自分の息子に対して父親が嫉妬?その理由を教えます!
2018.1.15
子供が生まれると、夫への愛情が無くなるわけではないのですが、どうしても最優先するのは、お腹を痛めて生んだ子供になってしまいます。
中には子供に嫉妬する父親が増えていると言われています。特に息子が生まれた場合に嫉妬するケースが多いとか。
なぜ、そんな事態になってしまうのでしょうか?
自分の息子なのになぜ嫉妬する?そんな旦那にイライラしないためにも、嫉妬してしまう心理について理解しましょう。
この記事の目次
息子に対して父親が嫉妬する。そこに隠された心理とは?
息子に嫉妬する夫の心理について考えて見ましょう。
自分の息子に対して夫が嫉妬するのは隠された二つの感情
一つは「嫉妬」、そしてもう一つは「競争(ライバル心)」です。
要するに夫が息子に嫉妬しているんですね。
自分の妻を、息子にとられたと感じているのです。
夫本人が気付いているかどうかは別ですが。
当然生まれて間もない赤ちゃんのお世話はとても大変ですし、夫もそれを頭ではわかっているのですが、感情を抑えきれない状態なのです。
息子が生まれる前は、妻のことを独占してきたのに、息子の登場により、突然ライバルが現れたようなものです。
これは心理学でいう「エディプス・エレクトラコンプレックス」と関係しています。
「エディプス・エレクトラコンプレックス」というのは、子供が「異性の親(ここでは母親)の愛を得るために、同性の親(父親)と競争する」というものです。
しかし、最近増えているのは「同性の子供(息子)と競争する父親」です。
心理学的には同じです。
「息子」とはいえ、夫からみると、男なわけでライバルなのです。
かなり幼い夫のような気がしますが、これはわりとどこでも見られる状態のようです。
父親が不機嫌になる原因は「息子に嫉妬」?
妻は子供が生まれると、夫への愛情が無くなるわけではありませんが、どうしてもお腹を痛めて生んだ子供が最優先になってしまうのは母性なのです。
守るべき大切な存在である子供を、何よりも優先するのはごく自然なことだと思います。
しかし気が付くと、夫が不機嫌になっている。そんな状況を体験したお母さんはとても多いのではにでしょうか。
先ほども書きましたが、妻の愛情が子どもに集中していると、やきもちをやいてしまう夫が思った以上に多いのです。
妻は毎日一生懸命、育児に家事に頑張っています。
自分の時間はないし、ゆっくりもできない、その疲れもあるなか、夫が自分をかまってくれないと不機嫌になっていたら、思わずイライラとしてしまうでしょう。
なかには、子どもと夫との間でどのように関係を保てばいいのかと難しく悩んでしまう人もいるようです。
夫の子どもに対する態度が子どもっぽかったり、見るからに機嫌が悪いときは、子どもに対してライバル心を持っていて、妻の愛情を自分の方へ向けたいという思いがあるようです。
もし夫(父親)が息子に嫉妬しているとわかった時には?
息子に対し夫が嫉妬心を持っている場合、大切なことは夫と妻のコミュニケーションになります。
子どもにかかりっきりになるのは、母親としては当然のことです。
でも、子どもが寝たあとでも十分なので、夫もたまには構ってあげるようにしましょう。
夫は、妻から育児の話や悩み事を相談されることで、頼りにされていることを実感します。
またそうすることで、自分は父親だという自覚も芽生えます。
母親にとって子供はもちろん世界で一番大切だけど、夫への愛情も決して薄れてはいないと伝えるようにしましょう。
だって、夫はあなたの愛情を得るために必死なわけですから、この先もうまく付き合っていくためには多少の噓も方便というものです。
夫のやきもちがエスカレートするとさらにずっと面倒くさい事態になってしまいます。
夫の行動を寛大な気持ちで受け止め、夫が一番だと思わせるだけで、事態はあっさり解決しますよ。
息子に嫉妬する父親にイライラ。そんな場合の対処法!
あなたが、仲良しのお友達とおしゃべりしている場面を想像してください。
あなたは、相手の話をどのように聞いていますか?
友達のことが好きで一緒にいて楽しい、信頼しているなど、相手に対してプラスになる興味がるので、話も楽しく聞けるのです。
反対に興味のない相手には、無意識に雑に扱う傾向があるものです。
今のあなたは夫に興味をもっていますか?
まずは、外見でもどんなことでも構いません、子どもとの関わり方の中でも、夫を注意深くよく見てください。
よく見ていると、ふとした瞬間に気になることが出てきます。
次は、その気づきをもとに夫に積極的に話しかけてみましょう。
その行動は「もう自分のことなんて気にかけてくれていないと思っていたけど、本当はちゃんと見てくれているんだ」という夫からのあなたに対する前向きな気持ちにつながります。
これを繰り返していると、夫から前向きな気持ちを引き出すことができます。
そして、大切なのは、話すときは笑顔を心がけましょう。
それだけで夫はとても嬉しいのです。
それだけで夫は仕事も頑張れるのです。
初めはなれないぎこちない笑顔かもしれませんが、繰り返すことによって心から笑顔で話せるようになっていくでしょう。
息子が生まれると、父親なのに赤ちゃん返りしてしまう?
夫婦二人で過ごしていた時は、とてもいい関係だったのに、子どもが生まれたとたん、夫との関係がおかしくなってしまったと感じている人はいませんか?
子どもが理由でそんな風になるなんて悲しすぎますよね。
意外と知られていないようなのですが、実は子供が生まれると、赤ちゃん返りに似た行動をとる父親がいるようです。
決して子どものようなわかりやすい赤ちゃん返りではないのですが、以前より手が掛かる(非協力的になる)といった意味で赤ちゃん返りしているようです。
例えば
- 子どもと張り合う
- 家事に協力しなくなる
- 趣味や付き合いを優先する
- 妻に対し、無理な要求をする
などです。
ほかにも様々な、夫の赤ちゃん返りの行動があるようですが、妻が夫の面倒をしっかり見ていた夫婦に多く見られるようです。
自分の母親役をしていた妻を子供にとられたと感じるのですね。
さらに、生まれた子どもが男の子の場合はそれがさらに顕著に現れる場合が多いようです。
父親の自覚がない人の扱いには困ってしまいますね。
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