就職の面接で家族構成を聞かれた場合の答え方と対処法
2017.12.27
家族構成について就職の面接でいろいろ聞かれた時には、正直に全てを話す必要?と感じることはありませんか?
聞かれた時答えたくない場合は、どんなふうに答えれば良いのでしょうか?
ここでは、答えたくない時の対処法などについてご紹介します。
この記事の目次
就職の面接で家族構成を聞かれた場合はどう答えるべき?
就職の面接で家族構成を聞かれることがあるって聞くけど、どんなことを聞かれるのだろう?と思いますし、就職するのは自分なのに家族のことを聞くのは、どうして?またどう答えるべき?と戸惑いますよね。
もし何の問題もなくスムーズに答えられるような家族構成の場合は、なんの問題もありませんがいろんな諸事情により、正直に答えたくない場合はどのように対処し答えれば良いか困ってしまいます。
もし大手企業の場合なら、家族構成がきちんとしてないと不利になることもあるようです。
そんな時には嘘をついてしまうことで、あとあとバレないかと不安になることもありますよね。
しかし、自分がこの会社で働きたい意思を伝え、家族構成と仕事は関係ないことを伝えることが重要なポイントになります。
今の時代、家族の情報も個人情報となります。厚生労働省の指針でありますので、もしあまりにも面接官がしつこく聞いてくるようなら、違反していることをはっきりと告げることも必要です。
なぜ就職面接の時に、家族のことを聞くの?
就職面接の時に面接官が家族について聞く意図には、どんな両親のもとで育ちその環境はどんなものかを知るひとつに過ぎないことなのですが、人によっては家庭環境を言いたくない場合もありますよね。
そんな時には無理に言う必要はなく、普通の家庭で育ったと言っても良いでしょう。
大手企業や警察官などにはごまかしはきかないこともありますが、一般的な民間企業の場合は、正直に全てを伝える必要はないと思います。
育った環境はもちろん大切なこともありますが、大事なのはこれから自分が会社でどのように成長していくことが重要なカギとなるわけですから、面接で言いたくないことは伏せておきましょう。
家族構成を聞かれて一番答えてはいけないことは、家族の悪口や愚痴など批判することです。これは聞く方も気持ちの良いものではありませんし、あなたにとってのマイナスイメージになることでしょう。面接で言うべきことではありませんので、絶対に言うのは厳禁です。
就職の面接で家族のこんな質問には話す必要はないことを伝えよう
自分が受けたい企業の面接では、どんな質問をされてもきちんと答えようと思う方も多くいるかと思いますが、家族についても質問事項で聞かれても答える必要のないものも実はあるんです。
その例をご紹介します。
- 家族の職業や両親の勤務先
- 両親の本籍地や出身地
- 産まれてからずっと現住所に住んでいるかどうか
- 住居とその環境に関する質問事項など
これらのことについては、正直個人情報となる為、話す必要はないことを一言伝えましょう。
ですが、そんなことを言うと、落ちてしまうのではないかと思いますし言った方が良いのでは?と受かりたい気持ちから言ってしまう場合もあります。
しかし、このような聞き方は結果的に差別につながるおそれがあります。
特に本籍地や、両親が外人の場合などは公正な採用選考がされない場合があるので、聞かれた際には話す必要はないことを伝えましょう。
面接で家族のことを聞くのはリラックスさせる目的もある
家族構成について答えるべきではない内容には、答えなくてもよいことを説明してきましたが、全てが悪いことばかりではなく、中には緊張をほぐす為に話が盛り上がるプライベートの質問事項のひとつとして家族構成などを聞く企業も中にはあるようです。
これは学生主体の面接に多いようです。
面接官が一番知りたいのは、家族との関係性やコミュニケーションなどを判断材料に考えており、家族構成よりも、学生との会話から得られる価値観や考え方、性格、人柄といった人間性を知りたいと考えている面接官もいるのです。
なので、家族のことをどうこうではなく選ぶ際には学生本人の魅力を重視して採用していることもあるのです。
面接で自分に合う企業、合わない企業を見極めることも必要
面接で家族構成や両親の職業などを聞かれ、採用に繋がるのであればと言いたくない家族の情報を言ってしまい、その結果不採用に、という結果になってしまうと今後言いたくなくなります。
私も実際に面接で家族について聞かれ、採用になるのであればと思い根掘り葉掘り聞かれたことに答えた結果、不採用で履歴書が返送されてきた時に、なんでも正直に言うべきではないと思い、次の面接からは言うのを辞めました。
何でこんな質問をするの?と思った時点で正直、この会社に不信感を抱いてしまうことはあるかもしれません。
あまりにも家族の情報を聞いてくるような会社であれば、その時に自分に合う企業、合わない企業を見極めることもできると考えましょう。
採用になったあとで後悔するよりも自分で見極め断ることも悪いことではありません。
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