車にターボは必要?ターボのメリット・デメリット
2018.5.2
車を買うときに、ターボをつけたほうがいいかどうか迷ったときにはこれらのことを参考にするといいかもしれません。
中古車であれば、ターボがいらなくても外すことはできませんよね。ターボのメリット・デメリットをよく知っておく必要があるでしょう。ターボが必要かどうかを選ぶ基準とは?
新車を買うときにも役立つ車のターボについて紹介します。
この記事の目次
車にターボは必要ある?ターボについて
軽自動車は総排気量が660ccと、コンパクトカーとなる小型乗用車(5ナンバー)の約半分ほどになります。
エンジンのパワーはそこまで強くないと言えます。
しかし、総排気量が660ccよりも1ccでも多くなると普通車として扱われてしまいます。そうなれば軽自動車ではなくなり、軽自動車の法的メリットもなくなってしまいます。
排気ガスを利用してタービンを回すことによって、総排気量は同じでもより強い馬力とトルクを発生させられます。
では、ターボ車のメリットとは?
ターボ車はエンジンが頑張らなくても速く走るというのが最大のメリットと言えるでしょう。停止からの発進や登坂、高速道路の合流など加速が必要な場面においてスムーズに走ることができます。
エンジンも無駄に回転しないので車の負担も軽いと言えます。
普通に走るぶんにはターボ車にする必要はないかもしれませんが、よく高速道路を利用する、よく坂道を走る場合はターボ車を選ぶといいでしょう。
車にターボが必要でも気になるのは燃費!
ターボ車のメリットを紹介しましたが、デメリットはどんなところなのでしょうか?
ターボという装置を搭載するということは、そのぶん車体が重くなります。
パワーがある分、燃費が悪いと言えるでしょう。ターボエンジンは空気を圧縮して燃焼させます。パワーを上げるには燃料を多く燃やす必要があるため燃費が低下するのです。
また、構造上エンジンオイルの劣化が早いためオイル交換は通常モデルより頻繁にしたほうがいいでしょう。
ターボ車を、長持ちさせるには運転前の暖気や運転後のアフターアイドリングが必要となります。
ターボをつけるということは、それだけ価格もアップします。
山道や高速道路などでは走りやすくしてくれるターボ車ですが、そのぶんお金がかかったりメンテナンス費用がかかると考えておくといいでしょう。
しかし、最近ではターボのメカニズムが改良されてきているそうです。燃費やメンテナンスなどデメリットとなる部分も良くなってきているのでこれからは値段の違いだけになるかもしれません。
車にターボが必要かどうかは乗り方次第。車の寿命が短いってホント?
ターボ車は、ターボがついているぶんメンテナンスが必要となりますが故障についてはどうなのでしょうか?
ターボを搭載した軽自動車は「故障しやすい」というウワサは本当?
ターボを搭載している軽自動車の場合、使用している部品量はターボを搭載していない車より多いですよね。
しかし、使用している部品量が多いからといって故障とはなりません。
よく使う部分であるタービンなんかは故障や交換が必要な部分と言えるでしょう。頻繁に故障したり、走行距離が5万kmぐらいで寿命となるというのは単なるウワサにすぎません。
きちんと、メンテナンスをしていればターボ車でも10万km以上走ります。
ターボ車に限ったことではありませんが、オイル交換は頻繁にしておくといいでしょう。車のオイルは、人間に言い換えると血液にあたります。オイル交換をしないと、車の寿命は短くなるでしょう。定期的なオイル交換を心がけましょう。
車にターボをつけるかどうか迷ったときは?
軽自動車にターボをつけたほうがいい人とはどんな車の乗り方をする人なのでしょうか?
車両価格自体が高くなる、燃費が悪くなることを差し引いてもこのような乗り方をする人は、ターボをつけたほうがいい人と言えるでしょう。
- 車に乗る時は、3人~4人
- 荷物をよく積む、もしくは積みっぱなし
- よく走るのは、市街地ではなく高速道路や坂道
このようなことがあてはまる人はターボ車にしたほうがいいでしょう。
では、軽自動車にターボを付けるのと普通車を買うのとで迷っているときはどう判断したらいいのでしょうか?
もしかしたら、車両価格は普通車のほうが安いかもしれません。しかし、軽自動車の魅力はなんといっても税金の安さです。
車をこれから先、何年乗るかでも違ってくるでしょう。
自分のライフスタイルをよく知ることで、どんな車があっているのか必要なのかわかるかと思います。
キャンプをよくする、子供の送迎や家族で使う場合はターボ車はおすすめな車と言えるでしょう。
車にターボをつけるかどうかはあなたの乗り方次第?
ターボ車にも、いろいろなメリット・デメリットがあることがわかりましたが最終的にはあなたの乗り方によって決めるべきでしょう。
タービンが故障した場合は、修理代が約10万円くらいかかるそうです。タービン周りのパイプなども交換になると修理代金は倍になります。
以前に比べて、耐久性の高いものにはなってきていますが車検のときなどには多めにメンテナンス費用がかかると思っておくといいでしょう。
ターボ車は、ターボがついていない車よりもオイル交換が重要となります。オイル交換は5000キロに一回と言われていますが、3000キロに一回くらいの気持ちでするといいでしょう。ターボ車は、ターボがついていない車に比べてエンジンオイルの消耗が激しいので気をつけましょう。もともと、軽自動車はエンジンオイルの搭載量も多くありません。
オイルの値段は高いものではなくとも、マメに交換することのほうが車には良いと言えます。
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