水草が枯れる・茶色くなってしまう原因や対処方法をご紹介
2018.5.4
水槽で魚を飼い始めるときに、魚と一緒に水草を買う人は多いのではないでしょうか?
見た目も綺麗ですし、水槽内の環境も良くしてくれそうですよね。しかし、水草を元気に育てるのは意外と難しい!?
水草が枯れる・茶色くなってしまうのにはどんな原因があるのでしょうか?水草を元気に育てる方法とは?種類に合わせた適切なお世話が必要なようです。
この記事の目次
水草が枯れる、茶色くなるのは水質が原因かも
アクアリウムを始めたばかりの人は、水草はレイアウトの一部という認識で気が向くのは、熱帯魚などの生き物に目が行きがちになりますよね。
最初は青々としていた水草も気づくと黄色や茶色に変色して枯れかかっている・・・なんて経験のある人も多いのではないでしょうか。
この水草は単なる草ではなく、水草によって合う水質や栄養分が必要だったりするために、ある程度知っておかないと枯らせてしまう事になります。
また水の入れ替えの回数が多いとす水質が変化しやすいですし、その逆であまりお手入れをしていないと熱帯魚などの生態のふんがたまり水質が汚れてしまっている場合もあります。
水草を育てる時には、水草に適合したPHにしたり砂底の砂利や土を入れ替える掃除をする必要があります。
あなたの枯れかけている水草がどんな環境なら大きく育つことができるのか、まずは調べてみて下さい。
水草が枯れる・茶色くなるのは光合成が上手くできていないから?
水草を育てていると最初は順調に生育できている様に見えても、その後成長が感じられないと言ったことも多いと思います。
まず水草が最初のうちは元気だったのは、ため込んだエネルギーを時間をかけて消することができ、まだ水質の変化に影響を受けずに堪えることができたからでしょう。
この溜めていたエネルギーが消費されることで徐々に元気がなくなってくるのです。
種類にもよりますが、水草には光合成が必要な物も多いです。
光合成によりエネルギーをためるため、光合成が行われない環境ですと水草も育たないのでしょう。
エネルギーがなければ成長する事も、新芽を伸ばすこともできません。
自然界の水草は日中十分なほど太陽光を浴びることができますが、室内の水槽の場合はそうもいきません。
太陽光が当たる場所へ水槽を置くと、コケが大量発生する原因にもなりますし。夏の暑い日差しですと水温が上がりすぎてしまいます。
室内の場合は太陽光を当てるのではなく専用の強めのライトを当てるのがお勧めです。
今は水草の成長に適しているライトというものも開発されており種類は豊富です。
水草が茶色く枯れるのはコケが原因?
水草を丈夫に育てるには「光」「CO2」「きれいな水」が必要になります。
光は植物用のライトを用意すればOK!
植物用のライトは少し光が青みを帯びております。それは植物が育つには青みの光が適しておりコケの抑制につながるからです。
太陽光などの黄色が強めの光は、植物は育ちますがコケもよく育ちます。また日光が強いと水温が高くなりますが多くの水草は水温が27度以上に高くなるのは苦手です。
ですからお部屋では日光の当たらない場所に水槽を置くことをおすすめします。
CO2はエアレーションを入れている水槽ならまず問題ないでしょう。
また水質を悪化させないためにも、生体のエサは少量で食べきれる量で与えることも大切です。そのエサの水中に染み出た成分が水草の養分にもなります。
水草が枯れたり茶色くなってしまったときの対処方法
私はボトルアクアリウムを1か月前に始めました。大き目のボトルで水は4リットル入るものです。
飼っているのは赤ヒレ2匹とミナミヌマエビ6匹です。
水草はマツモとウィローモス、もう一つは店員さんにすすめられて購入した名前のわからない小さな葉っぱの水草です。(名前は忘れてしまったんです)
ウィローモスは育てやすいと言われて見た目も好きなので購入しましたが、最近少し茶色がかってきたのが気になります。
そこでウィローモスについて調べてみると、茶色くなるのには茶いコケが生えている場合と茶色く枯れてしまっている場合があるようです。
確認してみると、私のウィローモスはどうやら緑の葉の部分茶色いコケが張り付いているようでどうやらエビたちが食べてくれるようなのでもう少し様子を見ようと思います。
もう一つの茶色く枯れてしまった場合、やはり枯れたものはもとには戻らないようです。
その枯れた部分を取り除き1センチでも無事なところがあれば水槽に残しておきましょう。
水質が綺麗になり環境が合えば、その残った1センチからまた大きく育てることができるでしょう。
水草を上手く成長させるには?追肥は必要?
水草は種類によって栄養が必要な物があります。
その栄養分を後から補う事を追肥と言いますが、その追肥には「固形」と「液体」の2種類があります。
固形のものはソイルなどの底砂に埋め、成長させたい水草を中心に栄養をいきわたらせることができます。
もともと栄養が入っているソイルでも、徐々に栄養が失われるので追肥は必要かと思われます。
主に水草の根元の部分に埋めて使い溶け出すことで栄養が行きますが、土からはみ出していると水中全体に広がり栄養が多すぎると、コケが生えますので気を付けましょう。
また液体の場合は水そのものに入れるので水槽全体に広がります。
そのため水槽内すべての水草に栄養が届きますし、中には葉っぱから栄養を摂りこむ水草もあるため、栄養が特に必要な水草には液体の方が向いていると言えます。
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