固定電話を解約するとどんなデメリットがあるの?必要性とは!
2018.2.15
携帯電話が普及した現在では、自宅に固定電話はないと言う若い世代の人も多いかと思います。
しかし固定電話を解約すると、以外にもこんなデメリットがあるようです。
それにはどんなことがあるのでしょうか?
ここでは、固定電話があると便利なことや必要性について、調べまとめてみました。
固定電話に対する意識は変わりつつある現代社会においての必要性を、今一度考えてみましょう。
この記事の目次
固定電話を解約すると、どんなデメリットがあるの?
固定電話を持たないことで考えられるデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。
- 社会的な信用に影響がある
- FAXが使用できない
- 携帯電話は通話料が高い
- フリーダイヤルが使えないことがある
- 災害があった際の連絡手段が減る
- ローン審査への影響
などがあります。
特にローン審査では年収などのほか、固定電話の有無も影響することがあります。
年収・勤続年数は当然ですが、固定電話があるとプラスに働く可能性があるのです。
携帯電話が無かった時代、もしくは普及率が低かった時期では、何かあったときに連絡が取れないことは大きなマイナスです。
固定電話が無いというだけで、門前払いされてもおかしくなかったのです。
現在は、携帯電話を連絡先として記入することも当たり前になり、本人確認も携帯電話が利用されています。
しかし、審査基準は基本的に秘密なので融資する側にしかわかりません。
もし、審査に通るかどうかギリギリのラインだった場合、固定電話の有無によって明暗が分かれることも考えられるのです。
固定電話のデメリットとは?こんな人は解約した方がいい?
固定電話を持たない、解約した方がいい理由にはどんなことがあるのでしょうか。
昔は、固定電話の権利を取得するためには8万円近い出費が必要でした。
回線の整備が行き届いた今は、高額な費用も必要ないため、その点ではデメリットは大きくありません。
ただ、固定電話をつけていても実際にはほとんど利用していない場合は解約して、携帯電話だけにしても問題はないでしょう。
そのほか、固定電話が不要だと思われる要因は、次のようなものが考えられます。
引っ越しの際に手続きが面倒。また、引っ越しすると番号が変わってしまう。遠方の引っ越しだと手間もかかり、番号が変わると変更の知らせに手間がかかったり、自分で覚えるのもめんどうです。
また、固定電話は外出中は受けられません。転送サービスで携帯に転送できますが費用がかかったり、留守番電話で着信の確認はできますが、やはりすぐに連絡がつく携帯に分があります。
緊急連絡は携帯電話を使用する…となると、ますます固定電話のメリットに疑問を感じてしまうことになります。
固定電話を解約してしまうとこんなデメリットもある
学校の連絡網
緊急連絡を固定電話にしておけば、家族の誰かは連絡を受けることができます。
携帯電話やスマホでは、その持ち主しか応答できず着信に気づかない可能性もあります。
多くの学校では固定電話を推奨しています。
耳の遠い人がいる
固定電話の呼び出し音は、耳が遠い人や離れた場所でも聞き取りやすい音に調整されています。
一方携帯やスマホでは、状況によって着信音を切ることもあり非常時に気づかないこともあるでしょう。
操作の難易度
高齢者などにとっては携帯やスマホは操作画面が小さく、また、難しいと感じることが多いものです。
個人経営者
名刺の連絡先に固定電話がなく、携帯電話しかないと社会的信用度は低くなります。
災害時
携帯やスマホは大きな災害が起こると繋がりにくくなります。大震災以後、技術も進んで災害時にも使える状況は構築されつつありますが、一度に接続できる回線には限りがあります。
一人暮らしで固定電話は必要?メリットはどんなこと?
携帯電話よりも通話料が安い
携帯電話の通話料は、プランにより差がありますが、最低でも30秒で10~20円程度。一方固定電話では、3分で8~10円とリーズナブルです。
国際電話でも30円前後で済みます。
長電話が多い人は、固定電話の方が通話料が抑えられる場合もあるのではないでしょうか。
固定電話でも、携帯電話にかけると料金は少し高くなりますが、それでも3分の通話で比較して4分の1ほどです。
社会的な信用・信頼
固定電話があるということは、最低限の資産、及び支払い能力があるとみなされることがあります。
実在する住所に居住しているとみなされることから、本人確認の裏付けにもなります。
仕事や病院などで連絡先を記入した場合に、固定電話があるかどうかで信用度が変わるのです。
若い世代に固定電話の必要性を感じない理由とはどんなこと?
最近は若者を中心に、固定電話を必要ないと感じる人が増えています。
その理由は「維持費がかかる」というのも一つです。
固定電話では、まったく通話しない場合でも月額1700円程度の基本料金がかかります。
留守番電話サービス、番号通知サービスなどのオプションを加えると、さらに使用料が増えます。
使わなくても必ず毎月2000円ほどの出費があることを「もったいない」と感じてしまうのも無理はないかもしれません。
携帯電話の使用が当たり前になっている今、固定電話のメリットを感じることは少なくなっているのかもしれませんが、先にあるように固定電話には携帯電話にはないメリットもあります。
自分のライフスタイルにあわせて、今一度必要か、不要か。
解約するとしても、その場合にデメリットがないかをしっかり考えてからでも遅くはないと思います。
- 雑学・教養