ソフトテニスの後衛でもポイント取をろう!打ち方を解説!
2018.7.16
ソフトテニスは前衛と後衛に分かれていますが、後衛は守備範囲も広いため打ち方にも工夫が必要となるでしょう。
速いボールを打つためには、どんな体の動きをすればよいのでしょうか?NGな打ち方とは?後衛でもポイントを取ることはできるの?
ソフトテニスの後衛でもポイントが取れる打ち方や速いボールを打つコツについて詳しく説明します!
この記事の目次
ソフトテニスの後衛の速いボールの打ち方のコツ!
ソフトテニスの後衛で速い球を打つにはどうしたらいいのでしょうか?
まずはしっかりボールを安定させましょう。ボールが安定しないのは、体が別々に動いているのが原因となります。
体の動きは別々ではなく、このように動くように意識しましょう。
- 体重移動をさせる
- 腰が回転させる
- 腕が自然と引っ張られてスイングが始まる
- その勢いでフォロースルー
テイクバックは肩の高さが基本となりますが、チカラが入りやすいので肩より高くすると力を抜くことができます。
ゆるいボールを速く返すときには、腕のチカラで打ってしまったり腕以外にもチカラが入っていることが多いので気をつけましょう。
速いボールも基本は変わりません。体重移動と体の回転を意識することで速いボールが打てます。
力を入れるのは、インパクトの瞬間と体の動きを止める踏ん張りの足、体重移動後の足となります。
ソフトテニスは後衛でも打ち方次第でポイントを決めることが可能!
後衛もポイントを決めることができますが、いつでもポイントを取ろうと力みすぎるのはよくありません。
ポイントを取ろうと力みすぎればすぎるほど、ミスにつながります。
前衛であれば、チャンスボール以外でもポーチに出る必要がありますが後衛の場合はチャンスボールの時だけ、ポイントを取りに行くようにしましょう。
後衛がポイントを取りに行くべき場面は、コート内で打てる時とボールが腰より高い打点で打てる時です。
相手のボールが浅くなった時や打点が高い場合は後衛がポイントを取りに行くべき場面と言えます。
相手のボールが深く、コートの外から打たないといけないときに攻めるのはやめましょう。また、このときに速い球を打つと返ってくる球も速いものとなります。自分が元の位置に戻るのが遅れないよう気をつけましょう。
ボールのスピードと回転量は、ボールのスピードが速くなると、回転量が減る。逆に、回転量が増えると、ボールのスピードが遅くなります。速いボールをコート内に入れるには、高い打点で打たなくてはいけません。
低い打点で無理に速いボールを打つとアウトになりやすいので注意してください。
ソフトテニスの後衛の打ち方・・・レシーブコースを考えよう!
後衛サーブvs後衛レシーブのときには、クロスへの長いボールでの返球が最もオーソドックスなコースとなります。
ベースライン付近に深くレシーブするといいでしょう。そうすることで、サービス直後の相手を詰まらせることができます。また、味方前衛のポーチボレーのチャンスとなります。
クロスレシーブのコースは、コートの角と相手後衛の左足です。
とくに、相手後衛の左足付近は、フォアハンドでもバックハンドでも取りづらいコースになるのでおすすめのコースと言えるでしょう。
レシーブでのサイドパスもおすすめですが、試合の中のどこで使うかが大切です。サイドパスが苦手な場合は、序盤に打っておくことでレシーブで相手の判断しにくくなるでしょう。試合を通しての配球を考えてサイドパスのレシーブを使うようにしてください。
ソフトテニスの後衛に必要な心構えとは?
ソフトテニスにおける後衛は、後衛同士のラリーになることが多く、強く返すことよりもミスをしないようにしていくことが大切です。
フォアハンドよりバックハンドの方が苦手という人が多いので戦術的には、対戦する相手のバックハンドになるようにボールを打つといいでしょう。
セカンドサービスでは、サイドに来たボールの場合、前衛のサイドを抜くといいでしょう。前衛のフォアサイドになる場合は、逆クロスに返しましょう。
ソフトテニスで対戦相手から走らされたときの対処方法
球足の遅いロブを打ち返し、その間に態勢を立て直しましょう。
後衛の仕事は、ラリーをつなげ前衛をかわすことです。決めることよりもつなぐことを意識しましょう。
サービスライン付近にゆるいボールがきたときがチャンスとなり、できるだけ高い打点でコースを狙います。得意なコースに来たときにも攻めましょう。一発で決めようとせずに、味方の前衛にチャンスボールがいくよう追い込むことが大切です。
後衛はボールを触る機会が多いので、ミスが増えてしまいます。このミスをどれだけ減らせるかが重要です。
ソフトテニス界ではダブル後衛のチームが出てきている!
ソフトテニスでは基本的に前衛がポイントを決めますが、最近ではダブル後衛が活躍しています。
前衛が後衛に下がってダブル後衛をしているという例もあります。
ダブル後衛で狙われるのはセンターとなるので、センターに打たれた時の対応が肝心です。
フォアで打った方がミスが少ないため、7:3ぐらいの守備範囲で、できるだけフォア側が広く守るといいでしょう。しかし、角度によって感覚は変わってきます。
ダブル後衛では前衛がいないため、得点力が低いという弱点があります。点を取りに行くことよりも、相手よりも先にミスしないことが大切です。
ダブル後衛は、走らされることが少ないので体力的に有利となります。とにかくねばって長期戦に持ち込みましょう。相手のスタミナが少なくなってきたときがチャンスです。
ダブル後衛は得点力に欠けるとはいえ、考え方によってはいくらでも攻められます。ラリー力がある選手であればダブル後衛の戦術も試してみてください。
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