友達、親友、仲間、みんなが思う境界線と親友の作り方
2018.1.28
友達や親友、そして仲間といった言葉がありますが、どれも実は曖昧なもので、自分が友達や親友、仲間だと思っていてもそうでない場合もあります。
友達や親友、そして仲間。その境界線は曖昧!?友達や親友、そして仲間さえできない原因は?
本当に仲の良い友達なのかを見極める方法、友達や親友の違いなどご紹介します!
この記事の目次
友達や親友、そして仲間。その境界線は曖昧?
仲間ってなんでしょうか?
- 一時的な関係
- 永遠には続かない関係
- 多少なりとも利害関係が入ってしまう関係
- クラスメイト
このように感じている人、多いのではないのでしょうか?
個人的に付き合うというよりは、何かの目的があり、それを達成するために集まった人々と言う感じでしょうか?
では、友達って?
- 一緒に居て違和感がない存在
- 利害関係は発生せずに、楽しい時間を一緒に過ごせる人
- 盛り上がれる集まり
- 仲間よりもワンランク上の感じでしょうか?
仲間以上、親友未満ですね。
それでは、親友は?
- 言いにくいことを、あえて言ってくれる人
- 自分のために、己を犠牲にしてくれる人
- マメに連絡を取り合わなくても、いつも気にかけていてくれる人
- 親友に起こることは、自分に起こることのように感じる
親友とは唯一無二の存在ですね。
親友に起こることすべてが、自分の身に起こることのように感じることができるのが親友なのではないのでしょうか?
自分には友達や親友そして仲間さえできない、その原因は?
親友はおろか、友達と呼べる人や仲間さえいない自分。
どうしてなのでしょうか?
もしかしたら、あなたは自分のことだけを考えてはいませんか?
自分のことだけを考えているから、周りに人が集まらないのではないのでしょうか?
例えば、本気で誰かと楽しみたいと感じていますか?
自分が楽しみたいから、誰かいないかな?と考えてはいませんか?
周りの人が楽しめることがしたいと考え感じている人と、オレを楽しませてくれと考えている人と、どちらと一緒に居たいと思いますか?
親友はおろか、友達と呼べる人や仲間さえいないのには、きちんと理由があります。
また、自分に甘いけど、他人に厳しい人には友達ができないですよね?
自分のことは棚に上げて、人のことを批判したり、ダメだしするような人には、親友はおろか友達もできません。
誰だって、ダメなところもあるし、欠点がいくつもあります。
それが人間です。
そういった部分を補うために、友達という存在がいるのです。
本当に仲の良い友達や親友、仲間を見極めるには?
相手に対して、信頼の念を感じることができれば、きっと相手もあなたに対して同じ感情を抱くことになるでしょう。
「なんとなく、合わないな」と感じる人がいるのと一緒で「説明できないけど気が合う!」と言う相手がいるはずです。
自分は相手に対して相手もそう感じてくれることが多いと思いますが、必ずしもそうではないこともあります。
親友のふりをしているけど、なんだか自分は利用されているだけじゃないのかな?
そんな風に感じているなら、その勘はたいてい当たっています。
友人関係・親友関係に利害関係は発生しません。
都合よく扱われる様な存在ではありません。
ですから、自分が親友だと思っている相手に都合よく扱われるかも?と感じたなら、その人との親友関係の賞味期限は、切れてしまったのでしょう。
友達と親友とでは何が違うの?
親友には、自分の弱さや格好悪いところを見せることができるでしょう。
親友の幸せは、自分の幸せ。
親友の悲しみは、自分の悲しみ。
親友に起こるすべてのことは自分のことのように感じることができるのではないのでしょうか?
学生だと、約束をしなくても会うことができますよね?
ただ、顔を合わせて楽しいことや面白いことを話すだけなら、友達でありクラスメイトでしょう。
ですが、友達の失恋や、受験、部活、テストのことなどを自分のことのように感じ、同じ喜びや同じ痛みを感じる相手なら、親友と呼べる相手だと思います。
これは、「私たち親友だよね!」と言って約束するものではありません。
確認し合わなくても、自分が相手に対して「あなたのことは私が守る」と決める話です。
相手が自分を親友と思わなくても、あなたが友達に対してそのような気持ちを抱けば、それはあなたの親友です。
ただの仲の良い友達から親友に発展するには?
自分が悩み苦しんでいる時に、誰の顔が思い浮かびますか?
その人が、あなたにとっての『親友』なのではないのでしょうか?
自分の弱い部分や、自分のみじめな部分をさらけ出してもいいと、思える相手が「親友」なのでは、ないですか?
この場合、相手があなたのことを親友だと思っていないこともあります。
ここで、重要なのは相手があなたをどう思っているのかではなく、あなたが相手をどう感じているのかです。
「迷惑でなければ話を聞いてもらえる?」
そう、声を掛けてみてください。
たいがいの人は、頼りにされると嬉しいですし、あなたからの信頼を感じることでしょう。
こういったことがきっかけで「友人から親友」へとステップアップすることがあります。
どんな関係でもそうですが、自分の扉を開かなければ、相手の扉を開かせることはできません。
どのような人間関係の構築においても「ずる」は通用しません。
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