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警察からの捜査協力の電話はどんなもの?詐欺にも気を付けて!

2018.1.2

警察から捜査協力の電話が来ることがあるそうですが、一体どのような内容なのでしょうか?必ず応じるべき?

また、警察からの捜査協力と偽った電話での詐欺も多発しているようですので、注意が必要です。

警察からの捜査協力の電話はどのようなものなのか、調べてみました。

警察から捜査協力の電話が来て、こんな会話をしました!

今日の夕方、知らない番号から携帯電話に着信が残っていました。すぐに気が付かず出られなかったのですが、気になって調べてみると前に住んでいたところを管轄している警察からの連絡だったようです。

驚きましたが、折り返し電話をしてみるとまずは女性の方が出て、その後刑事課の方に繋いでもらいました。

そこでした会話はこんな感じです。

刑事「○○さんでしょうか?」

私「はい。」

刑事「××さんの件でお聞きしたい事があるのですが・・・」

私「・・・全く知らない名前です。その方の件でどうして私に連絡を?」

刑事「以前○○さんが勤めておられたところの常連さんでした。しかし現在行方がわからなくなっているため、何か知っていることがあれば教えていただきたいと思いまして。」
私「すみません。顔を見ればわかるかもしれませんが、名前だけではどなたのことかわかりません。家出とかですか?」

刑事「いいえ。ただの家出であればいいんですけどね・・・。」

といったような会話です。その後も私が今住んでいる場所や、職業までも聞かれました。住所に関しては、また何かあったときに連絡する為と言われました。

そもそも自分の携帯電話の番号をどうやって知ったんだろと最初は怖くもなりましたが、職権で前の職場に聞いたんだろうという考えに至りました。しかし、前の職場の人全員に連絡しているわけでもなく、何人かを選んでいるみたいでした。

勤め先の病院に、警察から捜査協力の電話が来たら答えるべき?

もしあなたが病院勤務をしており、警察を名乗る人から病棟に連絡が来たとします。そして入院患者の症状を聞かれた場合は答えても良いと思いますか?

警察の捜査には協力する義務があるから答えるべき?
そんな人はいないと電話を切るべき?
本当に警察かわからないから、何も話さない?

迷うことかと思いますが、この場合は何も答えなくて大丈夫です。

病院というのは個人情報の観点からも、患者さんに関しての問い合わせを電話で答えることはありません。それが例え家族を名乗った場合であってもです。

しかし犯罪に関わる場合などは例外として、情報を提供することが出来ます。とは言っても、電話の問い合わせだけでは相手が本当に警察官がどうかを判断することが出来ません。

そのため、この時点では何も話さないのがベストなのです。自分より上の部長などに電話を変わってもらうことをおすすめします。

もしあなたが対応しなくてはいけないのであれば、電話では回答出来ないということや、本当に情報開示が必要であればきちんと手続きを踏む必要があることを伝えましょう。

警察に捜査協力をしていたのに、うっかり振り込め詐欺の電話に騙された?

上手いこと言って高齢者を騙してお金を奪おうとする、振り込め詐欺などの特殊詐欺が後を絶ちません。

それでも最初の頃に比べると特殊詐欺を警戒する人も増えており、おかしな電話を受け取った時点で警察に通報する人も多くなりました。そこで捜査協力を依頼されることもあるようです。

自分が警察に協力して犯人が捕まれば、気分が良いですよね!しかし実際に、こんなうっかりミスも起こっているようなので注意が必要です。

大分県国東市に住んでいる80代の女性は、「医療費還付を受ける為に100万円を振り込んで」という内容の電話を受けました。そしてその女性は怪しいと思い警察に通報し、捜査協力をすることとなったのです。

犯人の口座番号を聞き出して凍結させるべく、おばあさんは騙されたフリをしてATMへ行きました。巡査が立ち会って、イヤホンで一緒に会話も聞いていたそうです。

しかし巡査が会話を聞くのに夢中になっている間に、おばあさんはそのまま100万円を相手口座に振り込んでしまったのです・・・。残酷にも、大金は悪い奴らの手に渡る事となってしまったのです。

警察官と名乗る捜査協力の電話にも注意が必要です!

70代の女性のもとへ、男から1本の電話がかかってきました。
「警視庁の者です。詐欺事件の捜査をしており、あなたにも協力をお願いしたくご連絡をしました。」という内容のものです。

その後、また別の警察官と名乗る男から電話がかかってきて「あなたに詐欺事件の捜査依頼をした捜査員が、あなたとのやりとりが原因で逮捕されてしまいました。裁判費用と保釈金を立て替えて欲しい。」と言われたのです。

自分のせいで逮捕されてしまったのだと思った女性は、指定された通り現金360万円を送ってしまいました。

しかしそれは全くの嘘で、その電話自体が詐欺だったのです。後にその男2人は逮捕されることとなりました。

そんな風に、捜査員を装った詐欺電話なんかも出てきているので注意しなくてはいけません。「あなたのせいで捜査員が逮捕された」なんて、警察が言うはずはありません。突然のことで焦ってしまうかもしれませんが、少しでもおかしいと思う内容であれば家族に相談したり、相手の所属と名前を聞いてから一度警察署に確認してみると良いでしょう。

騙されない為には、他の人に相談することと、一度電話を切って冷静になることがとても重要です。

警察からの捜査協力には、必ず応じるべきなの?

警察からの捜査協力の依頼が個人の場合

あなた個人に警察から捜査協力の依頼があった場合には、これはあくまでも「任意」です。その為、絶対に応じなければいけないという義務はありませんので、応じなくても何も罰せられることはありません。

それこそ被疑者である友人をかばう為の嘘をついたり、被疑者がどこに居るのか知っているのに別の場所を述べたりすると、あなたも罪に問われる可能性はあります。

警察からの捜査協力の依頼が会社などの団体の場合

刑事訴訟法により、会社やサークル等なんらかの団体においては、情報を提示する義務があるとされています。しかし実際には応じないからと言って強制的な措置をとったり、拒否した場合に罰を受けるかといった明確な規定は定められていません。そのため、絶対に捜査協力をしなくてはいけないとも言えないかもしれません。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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