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畑の雑草を効率よく処理したい。特性を知って正しい対処を

2018.1.22

近年家庭菜園が人気ですが、畑で野菜などを作っていると野菜よりも育つ雑草に悩まされる人は多いことでしょう。

雑草とひとくくりにしてしまいがちですが、何種類もありそれぞれ性質も違うため、簡単に処理するのは意外と難しいのです。

雑草について知って、正しい処理をすることが大切。野菜や果物を作るなら、農薬などはできるたけ使いたくないですよね。

畑に生える雑草とはどんな植物?処理しないと畑の環境が悪化!

雑草に悩んでいるご家庭も多いのでは?抜いても抜いてもすぐに顔を出す雑草にうんざりしますよね。

そもそも雑草とはどんな草なのでしょうか。
実は雑草という植物は存在しません。勝手に生えてくる植物を総称して「雑草」と呼んでいるのです。

雑草には特長があり、再生力が強く成長も早い、種を多くつけているなどがあります。

種にしても、一度に発芽するわけではありません。好光性種子といって、土が掘り起こされて陽を浴びることで発芽する仕組みになっています。この仕組みこそが、いくら雑草を抜いてもキリがない原因のひとつとなっているのです。

雑草は、畑の手入れ方法によって生える雑草は異なるため、作物に悪影響を及ぼす雑草に悩まされることもあります。
雑草の成長は早いので、作物が成長する前に雑草が勢いよく生え、日光を遮ったり作物の肥料や水分までも奪ってしまうこともあります。

畑の作業は雑草との闘いだ!雑草を防ぐための基本的な処理方法

雑草を除去する方法は色々。抜き取ったり刈り取ったり、または薬品を巻いたりする方法があります。

 

素手や道具を使って雑草を抜き取る方法は「手取り除草」

 

雑草を根こそぎとることで雑草を除去しますが、広い場所ではなく小規模な菜園やちょっとした除去の際に使う手法と言えます。

 

機械を使って除草作業をする「機械除草」

機械で作物の間の土を掘り起こして雑草を抜いたり、土に埋め込んだりして除草します。空き地などは雑草の地上部を機械を使って短く切り取るのが一般的です。

 

雑草を動物に食べさせて除草する「生物除草」

雑草を好む動物を放牧して除草しますが。問題点も多くあまり実用的ではありません。

 

最も一般的な除草方法なのが「化学除草」

市販されている除草剤を用いる方法で、雑草を枯れさせて生えてこないようにします。雑草の種類や使用箇所によって除草剤も使い分けることができるため、一番便利な方法とも言えます。

どの除草方法がいいのかをよく検討した上で行うといいでしょう。

畑の雑草を対処・処理する基本的な方法。小さいうちに抜け!

雑草は、ちょっと放っておくとすぐに生えます。
雑草のピークはやはり夏。
5月頃から生え始めて、梅雨あたりには一面雑草だらけになります。生えはじめ時期にこまめに抜いて置かないと、夏には手に負えないという事態になります。
雑草は小さいうちに抜くことがコツ。こまめに抜くようにしておくと安心です。

雑草が厄介なのは、畑に植えた野菜と共に成長していくことです。
雑草に紛れて野菜が埋もれてしまい、雑草なんだか野菜なんだか分からなくなってしまうこともあります。
せめて野菜の周りにだけは雑草を生やさないようにしたいですよね。
その場合は、土の表面を覆う「マルチング(マルチ)」という方法を使うと安心です。このマルチを張るだけでも雑草の発生をかなり抑えることができます。
面倒でもマルチを張って作物を雑草から守るようにして下さい。

ただ夏場に透明マルチを張ってしまうと、土の温度が上がり過ぎて作物が枯れてしまうことになります。
ただ、この地温の高温を上手く利用すれば、雑草が生えにくくもなり害虫の駆除にも役立ちます。
1~2週間くらい透明マルチを張ることで、驚くほど雑草が枯れます。
透明マルチを剥がすときは、土を動かすと雑草の種も出てきますので、土が動かないように注意してください。

日本の畑や水田に生える雑草の種類と性質

雑草を除去するには、日本に生える雑草の種類や成長サイクルを知ることが大切です。

雑草の種類は、水田で200種類、畑にいたっては300種類もあると言われています。すごい数ですよね。
何をもって雑草とするからは人それぞれですので、他人から見て雑草でも、人によっては大切な植物だという人もいるでしょう。
しかし共通して言えるのは、家庭菜園にとって雑草は作物の生育の邪魔な存在であることです。

雑草が成長するのは5月~10月にかけてです。
特になる場はどんどん成長していくので、菜園の雑草除去を怠ってしまうとすぐに雑草だらけになってしまいます。

日本の雑草を大きく分類すると、カナツリグサ科、イネ科、トクサ科、広葉などがあり、いずれも畑の近くに生息しています。
もっとも身近なのがイネ科。オオバコやススキと言えばわかるでしょう。スギナはトクサ科になります。

雑草の生育サイクルについては、一年草と多年生に分けることができます。
毎年春になると芽をだして冬に枯れるのを一年草、毎年春に同じ場所から芽をだすものを多年生と言います。

雑草の性質を知ると処理方法の注意点も見えてくる

身を守るには敵を知ることも大切とよく言います。
それは雑草にも言えることです。

畑によく生えているスギナに関しても、スギナがどのようなものなのかを調べることも大切です。

スギナとネットで調べてみると「浅い地下に地下茎を伸ばしてよく繁茂する。」、「春にツクシ(土筆)と呼ばれる胞子茎(または胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。」、「生育には湿気の多い土壌が適しているが、畑地にも生え、難防除雑草である。」と出てきます。

地下茎という言葉に疑問をもちますよね。そこで地下茎と言う言葉を調べてみると、「地下茎は地面からすぐ下にある場合が多いが、スギナなどのようにかなり深く地中を横走することもある。」とあります。

スギナは地下茎が伸びることによって生長するので、他の雑草よりも除草することが難しいのです。

土の中でぐんぐん地下茎が伸びて枝分かれを繰り返し成長していく。根こそぎ抜くのが難しい理由がよくわかりますよね。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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