をする段階です。
任意の捜査と、礼状など強制力を持つ場合があります。
捜査への協力を求められたり、関与を質問されたりした場合は、きちんと事実を警察官に話しましょう。
警察が訪問する理由はあるけど、警察を装った怪しい男にも注意!
残念ながら、警察官を装った悪質な人が存在するのも事実です。
警察以外にも、郵便や宅配便、大家さんを装ったケースなどがあります。
例として、近所に引っ越してきた挨拶ですと言われドアを開けると、悪質な新聞勧誘だったなんてこともあるそうです。
本当に日中留守だったので、夜に再訪問ということもありますが、時間帯があまりにも非常識だと警戒した方が良いですね。
今は忙しいので、また後日という旨を伝えてみましょう。
本当に用のある人であれば、日を改めて日中の間に再度来ると思います。
心当たりがない場合は、ドアを開けるのではなくインターホン越しに対応したり、チェーンをかけて対応することをおすすめします。
もし本当に悪徳な人だった場合、一度ドアを開けてしまうとなかなか引き下がってくれないなんてことも実際あります。
不安を感じたり、心当たりがない場合は用心過ぎるかなと思うくらいの対応をしましょう。
実録!警察官が夜突然訪問に来たその理由とは
悪徳な訪問だけではなく、本当に警察官が夜に訪問することもあります。
夜に訪問する際は、巡回連絡ではないですね。
家族が事故に巻き込まれてしまったり、他にもなにか急を要する場合です。
過去の例として、夜に警察官が家に来て、家の塀に夜遅く男の人がしばらく腰掛けていて、気が付いて不審に感じた近所の人が通報してくれたということがあります。
夜になると、外に出る機会も少なくなって外の状況がわからないことが多いですよね。
この場合も、外に人がずっといるなんてことはわからなかったようで、近所の人の通報によって発覚しました。
警察の方から、戸締りの強化と不審者情報があった場合すぐに警察へ通報するようにと話がありました。
この場合、以前に巡回連絡で警察官と顔を合わせていたので、すぐに警察官の訪問だと気付けたようです。
こうして昼夜を問わず、警察官は市民の安全のために活動してくれています。
普段から警察と関わりを持つことで、いざというときにスムーズな対応を行うことが出来るのですね。
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