メダカの水槽をキレイに掃除!手順やカルキ抜きについて
2018.2.13
メダカを飼っていると、泳いでいる姿を見ているだけで癒されますね。
メダカにとって水は命ともいえる大切なものです。
メダカを健康に長生きさせるために、水槽の掃除や水かえはとても大事な事なんです。
長い期間放置しておくと、水槽はどんどん汚れていきますね。水槽の壁にこびりついたり、緑色のものが付着したり・・・。
水槽の掃除の仕方をみていきましょう。
この記事の目次
メダカの水槽の掃除の仕方を紹介します
メダカが病気になってしまった場合の、水槽の大掃除の方法
メダカが病気の時は、水槽の中の菌が増えている場合が多いです。
なので水槽の中の水を取り替えて、掃除をする必要があります。
病気のメダカは他のメダカにうつらないように離しましょう。
メダカを移動させます
水温調節をして、カルキ抜きをした水に移動させます。
水槽をきれいに洗います
中の水は全部捨てて、砂利や水草なども取り出してください。
砂利はかき混ぜるようにして洗います。水槽はスポンジなどを使ってキレイにしますが、洗剤は使わないでくださいね。
洗った水槽は日に当てて殺菌できるといいですね。
水槽をセットします
水槽に砂利や石を戻してカルキ抜きした水を入れてください。水草を戻したら終了です。
水温を確認して、健康なメダカだけを戻します。
また水槽内が白濁した場合も、掃除の必要があります。
メダカの水槽の床掃除も大切です
床掃除の仕方を紹介します。
メダカを他の入れ物に一度移動させます。水槽の中の、飼育水をバケツなど容器に移し替えます。
飼育水をバケツに移しかえる時は、網目の細かいものを使って水をこすことで、小さなゴミなどを取り除くことがことが出来ます。
床材の掃除は、水槽に水道水を3センチほど入れます。
その状態で水槽を揺らして溜まっているメダカの糞やゴミを浮き上がらせて、浮いてきたら勢いよく捨てます。
5回も繰り返すと、ほとんどキレイになくなっていますよ。
私の場合は一ヵ月に1回~2回の頻度で行っています。
ですが気温の低い冬場は、刺激を与えないように回数を減らします。
メダカにとって水は命!水槽の掃除が終わったら水換えしましょう
水槽の水換えの方法を紹介します。
水換え用の水を用意します。
水道水のカルキを中和するために、一晩水を置いておきます。
急ぐ場合は、専用の中和剤があります。
ポンプを使って、水槽の水を3分の1くらい抜いていきます。
間違えてメダカを吸い込まないよう注意してくださいね。
目が細かい網を使って、ゴミなどをすくい取ります。
網はゆっくりと動かすようにしてくださいね。
壁の汚れが気になるようでしたらふき取ってください。
カルキ抜きをした水の水温を確かめてから少しずつ入れていきます。
水換えをする時に大事なことは、古い水槽の水と新しい水の水温を同じにすることです。
水を抜くポンプは手作り出来ます。
灯油用ポンプの新品を用意します。口の部分にガーゼをあてて、輪ゴムなどで強くとめます。
メダカにとって水は大事です。
水が汚れていると命の危険もあります。
糞や餌の食べ残しなどで水は汚れていきますので、キレイな水質を保つようにしてください。
メダカの水槽の汚れの原因は?
水が緑色をしていたということはないですか?
コケこそがランソウ(藍藻)です。
シアノバクテリアとも言われます。
濃い緑色で、水槽内に広がっていきます。
とても成長が早いのであっと言う間に広がります。またニオイや毒素も出しますので困ったものです。
放っておくと、どんどん増えて掃除も大変になってしまいますよ。
このランソウが繁殖していると、飼っている魚たちに影響が出てしまいます。
時に熱帯魚のような敏感なな魚は環境が悪いと死んでしまいます。
気が付いたら早めに掃除してあげましょう。
水槽の壁にも気が付いたら汚れが付着していますよね。
これもコケの一種なんです。茶ゴケやケイソウがあります。
水質が安定していない頃に出やすくなっています。水質が安定するとあまりでませんが、出た場合は、日に当てることで自然と消えていきます。
水槽のカルキ抜きの方法や時間について
一般的なカルキ抜きの方法は、水を汲んでおいてしばらく置いておくという方法ですね。
室内の場合なら2~3日放置し、室外の場合なら日光に当てて6時間以上放置すると言われています。
地域によっては塩素の濃度が濃かったり、季節によっても違いはあると思います。
置いておく時間がない場合は、塩素の中和剤も販売されていますので使うのもありですね。すぐに使うことができますので便利ですね。
カルキ抜きで煮沸する場合
煮沸するとカルキがトリハロメタンになって蒸発するといいます。ですが長い時間沸騰しないといけないそうです。
沸騰すると、水の中に含まれているミネラル分も破壊されてしまいます。
ビタミンCを入れる方法
ビタミンCを入れると塩素を中和するそうですが、大量に入れればいいというわけでもないので、なかなか難しいといいます。
ですのでやはりオススメなのは中和剤を使うか、水道水を汲んでおいて放置しておくというやり方にたどりつきます。
またオルトリジンなどの試薬を使うと、残留塩素を調べることが出来るそうです。
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