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卒論のほとんどがコピペだと必ずバレると心得よう!

2018.1.15

大学生が卒業する際に欠かせないのが卒論ですよね。ほとんどの卒論がコピペだらけだった・・・といった驚くべき事実も中にはあるようですが・・・。

卒論のコピペがバレることはあるの?引用との違いは?コピペなどの違法によって卒論を提出し卒業した場合の影響とは?

正しい引用のやり方を調べながら、自分で考えをまとめて卒論を完成させましょう!

卒論のコピペがバレることはあるの?

卒論のコピペ問題。
実際のところバレることってあるの?と考えているあなたは間違いです。
教員は論文を何度も目にしてきているので、コピペをした卒論を目にしたらすぐに直感でわかってしまうのです。

調べようと思えば簡単に調べることもできますし、コピペチェックツールもありますので、それを使えば一目瞭然です。

ただコピペだとわかっても、教員によっては卒論自体あまり目を通さない人もいますし、正義感の強い教員であっても、大学側からコピペを見逃すように説得されることも実はあるのです。
それは、企業から内定を受けた学生を、卒論のコピペだけで内定の取り消しや評価を下げることはしたくないといった大学側の思いもあるからです。

コピペと似たような言葉で引用があります。

コピペは、「他人が書いた文章や語句などをそのまま盗んで使用すること」。引用は「ここからここまでは引用しました。と名前もはっきりと明記した上で使用すること」です。
引用は問題なくてもコピペによる卒論で不合格になってしまうことは十分にあります。

卒論のコピペはバレる以前に絶対にやってはいけない行為

卒論のコピペを軽く考えている学生も多く、倫理的な観点ではもちろんやってはいけない行為ではありますが、多くの学生がコピペを行っているのが現状です。

ネット上にある文章を参考にしてコピペした文章は必ずばれますし、卒業時にバレなくてもいつかはバレてしまうといった不安も拭えません。

著作権で保護されているものを無断でコピペしてしまうと、不正行為だけで済まなくなります。
卒業ができなくなる可能性もありますし、最悪の場合には、犯罪行為を見なされて逮捕されてしまうことだってあるのです。

卒論では、引用はしてもコピペは絶対にやってはいけません。

とはいっても、なかなか卒論を仕上げることができなく苦戦することもあるでしょう。

巷では「卒論代行サービス」といった業者もあり、ネットで検索するとたくさん代行サービスが掲載されています。

信頼できるところに頼む分には構いませんが、中には前金を払ったのに連絡がつかなくなった、期日までに卒論が完成しなかったなどのトラブルもあります。
詐欺行為を働く業者も紛れているので注意しましょう。

卒論のコピペはバレる!重要なのは、自分で考えたことをまとめること

大学の先生方は、ネット情報に大変詳しいものです。

卒論を仕上げるためにネットで調べ、過去に同じようなテーマで書き上げた卒論やWikipediaなどを参考に文章を仕上げ、そのままコピペで終了!では一発でバレてしまうと考えて間違いないでしょう。

卒論だけでなく、レポートの課題も同じことが言えます。
授業にあまり出ていなくてレポート課題もこなせないとき、ネットだよりにしてしまうと大変危険です。

そもそも大学の先生は専門分野のことに関しては、ネット情報はもちろん、専門的な知識は細部に至るまで頭に入っています。

あなたが単純にテーマからネット検索してコピペしたとしても、先生にはお見通しといったわけなのです。

一番重要なのは、「自分で考えたことをまとめる」ことです。
正しい答えをただネットから引っ張りだしてコピペしても、何の意味もなければ、卒業さえ危うくなってしまうのです。
誤字脱字がないようよく見直すことも必要なことです。

コピペなどの違法によって卒論を提出し卒業した場合の影響とは?

違法なコピペなどによって卒論を提出し、学位を取得して卒業をした場合、コピペがバレてしまったらどうなるのでしょうか。

影響することは、学位の取得と卒業の効力です。

実際、論文に不正があることが発覚し、博士論文が取り消された事例はあります。そうなると、学位取り消しなど何らかの処分が下される可能性は十分あるということです。

学位認定や卒業認定に関しては、法律で基準などが決まっているわけではありません。基本的には大学側の方針になります。
単位認定がどういった形で取得できるかも大学側、担当教授が決定しています。

単位認定や卒業認定の裁量は大学側にあるということは、卒論に不正や虚偽が含まれてそれが悪質だと判断されてしまえば、大学側が学位授与や単位認定を取り消すことも可能だということになるのです。

もし単位を落とされて納得がいかない場合は、学位認定を争うことになりますが、裁判所は司法審査の対象外だとし、裁判で争うことができないといった判断を下しています。卒業については裁判で争うことはできるそうです。

卒論はコピペではなく引用する割合が大事!

自分では引用にならないと思っていても、実際は引用になっている場合もよくあります。
そもそも、引用以外で自分の知識のみで文章を書ける人ってどれほどいるのでしょうか。卒論を仕上げる時は、必ず何かしらの文章を参考にするのではないでしょうか。

文章をまるごと写したらコピペになり、自分の中で意味が意味がそのままの状態で文章を変えると引用でもコピペでもないというだけの差と考えてしまいます。

引用とそれ自体を区別する意味って、実はそれほどないのかもしれません。

コピペが問題になるのは理解できても、引用はどこまですべきなのか悩むことが多いような気がします。

実際は、卒論をオールコピペしても法律的には何の問題もないですし、あるのは教育的観点だけにしか過ぎないのです。

ネットから引用して卒論を仕上げる人が多いのと思いますが、出典元をしっかりと明記すれば、卒論の引用の書き方としては問題ないのではと考えるのが妥当でではないでしょうか。
引用する割合が大事なのです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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