親が厳しい人は、結婚への高いハードルはこうして乗り越えよう
2018.1.12
親が厳しいという家庭の場合、結婚への高いハードルに悩むこともあるでしょう。
相手への条件が厳しすぎたり、結婚する二人の意志よりも親の意見を強く言われたり…。
なかなか話がスムーズに進まないということがあるかもしれません。
でも、それが理由で結婚を諦めてしまうのは本当にあなたの意志ですか?
親を大切に思う気持ちは大切ですが、最後に自分自身の人生を決めるのはあなたです。
この記事の目次
結婚に対して親が決める条件が厳しい場合はどうしたらいいの?
結婚願望もあるし36歳なので結婚に焦りがあります。しかし、一人っ子で親の望む条件が厳しいため、結婚出来ると思えないのです。
親の望む条件はこの通りです。
- 婿養子で親と同居してくれる人
- 結婚後は跡継ぎのいない本家の仕事(親戚の集まりでの仕切りや墓守など)をやってくれる人
個人的には婿養子じゃなくていいし、本家とかもどうでもいいと思っているし、難しい条件なのは分かっていますが、親の望む事を無下に出来ない気持ちもあります。
実際、婚活イベントで知り合った人にこの条件を言うと皆引いてしまいます。
このままでは結婚出来ると思えません。どうしたらいいでしょうか?
というご相談を受けました。
一人っ子で親戚付き合いを重視する伝統ある家に生まれるとこのような条件を出す親もいるでしょう。
親の事を大切にする気持ちも大切ですが、ご本人の希望が一番大切ではないでしょうか?
ご相談内容に中にはご自身の希望が出てきませんが、自分の希望はどんなものがあるのか、再確認してみましょう。
どんな人と夫婦となり、どんな結婚生活を送りたいのかを考えれば、ご自身の条件が分かると思います。
例えば、優しい人が良いと思うなら、優しくて結婚の可能性がある人もいるでしょう。
そこに婿養子に来てくれる人が条件となるわけですが、婿養子で同居という時点でもハードルが高めで、さらに結婚後に親戚を取り仕切る事が出来る人という条件が付くとかなりハードルが高くなってしまうと思います。
親が希望する条件の優先順位を高くすると、結婚の可能性がある男性も寄り付かなくなります。
結婚は二人だけの問題ではありませんが、結婚するのは親ではなく本人同士です。
親の事をおもうならば、結婚相手の条件として無理だと思うものははっきり告げて譲歩するべきではないでしょうか?
厳しい親に結婚の承諾をもらうには上手に段階を踏んで
家の親は学歴主義の昔ながらの固いタイプです。
結婚を前提に付き合っていた彼は、正直いきなり親に会わせても気に入ってもらえるか心配でしたし、順序や手順にうるさいと思ったため結婚の挨拶までは段階を踏みました。
そのため、まずいきなり「結婚しようと思う」「会って欲しい人がいる」などのいい方はせずに電話で母親に「付き合ってる彼氏と結婚するかも」と軽めの報告をしました。
予想通り、学歴や仕事などを聞かれたため、正直に答えました。
ちなみに、兄弟姉妹がいて協力してくれそうなら、先に会わせて仲良くなって味方になってもらうと良いと思います。
実際、妹がお姉ちゃんの彼氏に会ったけどいい人だったというような事を言ってくれていました。そのため、親にとっても寝耳に水ではなくなるし、少しはいい印象を持ってくれていたと思います。
親が上京するタイミングに合わせて彼氏と会ってもらいました。いきなり実家に尋ねて結婚の許しを・・・というのは家の親にはハードルが高いと思ったためです。
結婚を前提にお付き合いしてます。的な挨拶を兼ねて、ご飯をたべたのですが、後から聞いたら父親はこの時に娘は結婚するんだなと思ったそうです。
そして、実家に結婚の挨拶に行くためのスケジュール調整を電話でして挨拶に行きました。
妹から彼氏の人となりを聞き、本人とも会って食事をしてからの結婚の挨拶だったため、親も心づもりが出来ていたようで、反対されることはありませんでした。
厳しい親で結婚できないと思っているあなたへ
娘の結婚相手に厳しい条件を求めたり、相手のあら捜しをしてしまうのは、娘の幸せを願うこそだと思います。
何歳になっても娘には苦労の少ない幸せな結婚をして欲しいと思っているはずですし、そのためにはこんな人が良いという条件はあるはずです。
しかし、それを口に出すか出さないかは別問題ではないでしょうか?
