高校の推薦で志望理由はどんな事を書けばいい?書き方について
2018.2.8
高校の推薦で志望理由を書くときにはどんな内容を書いたらいいのか悩みますよね。
また書くときに気をつける事や、やってはいけない事はあるのでしょうか?
そんな志望理由を書くときの注意点や、書き方についてをご紹介していきます。
この記事の目次
高校の推薦!志望理由を書くのはどうして?
推薦入試の際には志望理由書が必要になります。
この「志望理由書」とは、推薦入試・AO入試を受ける際に、志望先の学校に提出する書類です。
この書類に書かれた志望理由や志望動機を見て、志望先の学校は、受験者の基礎的な教養の程度や、潜在的な資質、適性、学校側が求める学生像への適合性などを判断し、合否決定の材料としています。
そのため、「志望理由書」は、自分をアピールする大切な武器となります。
学校内で高い評定平均値を持つ人でも不合格になったり、高校での評価があまり高くない人が合格するといったケースは、「志望理由書」が大きく影響していると考えられます。
それだけに「志望理由書」をどのように書くのかはとても大切です。
ポイントは、志望する学校に入りたいという熱意を表すことがです。
当然ですが、乱雑な字や幼稚な表現はNGとなりますので、乱雑な字にならないために、しっかりと机に向かって、丁寧に書くように心がけることが必要です。
そもそも「字が汚い」という人は、本屋さんに行って文字の練習用のテキストで練習することも必要かもしれません。
志望校が決まっていない段階でも、学部・分野の志望理由は準備可能なので、志望している学部や分野がはっきりしているのであれば、志望理由だけからなる志望理由書を、まずは600字程度で書いてみましょう。
高校の推薦で志望理由を書くときのポイント!
高校の推薦入試の志望動機でアピールしたいポイント
高校の推薦入試の倍率は、大学入試に比べればそれほど厳しいものではありません。
少子化の影響もあり、ますますその傾向が強くなっているといえます。
このような状況で、無理に個性など主張する必要はないのかもしれません。
当然ながら、しっかり自己ピーアルすることは大切ですが、そこにあっと驚くようなエピソードを盛り込むことはよりも、真剣に高校進学を考えていることをアピールした方が良いでしょう。
頑張ってきた部活動や生徒会活動などを中心に将来の夢や高校入学後の目標などを書きましょう。
高校の推薦入試の志望動機のアピールポイント
志望動機には、自分が高校でやりたいことを必ず書きましょう。ただし、その『やりたいこと』も、他の高校でもできるような内容では良くありません。
大切なのは、その志望校でなければならないということのアピールです。
そのためには、志望校に関する知識が必要になります。
パンフレットを取り寄せたり、可能であれば高校へ見学に行きましょう。
文化祭や学校説明会、進路相談会など積極的に参加し、情報を集めましょう。
高校の推薦で志望理由を書くときは将来まで考えよう!
応募段階では、基本的に志望動機と中学で頑張った部活や生徒会活動などを中心に書いていきます。
志望動機に漠然としたイメージを書いても、相手の心を打つことはできません。
将来の夢や、その高校で何をしたいのかを具体的に書くことが必要になります。
そこで、大切なポイントをまとめてみました。
志望する高校のパンフレットやホームページに大きく書かれいてるアピールは見逃さない
悪い例・・・自然に囲まれたのびのびとした校風、施設環境等
環境よりも、やりたいことを明確にすることが大切です。もしも先輩等の知り合いがいれば、その人が言った良いところを盛り込むことで具体性が増します。
良い例・・・先輩や学校パンフレットによれば語学授業・先生、留学が充実していることがわかれば、世界で活躍する薬学研究者になりたいという夢を上げ、そのため高校では将来に向けて語学に打ち込みたいなど
ここで大切になるのは、自分のやりたいこと、そこから将来までのビジョンをしっかり考えられていることです。
将来の目標と、中学までに頑張ってきたこと、その高校で取り組みたいことの繋がりを明確にすることが大切です。
高校推薦!志望理由がしっかり書けたら面接に備えよう
高校受験の面接前には、多くの中学生が面接の時の答えに悩みます。
しかし、大切なのは答えよりも、第一印象ということを知っておきましょう。
大げさに言うと、髪が茶色で服装のだらしない生徒が質問に対してどんなに素晴らしい答えをしても合格は難しいのです。
逆に、言いたいことが多少まとまっていなくても、しっかりとした身だしなみで、ハキハキ話すことができると面接官に与える印象はとても良くなります。
- 声の大きさ
- 話し方はハキハキしているか
- 表情
- 背筋がしっかりと伸びているか
- 相手と目を合わせて話せるか
- マナー、礼儀ができているか
まずは上記の6つの点を意識しましょう。
そして上記の6つの点ができてから面接で答える内容を意識しましょう。
実はほぼすべての高校入試の面接で聞かれる質問があります。それは志望動機です。
志望動機には、「絶対この学校じゃないとダメだ」という強い思いをこめましょう。
面接官の先生だって、曖昧な志望動機の生徒ではなく、絶対にこの学校に入りたいという生徒に入学してほしいと思っているものです。
ぜひ受験生にはこの6つをまずは試してほしいです。
高校の推薦で志望理由を書くときに気をつける事
知らないうちに書いている、上から目線な表現に気づくことが大切です。
志望理由を書くときに、学校の良いところを書くつもりが、自分が学校を評価するような書き方になることがありますので、十分気をつけましょう。
上から目線の悪い例
- 緑豊かなキャンパスが魅力的だ
- 留学制度もあり、ここならきっと充実した学生生活を送れると確信している
- 私はここでしか学べないと思った
- 私は将来○○になりたいため、この高校が一番私に合っていると感じる
などが、微妙に上から目線になってます。
また、なりたい職業があってそれを志望動機にしている場合、その職業について詳しく調べることが大切です。
白衣の天使に憧れて看護士を目指す、子どもが好きだから保育士になりたい、など表面的な部分だけでなく、その職業の厳しい側面や社会的な問題点にも目を向けることが必要です。
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