黒いズボンを洗濯すると色落ちする?白くなる原因と対策法
2018.2.16
黒いズボンを洗濯してみると、なんだか白っぽくなり色落ちしていると思うことはありませんか?また、白い汚れのようなものがついていることはありませんか?
その原因にはどんなことがあるのでしょうか?お気に入りのズボンを長持ちさせる方法はあるのでしょうか?
そんなお困りのあなたにお役立ち情報をご紹介します。是非参考にしてみてください。
この記事の目次
黒いズボンが白っぽくなる原因は洗濯!?
黒いズボンを購入してまだ半年くらいなのに、色が白っぽくなってしまった経験があります。その時にいろいろ調べた結果、その原因の一つは「洗濯」だったのです。
ズボンについてた洗濯表示は水洗いOKとなっていても、繰り返し洗うことで色は抜けていってしまうのです。
さらに「蛍光増白剤の入った洗剤」を使うと、色が落ちやすくなると言われています。この「蛍光増白剤の入った洗剤」は白いものをより白くするための洗剤です。
タオルやワイシャツなど白いものを洗濯する場合は汚れも落ちてきれいになるのですが、黒いズボンなど色物を洗ってしまうと色落ちしやすくなってしまうのです。
黒いズボンを洗う場合、汚れがひどい時以外は「おしゃれ着洗いなどの中性洗剤」を使うようにしましょう。そして洗う時は裏返しにして洗う方が色落ちしません。ぜひ試してみて下さい。
黒いズボンが色落ちするのは洗濯の他に、紫外線も原因とされている
実は紫外線の影響で黒いズボンが色落ちしてしまうこともあります。
そのため天気が良い日に外ではいていると、白っぽくなってしまうようです。
紫外線は1年のうちで5~6月が一番強いと言われています。そして晴れの日だけではなく、曇りの日でも紫外線は降り注いているのです。
さらに蛍光灯の紫外線でも日焼けすると言われているので、黒いズボンも白くなる可能性はあります。
洗濯によっても色落ちすることは先ほど述べましたが、白くなってしまうばかりではなく、染料によっては赤っぽくなってしまうこともあります。
「おしゃれ着洗いなどの中性洗剤」か「ウール用」を使い、必ず裏返しにして洗濯ネットに入れてから洗うようにしましょう。洗濯機もウールコースがあればそれを指定しましょう。
干す時にも裏返しにしたままで陰干しにします。部屋干しすると臭いがつく場合もあるので、外に干した方が良いようです。
これで少しは色落ちを防ぐことができるようです。
黒いズボンが色落ちするのを防ぐ洗濯方法はあるの?
黒いズボンなど黒い衣服を洗う時、ひどい汚れがなければ浸け置きの時間を短くしましょう。できれば2~3時間程度が良いでしょう。
洗濯する時にはネットに入れたとしても、白物の衣服とは別に洗うようにしましょう。その方がより色落ちを防ぐことができます。
裏返しにしてから洗った方が洗濯の時の摩擦による色落ちを防ぐことができるのですが、表にして洗う場合は柔軟剤を入れましょう。
柔軟剤を入れて洗うと、シリコンの働きで繊維同士の摩擦が減ると言われています。そのため色落ちしにくいのです。
座って仕事をする人は、どうしてもズボンの膝の部分が繊維についてしまいます。日光に当たった場合も紫外線によって退色してしまいます。
その場合は必ず裏返しにして洗うようにしましょう。
黒いズボンを洗濯したら白い粉が・・・粉の正体とは?
洗濯の時に粉末洗剤ではなく液体洗剤を使っているのに、白い粉がついてしまう場合があります。
「粉末じゃないのに、なぜ?」と思ってしまいますが、実はこれ「石けんカス」なのです。
石けんカスが溶け残った洗剤と水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムとが結合してできてしまい、それが洗濯物についてしまったのです。
その原因は、いくつかあります。
まず、すすぎがきちんと行われていないことです。洗濯物をいっぱい入れすぎてしまって、すすぎが充分にされていないために石けんカスが出てしまいます。
解決するためには、洗濯物の量を減らすようにしましょう。それができないのであれば、すすぎの回数を増やすか時間を長くしましょう。
もう一つ考えられる原因は洗剤の量が多すぎることです。洗濯物の量が少ないのに洗剤を多く入れていると、石けんカスが出てしまうことがあります。
この問題をかいけつするためには、洗剤の量をきちんと測っていれるようにしましょう。洗濯物の量に合わせて入れることが大切です。
他にも柔軟剤を入れすぎた場合も出ることがあります。洗濯する場合は洗濯物の量に合わせてきちんと測ってから入れるようにしましょう。
黒いズボンを洗濯する際には、ほこりだらけならない対策を!
黒いズボンを洗濯した後、ほこりが出たことはありませんが?
洗濯する前の黒いズボンにほこりがついていると、洗濯で洗い流せなかったほこりやゴミがそのまま残ってしまうことがあります。洗濯する前にはしっかりとほこりを取るようにしましょう。
そしてタオルなど繊維が落ちやすい物とは一緒に洗わないようにしましょう。特に新しいタオルの場合は繊維がかなり多く出ます。別々で洗うようにしましょう。
色落ち防止に洗濯ネットに入れますが、ほこりも付きにくくなります。
白物とは別に洗った方が良いのですが、洗濯する場合は色分けして行うと色移り防止にもなります。
白物は白物、黒物は黒物、柄物は柄物といってように、面倒でも色分けして洗うようにしましょう。
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