子供が保育園でストレス?ママが知りたい子供のストレス
2017.12.27
子供は毎日預けられている保育園でストレスを抱えていることもあるのです。
忙しくしているお母さんはそのストレスに気づいてあげているでしょうか?
そこで、保育園によって子供が受けるストレスについてご紹介致します。
この記事の目次
保育園によって子供が受けるストレスとは
家ではこれまで自分の思い通りに自由に過ごしてきた子供も、保育園や幼稚園に行くようになると「我慢」をしなければいけなくなりますよね。
例えば、自分が遊びたいおもちゃも友達に譲らなくてはいけなかったり、スケジュールによって時間が決められたりするのです。
しかし、子供にとって「我慢をする」ことは成長にも繋がります。
そして、友達と遊ぶ楽しさを学ぶのです。
ただ、そのようになるまでが、ストレスを強く抱えてしまうことになります。
このようなストレスは、入園前までは家庭によって自由に過ごしてきた子供ほど強くなります。
ですから、お母さんはお子さんが社会に出たことで、毎日頑張っていることを受け止めてあげましょう。
それから、聞き分けの良いお子さんの場合は、家でも園でも「おりこう」でいなきゃと頑張り過ぎてしまいます。
このようなお子さんの場合は、思いっきりストレスを発散して、息抜きができる場所や時間を作ってあげましょう。
保育園ではストレスを抱える子供が多数いる
保育所に預けられるようになった子供の血中のストレス値を調べてみると、家に居る時よりも保育園に居る時の方が、大きくストレス値が増加していることがわかりました。
これは、保育園での在日数が多くなるにつれて次第に減っていくのですが、半年を過ぎても家に居る時よりもストレス値は高いそうです。
周りからは楽しそうに見えている園児でも、保育園に居る時のストレス値は高くなってしまうようです。
馴染んでいるように見えていても、少なからずストレスを抱えているのですね・・・。
また、やはりどんなに上手な保育士さんだとしても、自分の母親にはかなわないのです。
これは、集団保育という中では、どうしても一人一人の園児に目が行き届かない現実があるからでしょう。
もちろんケガや病気、園児同士のトラブルには対応するように必死ですが、なかなか心の内側までには気が付けないこともあるのです。
子供の保育園でのストレスに対してママができること
保育園にいってママと離れる時に、まるでこの世の終わりかのように号泣してしまう子供もいます。
これは本当にママが好きなのと、ずっとママと一緒に居たいから泣いてしまうのです。
親子の絆とは本当に深く強いものなのです。
保育園では先生を一人占めすることもできませんし、おもちゃも1人で独占することもできません。
おやつや給食だって時には嫌いなものや食べたくないものを出されます。
このように保育園の集団生活では、我慢をすることが多いのです。
ですから、保育園ではおりこうにしていても、家ではワガママ放題な子供はそれで問題ないのです。
これはママの前では甘えて、思いっきりリラックスしている証拠なのです。
だから、ママとの別れ際に号泣してしまうのです。
ママもこれから頑張る子供の気持ちを受け止めて、「一緒に頑張ろうね!」と元気にお別れしてあげましょう。
子供のストレスを発散させてあげること
自分のストレスに対して訴え上手な子供は、ストレスになる怒りや不安をお母さんにぶつけます。
でも、これは精神的な回避になるのです。
逆に、自分自身の怒りやストレスを自分にぶつけてしまい、自分の頭を叩いたりするようになるのは自傷行為です。
こうなってしまうととても心配です。
急に大きな声を出したり、泣いたりする。
急に怒り出して、お母さんを叩いたりする。
これはうまくストレスを発散しているので、落ち着くまで見守ってあげましょう。
お母さんは、もっと上手に全身で暴れられるようにリードしてあげるのもいいですね。
そして、お子さんのストレスに対して理解し、慰めてあげましょう。
もしかしたら、お子さんから自分の本当の気持ちを聞き出すことができるかもしれませんよ。
今どきのママを見た!保育士さんの驚きとは
今やネットや雑誌で何でも知ることができるので、今どきのママはすぐにたくさんの情報を得ることができます。
しかし、保育士さんに聞いてみると、今どきのママは「生身の赤ちゃん」に慣れていないそうです。
核家族が増えていて、ママ自身も兄弟がいないで育っていると、どのように赤ちゃんを育てていいかがわからないのです。
赤ちゃんがどのようにして言葉を覚えていくのかもわからないため、赤ちゃんに話しかける保育士さんに驚いたりするそうです。
まだ言葉がわからないから話しかけても意味がないと思ってしまっているんですよね。
そして、赤ちゃんのことは可愛いのだけれど、大人の思うようにならないことにストレスに感じてしまっているのだとか。
実際の子育ての大変なところの情報が伝わっていないのかもしれませんね。
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