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歴史や文化の覚え方は、多少無理やりでも語呂合わせが一番!

2018.5.8

歴史や文化を勉強していると、年代や似たような言葉がたくさん出てきて覚え方に苦慮しますよね。

内容を理解・整理して順序立てて覚えられたらいいのですが、暗記することが多いとそれも難しいものです。

そこで活躍するのはやっぱり昔ながらの語呂合わせ。昔からの定番から自分で考えた無理のあるオリジナルでも、とにかく覚えたもん勝ちですよ!

歴史や文化はやっぱり定番な語呂合わせでの覚え方

歴史や文化を覚えるときには、語呂合わせで覚えるのもいいでしょう。

聖徳太子について、覚えるときにはキーワードをいくつか用意します。

  • 十七条憲法
  • 冠位十二階の制
  • 遣隋使
  • 法隆寺
  • 飛鳥文化

その頭文字を集め、自分で覚えやすい順番でキーワードを覚えます。単語を5個そのまま覚えるよりも簡単ですよね。

テスト前で時間がなく、これだけは覚えたいというときには役に立つでしょう。

しかし、できればキーワードについてどんな意味や内容なのかを理解しておくことでさらに記憶する、また思い出せるでしょう。

聖徳太子イコール十七条憲法となるには、その意味を理解していなければ覚えていてもテストでは答えられないことがあります。知っているだけではなく、意味や内容を理解することでさらに記憶と繋がります。

語呂合わせは、記憶のひとつのきっかけとして効果的ですが、そのぶん忘れやすくもあるので気をつけましょう。語呂合わせで覚えるときには何度も声に出して繰り返し行うといいですよ。

歴史と文化を語呂とリズムで刻み込め!天平文化の覚え方

天平文化を覚えるときの方法について

「奈良聖天、東大正倉アゼ子に不満」と覚えよう。

奈良聖天、東大正倉アゼ子に不満を10回、早口で音読し10回暗唱しましょう。暗唱を繰り返すことで、深い記憶となります。

キーワード

奈良=奈良時代

聖=聖武天皇(しょうむてんのう)

天=天平文化(てんぴょうぶんか)

東大=東大寺

正倉=正倉院(しょうそういん)

アゼ=校倉造(あぜくらづくり)

子=古事記

に=日本書紀

不=風土記(ふどき)

満=万葉集

天平文化は、奈良時代、聖武天皇の天平年間(729~49年)となります。

遣唐使によって伝えられた唐の影響を受けた仏教文化です。古事記、日本書紀は歴史書です。風土記は地誌、万葉集は歌集になります。

東大寺は、745年に平城京に建てられました。正倉院は東大寺に付属する校倉造の建物になります。

このように、キーワードとなるものはそれぞれ意味があるので、自分のわかりやすい方法でどんなものなのかを調べましょう。

江戸の歴史・元禄文化の覚え方。多少無理やりでも覚えればOKだ

まず、江戸時代の年表をだいたい把握しましょう。

活躍した歴史上の人物を語呂合わせで覚えよう

「イイ綱!あら、よし!たまみ、いいよ」と覚えよう

イ・徳川家康
イ・徳川家光
綱・徳川綱吉
あら・新井白石
よし・徳川吉宗
た・田沼意次
ま・松平定信
み・水野忠邦
いい・井伊直弼
よ・徳川慶喜

元禄文化は、「元禄が、近い日を待つ」と覚えよう

近・近松門左衛門
い・井原西鶴
日・菱川師宣
を・尾形光琳
待つ・松尾芭蕉

化政文化は「きよこ、家事・歌がとくい」と覚えよう

き・喜多川歌麿
よ・与謝蕪村
こ・小林一茶
か・葛飾北斎
じ・十返舎一九
う・歌川広重
た・滝沢馬琴

ゴロで覚えるのもいいけれど、写し紙をつかって人物をなぞるのも違った印象を持つことができます。

絵が得意、不得意に関係なくただなぞるだけなのでちょっとした休憩にもなるでしょう。何かを覚えるときは、ひとつの方法に絞るのではなくいくつかの方法を試してみるのもいいでしょう。

覚えにくい歴史はノリで覚えよう!

歴史を覚えるときにやってしまうのが、単語や言葉で覚えようとすることです。

歴史に限らず、何かを覚えるときは大まかなストーリーを作って覚えようとしてみてください。

歴史は、覚えることそのものがストーリーになっているので、頭の中で整理していくといいでしょう。

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。

  • 短期記憶は、数十秒から数分で消える記憶となり容量の小さい記憶ですが長期記憶は、長い時間記憶可能で大きな容量の記憶になります。

テストの前などに、するのは短期記憶の人がほとんどだと思います。ではどうしたら長期記憶ができるようになるのでしょうか?

  • 長期記憶に必要なのは、小さなことを地道に毎日積み重ねること、インパクトが強いことだと言われています。

確かに、先生の話でも覚えているのは勉強の他に何か面白いことが起きたり他にインパクトがあることのほうが覚えていますよね。

ですので、どうしても忘れたくないものは何度も何度も繰り返し行うか覚えたいことと同時にインパクトのあることをするといいでしょう。

歴史や文化を覚えるときに使うゴロ いいゴロ悪いゴロとは?

誰でも簡単に作ることができるゴロ合わせですが、そのゴロ合わせが自分の記憶に残るかどうかは、あなたのゴロの作り方次第と言えるでしょう。

ゴロ合わせを作るときには、覚えやすいものにしましょう。いくら、語呂合わせを作っても、長くて覚えられなかったりすぐに忘れてしまうのであれば、いくらゴロを考えて作っても活かされないでしょう。

もちろん、誰かの作ったものでもあなたが覚えやすいものであればどんどん利用しましょう。しかし、人が作ったものは覚えやすいのですが間違えやすいというデメリットがあるので、気をつけましょう。

ゴロを考えるときは自分の好きなものと結びつけるといいでしょう。また、ゴロを作るときには文章でなくてはダメ、短くなくてはダメということはありません。

覚えることが目的なので、どんなに長くともあなたが覚えられるのでしたら、好きなキャラクターの名前でもアイテムでもどんどん使って覚えていきましょう。

ただし、他に読み方が無いように作ることがコツです。

まずは、細かく語呂合わせを作るのではなく大雑把に歴史や文化の語呂合わせを作ってみるといいでしょう。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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