バイクのタイヤ交換は自分でできるようになるのがベスト!
2018.4.19
バイクに乗るのなら、できれば最低限のメンテナンスはできるようになりたいものです。
その一つがタイヤ交換。自分でできるようになれば、わざわざショップに持ち込んで工賃をかけなくても済むし、なにより愛車により愛着がわくというもの。
バイクのタイヤ交換に必要な道具や、交換時のコツなどを調べてみました。今まではショップ頼みだった人も挑戦してみませんか?
この記事の目次
バイクのタイヤ交換を自分で行うのに必要な道具と作業の流れ
タイヤ交換のためには、スパナやレンチ等の基本工具と、タイヤレバー、エアゲージ、ムシ回が必要になります。
タイヤレバーは、ホイールからタイヤを外したり着けたりする時に必要です。
エアゲージは、空気圧の計測計です。
ムシ回しは、タイヤの空気漏れを防ぐムシを外すための工具ですよ。
タイヤ交換の作業の流れを説明します。
- ホイール、マフラー等を外しましょう。そしてホイールのバルブにムシ回しを挿入して空気を抜いてください。
- タイヤレバーをホイールとタイヤの間に差し込み一周させ、ビードをホイールから外します。
- タイヤレバーでタイヤを外します。
- 新しいタイヤの組み込みます。
- タイヤレバーを使ってビードをホイールにはめ込みましょう。
- エアーを注入します。
- そして組付け・ホイールバランス調整です。
初めての人は、時間的に余裕のある時に作業してくださいね。
いざという時のために、タイヤ交換に挑戦してみてください!
バイクのタイヤ交換を自分でできないという難関は、ビードが問題?
バイクのタイヤ交換の難関と言えば・・・。
反対側のビードが外せない、チューブの口金が入らない、タイヤをはめると反対側が上がってくる事ではないでしょうか?
この場合、どんな対処法があるのでしょうか?
「反対側のビードが外せない」
外し方がいくつかありますよ!
外した方から反対側も外す。外して裏返してから外す。両側から外して力技で分離させる。
タイヤの太さやチューブ、チューブレスによって違うのかもしれませんね。
「チューブの口金が入らない」
口金を上にしてタイヤを立てるとスペースができますよ!
ビードクリームなどでぬるぬるにしてからしてください。
反対の手にはナットを持っておきましょう。
「タイヤをはめると反対側が上がってくる」
コツは本当に少しずつ進める事です。
タイヤレバー1個分、5センチずつぐらいで進めましょう。
これで反対側が上がってきにくいですよ!
自分でバイクのタイヤ交換をするときには、「艶出しスプレー」が効果的
タイヤ交換手順は、まずはバルブのヘソを押し、タイヤの空気を抜き、タイヤの側面全体を踏みビードを落とします。2~3周くらい踏んで回ると落ちます。
しかし、10年くらいタイヤ交換していなく、踏んでもビードが落ちない場合は・・・タイヤレバーを使ってコネて落としてください。
タイヤ保護スプレーを新品タイヤのビード部分とホイールのリムに吹き付けておくことで、取り付けの際もビードワックスとは比べ物にならないほど、簡単に組むことができます。
どうしてこのタイヤ保護スプレーなのかというと・・・。
このタイヤ保護スプレーは近くのカーショップやホームセンターなどで購入できますし、手が霜焼けにならないので、取り扱いが簡単な事、そしてスプレーを吹き付けた後は、卵の殻をむくようにツルンと取り外しができますよ!
是非一度試してみてください。
バイクのタイヤ交換に必要な道具をまとめてみた
バイクのタイヤ交換に必要な道具を紹介します。
まず、タイヤについてですが、タイヤはネットでも格安で購入する事ができますよ!
一度、検索してみてはいかがですか?
では、道具についてです。
- タイヤレバー2本とリムプロテクターセット
- 虫し回しドライバー
- ビートクリーム
- コンプレッサー
- エアチャックガン
この道具は必要になりますよ。
虫し回しドライバーは、小さくてもOK。でも、無くしてしまいそうですよね・・・。
ビートクリームもないと、タイヤ交換はできまんが、そんなに量は使いません。
コンプレッサーは、タイヤ交換や掃除がてらのエアブローぐらいなら、10000円ぐらいの物でも十分に使えるでしょう。
サーキットのピットの場合は、圧搾エアーが使える場合が多いので、コンプレッサーは必要ありません。
エアチャックガンについてですが、これは高いほどいい物とは限らないようです。
私は、4000円ぐらいの物でも失敗しました。
バイクのタイヤ交換をショップに持ち込むと嫌がられるってホント?
バイクのタイヤを別のお店などで購入してから、そのタイヤを持ち込み、タイヤ交換をしてもらう・・・その場合の費用は交換の工賃だけでお願いしたい!
と、このような人はいませんか?
持ち込みでも、タイヤ交換はしてくれるお店もありますが、店によってはタイヤの持ち込みについてイヤな顔をされる事もあるようですよ。
また、タイヤを持ち込みでも交換してくれる場合、こんなデメリットがあるのです。
それは、工賃が高くなる事です。
タイヤ交換が持ち込みではない場合よりも、2割以上高くなる所もあるようなのです。
イヤな顔をされて、しかも高い工賃を支払うなんて・・・これは避けたい事ですよね。
ホイールをバイクから外し、その状態で持ち込みすれば工賃が少しは安くな事も多いかと思います。
ただ、ホイールを外して、タイヤの持ち込みまですると・・・さらにイヤな顔をするお店も多くなる事も知っておいて下さいね。
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