ゴールデンハムスターの寿命が近づいたときに見られる症状とは
2018.7.25
どんな命にも必ず寿命があります。あなたが今飼っている可愛いゴールデンハムスターも同じ。悲しいことですが受け入れるしかありません。
では、ゴールデンハムスターは寿命が近づくとどんな症状が見られるのでしょうか。症状が出た場合のケア方法とは?平均寿命は?
平均寿命については個体差があるようです。ただ飼育しだいでは長生きするかもしれませんよ!
この記事の目次
ゴールデンハムスターの寿命が近づいた場合の症状は?
遊ばなくなる
ハムスターは夜行性ですので夜に活発に回し車や玩具をカチャカチャならして遊んでいたのが遊ばなくなります。
睡眠時間もながくなり、巣箱で過ごす事が多くなります。
食欲不振
歯が弱り、餌の量が減ります。
餌を柔らかくするなど工夫が必要です。
そして亡くなる間際には餌にも手をつけなくなりますが、中には本能的に餌を食べ続けるハムスターもいますが、良くみると上手く食べれていなかったりします。
最後はゆっくり安心した環境でいてほしいですよね。
寿命が近づいてきたなと気づいたら、餌や室温管理、部屋のなかの障害物になるものなどは取り除いてストレスのない環境にしてあげる配慮が必要でしょう。
ゴールデンハムスターの寿命かも?症状が出始めたときのケア方法とは?
体温調節
老化が進んだハムスターの適切な温度は22~24℃です。
老化が進むと新陳代謝が悪くなり体温調節ができなくなります。
そのため体温が下がりやすくなるので、エアコンの他に直接温めてあげられるペットヒーターを設置してあげるといいでしょう。
食事内容
活発性がなくなるので、若いときと同じ餌を与えてしまうと太ってしまい健康被害を及ぼします。
また消化器官の働きも弱くなり、食事の量が選りますので、栄養のあるものや、柔らかくするなど工夫してあげましょう。
ハムスターには猫や犬のように専門動物病院がなく、また体も小さく病気や廊下の進行も早く気がついたときには手遅れになってしまうことがあります。
あらかじめ、何かあった時に診察してくれる病院をチャックしておくのもいいですね。
ただ病院の先生もやれる事は限られてしまうのが現実です。
ゴールデンハムスターの寿命の症状が出始めたたら、移動しやすいようゲージ内をレイアウトしよう
最後くらいは好きなものを与えて好きなように生活して欲しいものですよね。
ですが、それは返ってハムスターを苦しませることになりかねます。
闘病中であれば、何か合併症を起こしたり、さらに痛みなどを与えてしまうことになりますので、最後まで餌には十分に注意してあげましょう。
体の動きが悪くなる事により、ケージの中を移動しやすくしてあげましょう。
餌や水飲み場の位置を低くしたり、トイレができなくなったら外してあげてもいいでしょう。
だいたい、トイレのあった周辺にすることが多いのでゲージの中を定期的にチャックし衛生的にしてあげましょう。
回し車はほてった体を冷やしたり、平らなところを好むので取り除かないほうがいい場合もあります。
ハムスターの状態を確認してから判断しましょう。
ゴールデンハムスターの平均寿命は?
ハムスターの寿命はハムスターの飼い方の本には2~3年と書かれています。
中には4年生き延びるハムスターもいますよ。
ですが、飼い方次第ではせっかくの命を無駄にしてしまうこともあります。病気や何か原因があるなら仕方ありませんが飼育方法に問題があっならそれは悲しいですよね。
責任持って最後まで適切な飼育法で育ててあげましょう。
私の可愛がっていたハムスターは今はもう亡くなってしまいましたが、3年8ヵ月ともに過ごしました。
生き延びてくれたほうだと思います。
比較的メスよりオスのほうが長生きするとも言われていますが本当のところはわかりません。
ハムスターを飼うときにいつ生まれた子かチャックするのもいいですね。
ゴールデンハムスターの寿命を少しでも長くするには?
安心できる環境
ゲージの広さ、や衛星面、騒音、、ハムスターはストレスに弱い生き物ですので、快適な暮らしができるように心がけてあげましょう。
ハムスターが好きな回転車はなるべく設置してあげましょう。
運動して肥満の改善やある程度の運動をして健康に保つのにも回転車は必要です。
子供はハムスターを触りたがりゲージに手を入れて触ったり持ち上げたり、長時間抱っこしていたりしてしまいがちです。
ハムスターの中には触られるのを嫌がるハムスターもいますので、ストレスになります。人に慣れているハムスターでも長時間抱っこは避けて、触るときもむりやりではなく優しくさわりましょう。
夜行性ですので人間が起きている時間帯に寝ていてなかなか触れず、寝ているハムスターを強引に起こしたり触ったりするのはやめましょう。
栄養状態
昔に比べるとハムスターの餌やお菓子もずいぶんと種類が増えています。
一般的にハムスターはペレットを食べ、種子類や野菜、フルーツを組み合わせてバランスよく栄養を与えてあげましょう。
あげすぎは肥満、病気になり寿命を縮めさせてしまい可能性がありますので気をつけましょう。
ハムスターが好んで食べるヒマワリなどの種子類は油分が多いのできをつけましょう。
良かれと思ってやっていることがハムスターにとってはよろしくない事もたくさんありますので飼育法を見直しましょう。
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