車のサイドブレーキのランプがつく原因や気をつける事!
2018.4.9
車のサイドブレーキのランプが点灯…。サイドブレーキを戻すのを忘れている場合が多いですが、その他の事が原因の可能性もあります。
サイドブレーキのランプが光るときには、どんな可能性があるのでしょうか?
見逃すと危険なことも多いので、ランプが点灯していないかしっかり確認しましょう!
この記事の目次
車のサイドブレーキのランプが光る原因は?
サイドブレーキのランプが光る原因・・・。
それはサイドブレーキの戻し忘れではないでしょうか?
初心者に多いミスですよね?
これは、数キロ程度なら、サイドブレーキを引いたまま運転しても、特に問題はないのですが、10キロを超えると・・・ブレーキオイルが高温になって沸騰してしまうかもしれませんよ!
沸騰すると、蒸気で気泡ができてしまい、ブレーキを踏んでも効かない!なんて事が!
また、センサーの故障かもしれませんね。
リサーバータンクのキャップにブレーキオイルの残量を計測するセンサーが通っていますが、オイルの残量が減ると、センサー周りの水面が低下し電流が流れてブレーキ警告灯が点灯する仕組みになっていますよ。
そして、ABSが故障した場合、「ABS警告灯」が点灯しますが、その時にブレーキ警告灯も同時に点くことがあります。
車のサイドブレーキのランプが光るのはブレーキオイルの不足?
ブレーキ警告灯が光るのは・・・ブレーキオイルが不足している場合もありますよ!
ブレーキオイルが足りないと、とても危険です。
もし、サイドブレーキを引いていないのに、ブレーキ警告灯が点灯し続けた場合は、車を安全な場所に停車して、ブレーキオイルの残量を確認してください。
このブレーキオイルが減る原因は、通常の場合、消費されて減るという事はありえないので、減るという事は、ブレーキ系統に異常がある事が考えられます。
ブレーキパッドは摩耗すると、ブレーキオイルの液面が下がってきます。
制動力が低下し、ブレーキがきかなくなる危険もありますよ!
もし、ブレーキをかけた時に「キーキー」という音が聞こえてきたら、ブレーキパッドとブレーキオイルの交換をしてください。
また、ブレーキオイル漏れを確認したら修理をしてくださいね。
昔は車のサイドブレーキのランプに気づかなかった?
昔はサイドブレーキをしたまま、何キロも走行してしまった!
なんて事をよく聞きませんでしたか?
私も、昔同じ経験をしました・・・。
しかし、このような話を聞く事がなくなったのは・・・今は車に警告灯が装備されているからです。なので気が付かないなんて事が少なくなりました。
この警告灯があると、助かりますよね!
では、警告灯について説明します。
警告灯は、運転席からチェックできる位置に設置されていて、エンジンをかけた時にすべて点灯し、数秒たつと消えるようになっています。もし消灯せずに常時点灯していると異常です。
警告灯には、様々な色があります。これは国際規格(ISO)で決められています。
- 赤色・・・危険
- 黄色・・・注意
- 緑色・・・安全
- 赤色・・・高温
- 青色・・・低温
- ヘッドライトのハイビーム・・・青色
赤い警告灯が点灯していたら、危険な状態です。車を安全な場所に停車して確認してください。
車のサイドブレーキのランプがつく前にオイルの交換をしましょう!
趣味がカーレースなんて人でなければ、そんなに頻繁にブレーキフルードを交換する機会はないでしょう。
乗用車の場合、車の種類によって違いがありますが、だいたい800~1000mlが交換量の目安です。
しかし、劣化している状態のブレーキフルードに、新品のものを混ぜ合わせる使い方はおすすめできませんよ。
全て新しいブレーキフルードで充填させる全量交換がおすすめです。
乗用車のブレーキフルードの一般的な交換時期は3~4年と言われています。なので、車検を通す際に対応してもらえるケースがほとんどでしょう。
しかし、運転状況や車の状態によっては、もっと早いタイミングでの交換が必要になるでしょう。適切な交換時期を見定めるには、目安を知りたくないですか?
その目安は、フルードの色です。新品は鮮やかな黄色ですが、劣化すると、茶褐色でよどんでいますよ。
気をつけよう!車のランプを確認しましょう!
いつもは点灯していない警告灯がついていても・・・それでも見落としてしまう人が多いのではないでしょうか?
もし、警告灯が点灯したのなら、お店なので、チェックしてもらいましょうね。
- SRSエアバッグ警告灯
エンジンをかけた時には点灯していますが、一定時間で消える事がほとんどですよね?しかし、点灯していたり、いつまでも消えない場合は、エアバッグに異常が!すぐに、修理しましょう。
- 充電警告灯
これが点灯した時は、オルタネーターなどの発電、充電装置に異常があります。すぐに修理を!
- ABS警告灯
ABSが作動しているときに点灯することがあります。しかし、常に点灯している場合はABSのシステム自体の異常が考えられますよ。
突然急ブレーキがかかったり・・・その反対でブレーキが作動しなかったりすることも!
以上の警告灯が点灯していたり、いつまでも消えないような場合は、お店でチェックや修理をしてもらいましょう。
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