仮免の実技の内容とは?仮免の実技のコツやポイント
2018.3.14
難しいと言われている仮免実技試験。仮免は、自動車学校によって試験の中身が違うわけではありません。
技能試験の内容は、法令で決まっているので習ったことをきちんとできるように復習しましょう。仮免の実技の内容を理解していれば大丈夫!普段通りに落ち着いて試験に臨んでください。
仮免の実技の内容や、試験を受けるときのコツやポイントを紹介します。
この記事の目次
仮免の実技の内容とは?
仮免の試験には「技能検定」と「学科試験」の二つの試験があります。
技能検定というのは、運転する時の技術を見るものになり、教官が助手席に乗って生徒が校内のコースを運転するものになります。
ただ運転できれば良いのかと言えばそうではなく、運転している時にしっかりとミラーで確認しているか、乗り込む時の姿勢はどうだったかなど、一つ一つの動作に気を付けることが大切になります。
技能検定の採点方法は、100点満点から減点していく方法になり、1種の場合は70点以上、2種の場合は80点以上を取得する必要があります。
安全に運転することへの気配りや、正しい順番で運転操作が出来ているか、円滑に運転操作が出来ているか、ほかの車などへの気配りが出来ているかをみて、何も問題がない場合は100点で通過することが出来ます。
油断をしているとあっというまに70点を切ってしまいますので、気を抜かずに運転しましょう。
仮免の実技の内容を把握して試験に挑もう!
試験を受ける時に大切なポイント
挨拶・返事をきちんとする
試験を始める前の挨拶はきちんとしましょう。また、運転中に教官からの指示があった場合もきちんと返事をすることが大切です。
安全確認をしていることを伝える
運転をする前は、きちんと安全確認をしましょう。ミラーの調整なども忘れずに行ってください。
また、運転中の安全確認も、少し大げさかな?と思うくらいに行いましょう。
右折や左折の時に確認する時も、しっかり確認していることが分かるような動作で行うと良いですね。
ただし、やりすぎはわき見運転になる可能性があるので注意しましょう。
慣らし運転
車を発進させてから試験に入るまでに時間があるときは、ギアやアクセル、ブレーキの反応を試しておくと良いです。
試験会場のコースはあまり広くないと思いますが、メリハリある運転をすることが大切です。加速や減速をするところはしっかりと行い、徐行すべきポイントもきちんと徐行運転しましょう。
カーブの手前の原則
カーブの手前までに速度を落としておくことも大切です。カーブを走行している時にブレーキを踏むと、原則が出来ていなかったと判断されて20点の減点になります。
仮免の実技の内容を理解して試験を受けよう!
仮免の実技試験でチェックポイント
減点されるポイント
- 車線変更
- 障害物があるときの車線変更の目視
- スピード出し方、減速の仕方
- ウインカー
- S字、クランクの接輪
- エンジンを止めた後の動作
- 降りる時の安全確認の動作
仮免の実技試験を受ける場合は、上記のポイントに注意をして試験を受けましょう。
また、S字やクランクで脱輪してしまったり、縁石に乗り上げるような走行をしてしまった場合は、その場ですぐに試験が中止になることもあります。
特に注意して運転すると良いですね。
また、目視がしっかりと出来ているかどうかもとても大切なことになります。
教習所で習ってきたことをしっかりと思い出しながら、落ち着いて運転して試験を受けましょう。
仮免の実技の内容が変わった?走行順路について
実技試験を受ける場合、実際に走行するコースを覚えていない場合でも、自助手席に乗った試験官がコースを教えてくれるので大丈夫です。
コースをしっかり覚えていたとしても、実際に違反になる運転をしてしまうと減点されてあっという間に70点を下回ってしまうこともあります。
コースよりも、ウインカーの出し方、安全確認、車の寄せ方、徐行、巻き込み確認などを行うことが大切になります。
助手席に乗っている試験官の方は、とても良いタイミングで道順の支持をしてくれますので心配することは無いでしょう。
ですから、どこを曲がったらよいかに気を取られるよりは、運転の方に集中して試験を受けることをおすすめします。
以前は「自主経路」というものがあった為にコースを覚える必要もありましたが、今ではコースを覚えることよりも安全運転の方が大切だという理由で廃止されています。
卒業検定よりも仮免の実技のほうが難しい?
免許を取得する為に行われる「卒業検定」は運転中に「認知・判断・行動」がしっかりと行われているかどうかを判断するようになります。
卒業してもきちんと一人で運転することが出来るかどうかを判断するための試験です。
卒業検定は、仮免の試験よりも運転技術に関して問われることは少ないようです。
試験の時の検定員は、運転している教習生に思いやりの心や譲り合いの心があるかを判断しています。
安全運転が出来るように配慮できているかを見ているのです。
精神面の試験という見方も出来ますので、緊張しやすい人などは前もってイメージトレーニングをしておくと良いでしょう。
卒業試験を受ける頃になると、教習生にもしっかりと運転に関する知識や技術が身についてきています。
卒業検定を受ける時も、それまでの勉強内容を思い出して、落ち着いて試験を受けるようにしましょう。
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