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日本酒のとっくりの注ぎ方とは?大人のたしなみ、覚えよう

2018.1.20

日本酒を飲む機会が増える年末年始。大人のたしなみとして、とっくりの注ぎ方や注がれ方を覚えてみてはどうでしょうか?

日本酒を一升瓶からとっくりに移すのは、注ぎやすいからだけではないんです!?

奥の深い日本酒のマナーについて調べてみました。もうこれ以上飲めないというときのスマートな断り方と一緒にどうぞ。

日本酒を呑むときのとっくりの注ぎ方は注ぎ口が上?

日本酒を呑むときのとっくりの注ぎ方は、注ぎ口に見えるところが上にきます。

とっくりを注ぐときの正しいマナーは、尖った方を上にして注ぐのが正式となります。とっくりは注ぎ口が完全な円ではなく注ぎやすいような形になっていますが、この形は仏教の宝珠というものの形を表現しています。

宝珠とは思考の珠のことで、意のままに願いを叶える珠のことです。橋の欄干などの装飾で見ることが多いのではないでしょうか?仏教建築のてっぺんに飾るものでもあります。
このためお酒を注ぐ時は、尖った方を上にして注ぐのが正解なのです。

このように注ぐことで、尖った側の側面が正面になるように模様やデザインが描かれているかと思います。

相手にお酒を注ぐ時に口の形が宝珠に見え、正面のデザインが上に来るように考えられてとっくりは作られています。

ワインも何を注いでいるのかわかるようにラベルが上になるように注ぎますよね。

最近では、尖った部分が無いものであったり注ぎやすいように注ぎ口があるものもあるのですべてがこの方法というわけではありません。

日本酒を呑むときのとっくりの注ぎ方や注がれ方

日本酒の注ぎ方は、右手でとっくりのはらを持ちます。お酒を注ぐ際は、右手の甲を上にしてとっくりのはらのあたりを持ち、左手は下に添えましょう。

初めは細く、次第に太く、最後に細く、おちょこの八分目まで注ぐのがポイントです。

注がれる方は両手でおちょこを持ちましょう。乾杯の際は軽く掲げます。音を立てないようにおちょこ同士を合わせてください。

注がれたら必ず口をつけてからテーブルへ置きます。一気に飲み干さないようにしましょう。最初は香りを楽しみ、少し間を置いてやや多めの量を飲むといいでしょう。

日本酒のたしなみのマナー違反となるのが、片手でお酌を受けることになります。お膳に置いたままお酒を注いでもらうのも失礼になるのできちんと両手でおちょこを持ちましょう。

とっくりを覗き込んだり、倒すのもマナー違反です。とっくりを覗き込むのは、品がないのでやめましょう。飲み終わったとっくりを倒しておくのもマナー違反となります。

日本酒を注ぐ時には、最初は少しずつ、徐々に注ぐ量を増やし、最後はつぎ足すイメージとなります。お酒が垂れてしまったり、入れすぎてしまうことがないように注ぎましょう。音を立てないように注いでください。

とっくりの注ぎ方と一緒に覚えたい日本酒の呑み方

日本酒を飲むときにはどんなことに気をつけたらいいいのでしょうか?

日本酒は、一気に飲み干すのではなく、味と香りを楽しみながら少しずつ飲むようにしましょう。

一口楽しんだ後は自分のペースで多めに飲んだりしてもいいでしょう。香りを楽しんだり、お酒の味を満喫しながら飲むといいですね。

おちょこを空にするのは、お酒をついでくださいと催促していることになるので少し残しておくといいですね。

お店でお酒を飲むときには、とっくりではなく、コップと升で出てくるところもあるでしょう。コップに注いだ分が溢れて下の升までいっぱいに注がれているときにはどのように飲むといいのでしょうか?

盛りこぼしのお酒は、とくにマナーはありません。上のコップ部分でお酒を飲み、お酒が少なくなってきたら升からコップに注いで飲むといいでしょう。

升の中のグラスになみなみと注がれた日本酒を飲むときにはグラスに直接口をつけてすすって大丈夫です。

升のままで飲みたい人はそのまま升で飲んでもいいでしょう。厳密なルールはなく好きに飲んで良いお酒となります。

升酒を頼むと塩が一緒についてくる場合があります。升の角に塩をひとつまみのせて、なめつつ飲むといいでしょう。

日本酒はとっくりに注ぐと味が変わる?

お店で日本酒を頼むと、グラスではなく冷酒でも一升瓶からとっくりやカラフェに入れて出してくれますがこのひと工程で日本酒の味が変わるんです。

また、ガラスのとっくりと焼物のとっくりでも味が変わると言われています。

とっくりの材質や種類が変わると注がれたお酒の味が違うのは、お酒に触れた材質で味が変わるためです。

どんなとっくりに入れたら美味しいのかは、好みとなるので自分の好きなとっくりを探すのもいいですし、同じ日本酒であっても違った味を楽しみたいときにはとっくりを変えてみるのも乙ですね。

家で飲む場合には、数多くの日本酒を楽しむというよりは一本を楽しむことのほうが多いと思うので料理に合わせて色々楽しむのもいいでしょう。

日本酒をもう飲めない・・そんなときは?

日本酒を断るときには、どのようにおちょこを置いておくといいのでしょうか?ぐい飲みのマナーとして、これ以上飲みたくない、飲めないときにはおちょこの上に手を差し出し「もう結構です」と言いましょう。

断るのが苦手な人は、酒を満たしておくか逆さに伏せておくといいでしょう。

おいた状態で酒を注ぐことは、置き注ぎと言ってしてはいけないマナーとなります。日本酒を注いでもらうときには、必ず右手でおちょこを持ち底に左手を添えて差しだしましょう。「頂戴いたします」と一言添えられるといいですね。

注いでもらったときには、そのまま机に置かず、必ず口をつけてから置くようにしましょう。

おちょこは、指先だけで扱い、触れるのは第一関節までにするとキレイに見えます。

どの都道府県にも日本酒造があり、その場所を代表する日本酒があります。そんな日本を代表するお酒をたしなめる大人になりたいものです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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