ゴム用接着剤で靴底を修理してみよう!その方法を解説!
2018.7.27
靴底が剥がれてしまった・・・そんな場合、靴屋さんに頼むのではなく、自分で修理してみませんか?
必要なものは市販されているゴム用接着剤!これで靴を元通りにすることができるのです。
しかし、接着剤といっても100均で販売されているものから値段の高いものまでありますよね。安いものでもしっかりとくっついてくれるのでしょうか?
今回はいろいろな接着剤を使った靴底の修理方法について説明します。
この記事の目次
靴底の修理には固まるとゴム状になる接着剤を使おう!
靴底が剥がれてしまっても、自分で修理することができます。そのときに使うのが靴用の接着剤です。この接着剤は、固まるとゴム状態になるため、雨などにも強いのが特徴です。また、透明色を選べば、少々はみ出したとしてもあまり目立ちません。
大きな部分でなければ、使用してから1時間程度で乾いて接着されます。大きい場所でも、1日おいておけば乾くため、翌日から靴を履くことができます。まずは、修理してみましょう。
自分で靴底を接着剤で修理する方法をご紹介
靴底を修理する時に使う道具
- 靴用の接着剤
- へらや割りばし
- ハンマー
- 重石になるもの(厚い本は雑誌などの重たいもの)
- ハサミ
- 新聞紙
靴底を修理する方法について
- 作業する前に床に新聞紙を敷ましょう。その上に、修理したい靴を用意します。
- 接着剤を、接着する片側だけでなく、靴底と靴本体の両方にぬります。直接、靴や靴底の上に出して、ヘラなどで全体にしっかりと伸ばしてください。
- 粘着力を高めるために5分程度、置きます。ぬった後すぐに、貼り合わせてはいけません。接着剤の取扱説明をしっかりと読んで確認してから行ってください。
- 5分程度経過したら、貼り合わせます。貼り合わせたら、しっかりとハンマーで靴底をたたいて密着させましょう。
- 雑誌などの重石を置いて、1時間程度置いて乾かします。重石をかけるとしわになってしまうような柔らかい革靴などは、そのままの状態で乾かしてください。
- スニーカーなどでも、型崩れを防ぐ為に、中に新聞などを丸めた詰め物をしてから重石を乗せましょう。
- 乾いたら、はみ出していた接着剤をハサミで切り取り完成です。
ゴム用接着剤を使って靴のソールを補修してみました!結果はこうなりました
部活で普段使用している運動靴。運動で使う場合には、通常の靴に比べると強い衝撃が靴に常に加わります。そのため、専門の靴修理店ではなく、自分で補修するのは難しいといわれています。
しかし、ホームセンターなどにある接着剤を使用して、自分の靴のソールを補修することができるかどうか試してみることにしました。
靴専用のものではなくて、多用途のものを使用しました。超多用途の接着剤は衝撃にも強く、幅広い素材に対応しています。
瞬間接着剤も多用途ではありますが、ショックが加わるものや、広い面には向いていません。金属など、硬いものを接着するのには良いのですが、靴底にはゴムにも使える接着剤が必要とされます。接着剤の使用用途も確認してみましょう。
まずは靴の汚れをよく落とします。その後、靴底と靴本体の両方に接着剤をヘラなどを使って伸ばし、5分程度乾かします。時間が経過した時点で貼り付けます。ハンマーなどで靴底をたたいたあと、重石を乗せて1日乾かします。紐などで縛ってもよいかも知れません。
しっかり接着されたことを確認して、通常通り履いて運動してみましたが、はがれることはありませんでした。数日経った今でも、まだ剥がれてきません。
ゴム用接着剤ではなく、超強力接着剤を使って靴底を修理してみよう!
超強力の多用途の接着剤を用意します。ホームセンターで購入することができます。ゴムなどの接着に適しているかどうか、用途の説明を確認して購入してください。
また、塗装用のマスキングテープを用意します。2cm程度の少し太めのタイプを用意しましょう。
まずは、靴の汚れをよく落とします。接着面にゴミや汚れがついていないかどうか必ず確認してください。接着面が濡れている場合にはしっかりと乾かしましょう。
必要のないところに接着材がついてしまわないように、接着面の上と下部分をマスキングテープでカバーしてください。
接着材についている付属のへらを使って、接着材を塗っていきます。ない場合は割り箸などを使うと良いでしょう。本体と靴底を貼り付けます。その際、はみ出した接着材は、ヘラですぐに取ってください。
マスキングテープを使って、そこから本体に向かって引き上げるようにして、仮止めします。乾いたら完成です。
靴底の修理は100均の接着剤でもできる?実際にトライしてみました!
100均のボンドは、ホームセンター等で販売しているものよりも量が少ないことがあります。
どのくらいの面を接着するのかにもよりますが、量を確認して必要な場合は数本購入したほうが良いでしょう。
100均のボンドで靴底を修理する方法
- 補修する前に、接着面を紙やすりでこすって、古いボンドを削り取ってください。
- 接着する面の靴底と靴本体に、ボンドを塗ります。塗ってすぐに接着せずに、5分程度乾かしてから接着してください。
- ボンドを塗ってすぐに接着するとはがれやすくなってしまうため、少し時間を置くのがポイントです。裏の説明書きをよく読んで貼り付けてください。
- 接着した後、ボンドが乾くまで、テープなどでしっかりと仮止めします。1日程度おいて、貼り付いていることを確認したら、完成です。
乾かすときに、靴の中に新聞誌などを丸めて入れておくと、型崩れを防ぐことができます。また、布製の靴は、ボンドを吸収しやすいために、たくさんのボンドが必要になります。また布との接着が向いていない場合もあるため、取り扱い説明をよく読んで使用しましょう。
物によっては、100均のボンドでも十分に対応できました。
靴の中でもスニーカーの修理はお店に頼んだ方がいい?
スニーカーの痛み具合によっては、自分での修復が難しい状態のものもあります。
特にアッパーなど、表面から目立つ部分を修理する場合は、目立たないように修理するのは至難の業かも知れません。
修理部分が目立つようだと、折角の気に入ったスニーカーが台無しになって、履くのを躊躇してしまうようでは悲しいですよね。
自分で修理する場合には、使用する素材なども慎重になって選びたいところです。
素材や、ボンド、道具などを全てそろえるのはなかなか大変です。しかも失敗してしまってからではやり直しがききません。もし、これからも大切にしていきたいのであれば、専門の修理店に頼んだほうが無難といるでしょう。
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