多肉植物の土にカビ?カビの対処法や栽培時に気を付けること
2018.2.7
最近多肉植物にはまっていてたくさん育てています。
お世話も簡単で見た目もぷっくりして可愛らしい多肉植物はお部屋のインテリアにもとてもお勧めです。
そんな多肉植物を観察していると、なんだか土にカビのようなものが見えます。このカビについての対処法やカビが生えないようにする方法についてまとめてみました。
この記事の目次
多肉植物の土にカビが生えるのはなぜ?
カビが生える原因は水のやりすぎが考えられます。水を多くあげすぎていませんか?
表面が乾いてから、ちゃんと水を上げているという方も多いですよね。それでも、カビが生えてしまうのは中の土がまだ十分に水分を含んでいるからです。
カビは水分がある所に発生しますから、水のあげすぎには注意をしましょう。
またいつまでも水分が無くならない為にカビが生えてしまう場合もあります。そんな時は風通しの悪さが考えられますよ。
風通しの良い場所に鉢を移動するだけで、カビ問題が解決されるかもしれません。
カビは病害虫が発生する元になってしまいますし、植物が弱ってしまう原因になります。
カビが生えない環境を作るようにしましょう。
多肉植物の土にカビが生えるのはどんな時期
カビが生えるのは湿気や温度、栄養源がある事です。カビに対して最適な湿気や温度があるのは梅雨時ではないでしょうか。
梅雨の時期はお家に干している洗濯物だって乾きませんよね、それほど部屋の中は湿度でいっぱいになってしまいます。
そうなると当然、多肉植物を植えている鉢の土も乾きずらくなってしまうのでカビが生えてしまいます。
しかし乾燥が気になる冬場でも油断が出来ません。暖房だったり加湿器だったりと部屋の湿度が高くなりカビが生えてしまう事があります。
カビが生えるという事は土の中に十分に水分が残っている証拠、季節によっては水やりの回数や分量などを見直してみるといいですね。
多肉植物の土にカビが生えてしまったらどうする?
土にカビが生えてしまったら余計に触っては胞子が飛びそうですし、かと言って放っておくわけにも行きません。
植物にも、人にも影響がありそうな気がしますよね。
多肉植物の土にカビが!対処方法について
- まずはふわふわしている白いカビなら、歯ブラシなどを使ってそっと取り除きましょう。カビの胞子が気になる人はマスクをして行うといいのではないでしょうか。
- 次に土に付いているカビを確認。上だけに生えているならその部分の土を取ってください。土が少なくなってしまったら新しい土を入れて下さい。
- そして土の内部にもカビが侵食していた場合、放っておくと植物をダメにしてしまいますから土全てを取り換えましょう。
- その時、多肉植物の根を取り出したら乾燥させてあげて下さい。よくショップなどで根を出しっぱなしにしているのを見かけませんか?
多肉植物は根や葉に水分を沢山とりこんでいるので、2.3日は根を出したままにしていても大丈夫!しっかりと風通しの良い場所において乾燥させることが大切です。
カビは水分がないと生きていけないので、乾燥させることで全滅させることができるんです。
多肉植物ってどんな植物?どこが原産国なの?
多肉植物の事を知れば育てる時のヒントにもなります。どんな植物なのか勉強していきましょう。
まずはどんな植物を多肉植物と呼ぶのか?葉は肉厚で水分を蓄える事が出来、乾燥に強い植物が多肉植物の特徴です。
原産国はアフリカの南、東、中央、メキシコ、マダガスカルなど、その他にも中国や日本など様々な所で見かける事が出来ます。
高い山や砂漠など水が多くない場所でも育つことができる植物なんです。その為、水分の蒸発を極力抑え体内に水分をため込んでいるんです。
他の植物と見た目が大きく違うのも特徴と言えますね。このように水分が少ない場所でも育つ多肉植物ですから、お家で育てる時にも水のあげすぎには気をつけなければいけません。
ちなみに多肉植物と言えばサボテンといった感じがしますが、サボテンの種類は非常に多いので、その世界の人たちはサボテンと多肉植物は区別して扱っているんですよ。
多肉植物もとっても種類が多いので自分の好みの物を探してみるといいですね。
多肉植物は室内で明るく風通しの良い空間が良く育つ秘訣
植物を育てるのが苦手、水をあげるのをつい忘れてしまうな方なら多肉植物はもってこいです。
かえって水をあげすぎるとダメにしてしまう位ですから!
しかし育てやすい多肉植物でも注意点があります。それは上記したように水をあげすぎない事、あげすぎると気が付いた時に多肉植物がぐにゃりと曲がってしまう事もあるんですよ。
そして風通しの良い場所に置く事、カビの発生も防ぐことができますよね。
また日当たりの良さを好むので、窓越しなど日の当たる場所に置いてあげると元気に育ちます。
日当たりを好む多肉植物ですが、さすがに真夏の強い直射日光には耐えきれない場合もあります。葉が枯れてしまう事もあるので注意をして下さいね。
寒すぎる場所を嫌う多肉植物ですから、外で栽培をしている場合も冬になったら室内の日の当たる場所において温度管理をして下さい。
まとめると室内の日当たりと風通しの良い場所において、寒すぎる場所や真夏の直射日光などからは避ける事!水のあげすぎには注意という事です!
これさえ守れば初心者でも育てる事が出来ますよ。
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