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キャベツの千切りを簡単きれいに!千切りの基本的な切り方

2018.6.4

お料理初心者にとって難しいのがキャベツの千切りではないでしょうか。
リズミカルにトントンと切りたいところですが、なかなか上手くいかないものですよね。急いで切って、危うく指をケガしそうになった経験がある方も多いはず。
簡単に細く、幅が揃ったキャベツの千切りを目指しましょう。

キャベツの千切りの基本的な切り方と、正しい保存方法などご紹介します。

簡単なキャベツの千切り方法~基本をご紹介

キャベツの千切りをするときには、キャベツの繊維を断つように切ると、食感が柔らかくなり、食べる時の甘みも感じやすくなります。
ゴワゴワの固い食感のキャベツは口当たりが悪いですよね。

美味しいキャベツの千切りのコツ

はじめに、キャベツの固い外葉をむきます。
そして、千切りに使うキャベツは根元部分に切り込みをいれて外側から葉を1枚ずつはがしましょう。
はがしたキャベツを水できれいに洗います。

次にキャベツの芯の部分を取り除きます。芯にそって切り込みを入れて、固い部分を取ります。
そして葉を半分に切り、数枚の葉を重ね、さらに半分に切ります。
まな板の上に繊維が横になるように重ねて、巻くようにして左手で押さえます。

左手でしっかりと押さえて、端から1mm幅くらいになるように細く切っていきます。切ったキャベツをしゃっきと仕上げたい場合には、水に2~3分くらいつけておいても良いでしょう。
食べるときには、しっかりと水気を切って、お皿に盛って下さい。

キャベツの千切りを簡単にしたいなら切れ味の良い包丁を使う

キャベツの千切りをする前に!

包丁の切れ味によっても、千切りのやりやすさが変わります。

初心者であっても切れ味の良い包丁を使うことが大切です。
切れ味が良いと、指が切れてしまいそうで怖いと思う方もいるかもしれませんが、切れ味の悪い包丁を使うほうがよっぽど危ないのです。
切れ味の悪い包丁を使っていると、切る時に必要以上に力が入ってしまい、もし指が切れてしまった場合にも、刃が奥まで入ってしまう危険があります。

切れ味の良い包丁の場合には、もし指が切れてしまっても深く行く前に手が止まるでしょうし、傷になってしまった場所も変な切り方にはなっていないので、傷の治りも比較的早いのです。

包丁の切れ味を保つためには、包丁を研ぐためのアイテムが必要です。
昔ながらの砥石は使うのにコツがあり、初心者には難しいものです。
今はもっと簡単に研げる商品もあります。
包丁を入れると、ローラー式の砥石があって、その中で包丁を往復させることによって包丁を研ぐことができます。
また、シャープナーと言って、包丁を簡単に研ぐことができるものもあります。
ホームセンターなどでも手軽に手に入り、お値段もそれほど高いものではないので、何か一つご家庭に置いておくと便利です。

食事の準備も簡単に!キャベツの千切りの正しい保存方法

キャベツの千切りが余ってしまったら?

キャベツの千切りを多く作りすぎてその日のうちに食べきれないという場合もありますよね。
キャベツの千切りの保存は冷蔵庫で2~3日くらいです。

丸ごとのキャベツや、スーパーでよく売られているような半分のキャベツだと、冷蔵庫で1週間くらいは持ちますが、千切りにしてしまうと、空気に触れる面積が多くなるので、その分傷みやすくなってしまうのです。

千切りのキャベツの保存には、お皿に入れてラップで覆って保存する場合が多いと思います。
キャベツの鮮度を保つ保存方法としては、ボウルなどに水を入れ千切りキャベツを水につけておくと、そのままの状態よりも鮮度を保つことができます。
この場合、水は必ず1日1回は変えて、2日以内には食べるようにして下さい。

また、千切りキャベツにレモン汁を少量混ぜてからラップをして保存する方法もあります。
レモン汁がキャベツの酸化や変色を多少防ぐことができます。

レモン汁を掛けているので、食べるときにはサラダがおすすめです。

キャベツの千切りは食べる分だけ、その都度切った方がもちろん美味しいですが、食べきれなかったという場合には試して見て下さい。

キャベツの千切りを使ったナムル風の和え物

キャベツと小エビのナムル風和え物

キャベツもたっぷりと食べられて、おかずにもおつまみにもぴったりなレシピです。

材料4人分

  • キャベツ…半玉
  • 小エビ…大さじ3
  • かつおぶし…大さじ3
  • ごま油…大さじ2
  • しょう油…小さじ1
  • 塩…少々

作り方

  1. キャベツ半玉は千切りにして、ザルに入れ上から熱湯をかけておきます。千切りは多少太くても大丈夫です。
  2. しんなりしたら、ザルで湯切りをしてボウルに移します。
  3. 2に小エビを入れて混ぜます。
  4. 3にかつおぶしを入れて全体的に混ぜて、ごま油としょう油、塩を合わせて完成です。

湯通しはキャベツがしんなりさせたいので、熱湯をゆっくりと掛けると良いでしょう。
小エビやかつおぶしからもダシがでるので、塩分はそんなに多くなくても美味しくなります。

生のキャベツの千切りだと、食べられる量もそれほど多くは食べられませんが、しんなりさせるとたくさんの量をいただけます。

千切りに向いているキャベツはこんなキャベツ

キャベツを選ぶときには、全体的に鮮やかなグリーンなもので、葉にハリがあり切り口が変色していないものを選びましょう。
切り口が赤っぽく変色しているものは、収穫した後に時間が経っている証拠です。
冬キャベツの場合には、手にとってずしりと重いものが良いでしょう。

また、千切りをスライサーを使って切るという方もいると思います。
スライサーを使う場合には、葉にある程度硬さがないとスムーズに切れないので、葉が柔らかい春キャベツはスライサーよりも包丁で千切りにした方が良いでしょう。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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