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消防士の給料は安い?メリット・デメリット、消防士になるには

2018.1.11

消防士の給料は安いとも言われていますが、消防士の仕事は、特殊で危険な仕事なので、普通の公務員よりも高いようです。

そして、その給料は学歴や階級によっても違うそうです。

では、消防士の給料や年収は、平均でどのくらいなのでしょうか?

そこで、気になる消防士の給料やメリット・デメリットや消防士になるための方法についてご紹介致します。

消防士の給料って安いの?各種手当とは

消防士は公務員ですが、一般的な公務員の仕事と比べると危険性が高く、特殊な勤務体制となっています。

公務員の給料は「俸給表」によって決められていますが、消防士は別の給料表になっていて、普通の公務員よりも約12%高い給料になっていると言われています。

大卒の場合の初任給は約20万円前後、高卒であればこれよりも低くなるでしょう。

年収で見ると、30代であれば約600万円、そして40代になると約720万円、50代は約800万円となっています。
退職金についても平均で2500万円なので、一般的なサラリーマンと比較すると高いと言えます。

さらに手当についても充実しています。危険性がある特殊な職務となっているので、デスクワークがメインの公務員よりも優遇されているのです。

共通している手当

  • 調整手当
  • 就業手当
  • 超過勤務手当
  • 住居手当
  • 扶養手当

通勤手当などですが、消防士の場合「特殊勤務手当」も加算されます。

例えば火災出動した場合には1回につき300円程度プラスされるようです。

また消防士は24時間勤務のため、「夜勤手当」ももらえます。

ただし地域によっては、財政難のために手当を廃止しようとしているところもあるようです。

はじめは安いけど、消防士の給料は階級で違う?

公務員は高卒や大卒など採用区分によって給料が違いますが、消防士も同じです。そのため、大卒と高卒でも給料に差があります。

大卒の消防士の初任給の平均は約20万円とお話ししましたが、高卒の場合は約15万円となっています。さらに賞与の面でも差が出てくるので、大卒の方が高年収となるでしょう。
消防士には階級があり、給料もそれぞれ違います。その一部をご紹介します(金額はずべて推定です)。

  • 消防士…195,000~375,000円
  • 消防副士長…215,000~405,000円
  • 消防士長…220,000~330,000円

(東京消防庁の係員クラス)

  • 消防司令…265,000~485,000円
    (東京消防庁の課長補佐・係長・出張所長クラス)
  • 消防司令長…280,000~510,000円
    (東京消防庁の方面本部副長・課長・室長・装備工場長・航空体長クラス)
  • 消防総監…705,000~1,250,000円
    (東京消防庁の長)

給料は安い?消防士のメリット・デメリット

消防士になると、どんなメリットがあるのでしょうか?

  • まず一番にあげられるのは「仕事のやりがい」
  • 人を助けることができ、そして感謝の言葉をもらえた時には感動すると言います。
  • そして公務員なので、安定した生活が送れること。
  • ローンを組みたい時でも問題ないようです。

消防士は特殊な勤務体制となっていて、24時間勤務した後は非番、そして休みとなっています。1日働いた後は2日間休みというペースなので、休みが多いと感じるようです。

人命救助のため、消防士は日々体を鍛えています。そのため体型にも自信が持てるようです。

こんな魅力がある消防士の仕事ですが、デメリットもあります。

  • それは、給料が安いこと。一般の公務員よりは高いと言われていますが、高卒の場合は最初の数年間は安いようです。地域によっても違いますが、手取りで約11万円しかないという人もいるとか。
  • さらに上下関係も厳しく、いわゆる体育会系の組織となっているようです。大卒で入ったとしても、1年先に入った年下の高卒から呼び捨てにされた、という人もいます。
    部活のようなタテ社会のため、ストレスがたまってしまう人も多いようです。

危険でもなりたい!消防士になるためには

消防士になるには、各自治体が行っている「消防士採用試験」を受験して合格しなくてはいけません。そして自治体ごとに採用されることになります。

地域によって試験の日程なども違いがあるので、自分が受験したい地域の受験日程や試験内容については事前にチェックするようにしましょう。

消防士になるための方法(東京消防庁の例)

採用試験について

「Ⅰ類」(大学卒程度)

「Ⅱ類」(短大卒程度)

「Ⅲ類」(高校卒程度)

「専門系」(法律、建築、電気、電子、通信、化学、物理、土木、機械などの専門知識を持っている人)の4つの区分に分かれています。

この区分はあくまでも試験の難易度を示すものです。最終学歴が大卒だとしても「Ⅱ類」を受験することもできます。
そして実際に働く場合もこの区分が適用されることになるため、給料などに差が出てきます。

消防士は人気がある職種の一つ。東京都の採用倍率は毎年10倍以上になっているようです。

田舎の消防士は、都会の消防士よりも給料は低い?

同じ消防士でも田舎と都会とでは給料などに差が出ると言われています。

消防士は公務員です。そのため、その地域の税収によっても給料は変わります。そう考えると都会の消防士の方が給料は良いでしょう。

そして出動件数も都会の方が圧倒的に多いです。そのことも給料に反映されるのではないでしょうか?

基本的な仕事内容には変わりはありません。しかし都会の消防士の仕事の方が専門化する傾向があるかもしれません。それは人員が多いからとも言えます。

地域によっても違いますが、田舎の消防であれば消防士の人数自体が少ないでしょう。そのため専門化することはできません。消防以外にも救急などを担当することもあるようです。

そして試験の難易度も都会の方が高いと言われているようです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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