ハムスターが噛むのが怖い人必見!経験者はこうして乗り越えた
2018.3.29
小さくて可愛いハムスター。手乗りや撫でたりなどのスキンシップを楽しみにしていたけれど、いざ触れ合うと噛むし怖い!そんな経験をした飼い主さんは多いと思います。
同士てうちの子は懐かないの・・・とあきらめないで下さい。ハムスターがなぜ噛むのかを知れば噛むことをやめさせることができるはずです。
こちらではハムスターが噛むことの理由や注意点をご紹介します。
この記事の目次
ハムスターが噛むのが怖い!どうして噛むの?
ハムスターに噛まれるのはとても痛いです。流血騒ぎになる事でしょう。
でもハムスターも好きで噛むわけじゃないのです。噛むには理由がありそれには”環境”と”先天的なもの”という二つの理由が絡んでいることがほとんどです。
環境的な事が理由の場合は、新しい環境に慣れておらず不安で仕方がないのかもしれません。
ハムスターはいつ慣れる?
ハムスターが新しい環境に慣れるには1~2週間かかります。
それまでは非常に気が立っていて威嚇してくることもあるでしょう。
威嚇していても飼い主さんにとっては小さいハムスターが可愛くてしょうがないでしょうが、手を出してしまうとカブリと噛まれてしまうでしょうね。
スキンシップを取りたくても、慣れるまでじっと待つ事も愛情です。
慣れてきたのに噛むときは?
ハムスターが噛み付いてくる時はストレスが関係している事も考えられます。
例えば、飼育環境が不潔な状態でもハムスターはストレスを感じて噛みついてくることがあります。
ハムスターは基本的にきれい好きなので同じところにトイレをしますから、ケージが狭すぎて汚れが目立っている状態は好きではありません。
お水は毎日取り換えて、トイレも毎日綺麗にしましょう。また食べ残しが無いのかもよく確認してくださいね。そのままにしておくと腐敗してしまいます。
ハムスターが噛むのが怖い!指がエサだと思われてるかも?
ハムスターが噛んでくるのは、あなたの指がエサと間違って噛んでしまうかもしれません。
これはまだまだ飼い主さんに恐怖心を抱いている時に起こりがちでエサを急いで取ろうとしたり護ろうとして間違えて噛んでしまうのです。
注意!噛まれても大騒ぎしてはいけない
万が一噛まれてしまった時でも大きな声を出さないで怒らないで下さい。ここはとても大切なポイントになります。
ハムスターがエサを持っていくまで、ぐっと見守りましょう。そうすることで、飼い主さんは怖くないと心を落ち着かせてあげるのです。
本気で噛んでいないようなら軽くわき腹を触ると、ハムスターはびっくりして離れていきます。
ここで騒いだり怒ったりしてしまうとさらに怖いと認識して、おそらく何度も噛んできてしまう事になるでしょう。
ハムスターが噛む!怖い思いをしないために知っておきたい噛む理由
ハムスターには動物性のタンパク質が必要
野生で生活するハムスター虫などを食べてタンパク質を取りますから人工飼育ではタンパク質が不足しがちになるのです。
できれば、ペットショップなどに売っているミルワームをあげるのが一番良い方法です。
一般的に与えるペレットでは動物性たんぱく質を補う事はできません。
またハムスターは発情期や妊娠中も気性が荒くなる性質があるため注意が必要な期間です。
いつも懐いている飼い主が相手であってもこの時ばかりは、ピリピリして仕方がないかもしれません。
やはりこういった時期は赤ちゃんを守らないといけないという本能が強く働くのでしょうね。
できればスキンシップは控えた方が良いでしょう。かまわず触っていると、出産後に育児放棄する原因になることも確認されています。
ハムスターに噛まれないためには飼い主として認識してもらう事が大切
飼い主が怖くないものだと認識するにはある程度時間が必要です。
家に迎えたらとにかく触ってみたい、手乗りさせたいと思わず手が伸びると思いますが、我慢です。
上手に懐かせたいならしばらくは見守るだけにしましょう。
飼い主の匂いを覚えさせるためにも毎日のお掃除をしていきます。
家に来て一週間目の過ごし方
エサとお水の交換とトイレの掃除だけ行いましょう。
そうして見守るにとどめて時間を置いたら徐々に慣れさせていきます。
ハムスターが好きな野菜などを手で持って優しく呼んでみましょう。
始めは見向きもしないかもしれません、そばに来ても食べないかもしれません。
でも何度か繰り返すうちに手から受け取って食べてくれるようになるでしょう。
そうすることで飼い主は美味しいものをくれる良い人だと認識し行くのです。
おそらく初めて食べてくれた時は嬉しくて感激すると思いますよ。
ちゃんとあの小さな手でつかんで食べるんですから。
慣れてくれたハムスターは本当にかわいいです。その時を楽しみにじっくり距離を縮めていきましょうね。
またハムスターのケージを置くのは静かで風通しの良いところが良いです。
寒すぎず暑すぎない快適な環境を提供しましょう。
ハムスターはストレスに弱い生き物であるという事
ハムスターはストレスに弱いですから構いすぎると体調を崩したリ、中には亡くなってしまう子がいます。
1歳になる前に亡くなってしまう子の多くは、飼い主のかまいすぎが原因でストレスになり亡くなっていると聞きました。
慣れている飼い主でもいつまでも触られるのは辛く厳しい環境なのです。
可愛くて愛情があるならそっと見守ることがハムスターのためにもなります。
特に子供の場合ハムスターが嫌がって暴れていても、それが面白いと喜んで話さない場合があると思います。
嫌な事をしつこくされるのは、ハムスターの小さな体にはとても負担が大きいことなのだとしっかり認識して飼育すると良いでしょう。
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