娘としても、結婚するなら親が喜んでくれる相手としたい、早く結婚して安心させたいと思いがあると思いますが、親の出した条件に囚われて結婚できないのは違うと思います。
適齢期を過ぎれば特に、親を喜ばせたい安心させたいという思いは強くなってくると思います。私もそうでした。
しかし、結婚して長い人生を共にするのは親ではなく自分なので、優先したのは自分の希望であって、親の希望する条件の人を見つけようとは思いませんでした。
子供の頃から親の言うことをよく聞き、親の期待に応えようとしてきた人は特に親の希望条件の人を探そうとしてしまう傾向にあると思います。
これまでずっと親の言うことを聞いてきた人が、いきなり自分を通して結婚しようとすると親は怒ってしまうでしょう。
これまでの親との関わり方と今更言っても仕方がない事です。大切なのは、これからどうするかです。
また、親の望む結婚相手を探そうとするという行為の中には、厳しい条件を言ってくる親にも問題がありますが、親離れできず自立していない事が問題だと思います。
この先も親の意見に従うのか、自分の意思を貫くのか、お互い譲歩して歩み寄るのかは幸せな結婚をするための試練だと思います。
厳しい親が結婚のハードルを高くする理由には、親子が仲が良すぎるのも問題かも。
友達や姉妹のように仲のいい親子が増えています。親と子供の関係が良好で仲の良いことは良いことですが、お互いが依存しあっている関係なら一概に良いとは言えません。
他の親子と比べたりして、自分は母親とどの位仲が良いか客観的に見たことはあるでしょうか?勿論、仲がいいのはよいことですが親子関係である以上、限度というものがあります。
友達親子が増えていますが、中には親友といってもいい位の親子もいます。
休みの日は一緒に買い物にいったり食事をしたり、友達や恋人よりも母親との予定を優先している場合は注意しましょう。
親が主導権を握っている場合は依存関係にあると言っても良いでしょう。
仲のいい親がいつも側にいれば、寂しさを感じないし、無償の愛を感じられるため、友達や恋人の必要性を感じなくなってしまいます。
その結果、結婚願望も薄れて、手遅れの状態になってから気付くのです。
特に専業主婦の母親は、子育てが生活の中心となっていて、人生の大部分を占めることになります。
仲の良い母娘の場合、ずっと一緒に過ごしてきた娘に恋人が出来たり結婚したりすると寂しくなってしまいます
。しかし、自分が寂しいからといって子供を縛っていい理由にはなりません。
厳しい親に育てられてた女子に多い悩み
門限が厳しい
友達と遊びに行っても、門限が厳しいため盛り上がっている所でも途中で帰らなければいけません。
友達と急に遊びに行けない
友達から急に誘われても、それが夜だったりすると行けない。親に許しを貰わないと行けないけど、簡単に許可が下りる事はないためです。
友達の家に泊まりに行くのは一大事
友達の家に泊まりに行くことは出来ても、しっかり説明して許しを貰わないといけません。しかも、泊まりに行ってもお酒を飲んではならない、○時には就寝しなければならないなどの約束をさせられます。
お願いする時は練習してから
友達の家に泊まりに行く許可を貰う時など、親にお願いしたいことがある時は事前に説得の練習をしています。いくつかの親の反応を想定してそれぞれの答えも用意します。
親の機嫌を見計らうのが上手くなる
親の機嫌がいい時の方が許可を貰える成功率が高くなるので、親の機嫌がいい時を見計らうのが上手くなります。
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