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亀を飼うと邪気を祓って幸運を舞い込むという言い伝えが!

2018.2.20

手入れも比較的楽で、気軽に飼うこともできるためペットとして人気のある「亀」。

縁起の良い生きものともされているため、亀を飼うと邪気を祓って幸運を舞い込んでくれるという言い伝えもあるようです。

亀を飼う言い伝えについて調べました。

亀を飼うのは縁起がいいの?亀の飼育に関する言い伝えとは

亀は風水や夢占いで運気が上がるシンボルです。特に風水では厄払いの象徴です。

中国の伝説にある「龍亀」という神様は、頭が龍で体が亀。この神は、家庭円満と財を招くとされています。

夢占いでも縁起が良いとされる亀。

その寿命の長さから「長寿」や「夫婦円満」といった幸運を表しています。

その他、権威や我慢強さの象徴、金銭運を招くなどラッキーな意味を持ちます。

亀が長生きだという話はよく聞かれますが、実際の亀の寿命はどれくらいなのでしょう。
ペットとして飼われることが多いクサガメやミドリガメとしておなじみのミシシッピアカミミガメは、上手に飼うと20~30年も生きると言われています。

さらにリクガメは50年以上の寿命を持つと言われていますから、かなりの長寿と言えるでしょう。

亀の種類や飼育環境によって成長する大きさは変わりますが、ミドリガメやクサガメは甲長が15~25センチメートルほどにもなります。

鳴き声を上げないためアパートやマンション住まいでもペットとして飼いやすい生き物といえるでしょう。

亀を飼うと邪気を吸い込んでくれるという言い伝えもある!?

神社ではよく狐や犬、蛇などとならび亀も祀られています。

これらの生き物は、神様からのメッセージを運ぶと言い伝えられているからです。

古代中国では亀の甲羅を使って国の行く末を占う「亀卜(きぼく)」という占いがありました。

この亀卜が日本にも伝わったことで、亀は神の使いだと信仰の対象になったのです。

中国では頭が龍、体が亀の「龍亀」が家庭円満の神として信じられています。

古代の日本は、多くの文化や風習を中国から取り入れたので、その一つとしてスピリチュアルな存在としての亀もあったのでしょう。

また、亀の甲羅の形がドーム状や六角形が連なる形が、風水で運気が上がると言われ親しまれています。

亀はその甲羅に邪気(悪い気)を吸い込んでくれるチカラがあるとも言われ、魔除けや厄除けとしてもその姿を形どったものがあるのです。

幸運を呼び込むという言い伝えがある亀、飼うなら大きさに注意!

風水で亀が表すのは「長寿」「金運」「幸運」など。とても縁起の良い生き物とされています。

亀は主に水中で暮らすため、置物などラッキーアイテムとしては水との相性が良いとされる北の方角に置くといいそうです。

風水では水を表す色は黒色。そこから亀の置物は黒い色のものが縁起が良いと言われています。

「北」は数字の「1」を象徴しているので、置物なら一つだけがいいでしょう。

動物が好きな方であれば、置物だけでなく生きた亀を1匹だけ飼うことも運気を上げる効果があるのだとか。

その場合は、小さめの亀がおススメです。

ミシシッピニオイガメなら大きくなっても甲長が13センチほどで、10センチ以上にならない個体もいます。

1匹だけの飼育なら60センチの水槽で充分です。

水が必要な亀ですが、あまり深すぎるのはNGです。亀の大きさに合わせ、深くても13センチ程度にしましょう。

オスは噛みつく習性がありますので、飼育時には注意が必要です。

亀だからお尻の方を持っていれば大丈夫…と思っていても、後ろ足近くまで頭を回せる場合がありますので要注意です。

亀を飼う前に知っておきたいこと

亀がカワイイのは小さいうちだけ?

500円硬貨ほどの若草色の甲羅が可愛らしいミドリガメ。

そんなカワイイ姿も、成長すると甲羅の色は黒っぽくゴツゴツした印象に。意外と性格が凶暴なので、大きくなると注意が必要です。

犬や猫のように人間に懐くこともあまり期待できないでしょう。

亀の臭いが気になることも

成長すると臭いが気になる場合もあります。金魚などを飼うのに比べ、水も汚れやすいのでこまめに水槽の洗浄・水替えをする必要があるでしょう。

水をきれいに保たなければ病気になる確率も高くなってしまいます。

汚れたままにすると危険な菌も?

水が汚れやすいというお話はしましたが、放置すると臭いだけでなく有害な菌を繁殖させてしまいます。

それは、人体に入ると強い腹痛を引き起こすサルモネラ菌。

亀に触ったあとはきちんと石鹸で手を洗うことが必要です。

ワニ亀を飼う際の注意点とは?

最近のペットショップには実に多種多様な動物が売られています。

犬や猫ではなく、ちょっと変わったペットが欲しいという人の中には亀を飼う人もいます。

亀の中でもワニガメや、現在飼育が禁止されているカミツキガメを飼っている場合もあります。

ワニガメは、子供の頃は手のひらに乗せられる程度の大きさですが、成長すると実に1メートル近くにもなってしまうのです。

法律で規制される前からペットとして飼育されている場合や、違法に水辺に放され問題になっている地域もあります。

もし野生化したワニガメやカミツキガメを見つけた場合は、絶対に手を出さないでください。

おっとりしているイメージがある亀ですが、これらの亀は猛スピードで人間の指を食いちぎるほどのパワーを持っています。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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