バク転をやってみたい!準備のやり方と初心者に必要なこと
2018.7.19
シンプルな動きながらダイナミックなバク転。テレビなどで軽々とこなす芸能人をみていると「できたら気持ち良さそう!」と思うことありませんか?
バク転は初心者でも挑戦できるのでしょうか?練習するのに必要なことや練習のやり方とは?
バク転の動きやコツなど、バク転にチャレンジするための情報を集めました。
この記事の目次
バク転練習のやり方。初心者はとにかく柔軟性がポイントになる
バク転の練習をする前の準備
まずは安全を確保しなければなりません。
マットやバランスボールなど、少し高さがあって柔らかいものをまず用意しましょう。
後ろに飛んでとりあえずは着地ができる人や、あまり恐怖心が無い人はマットだけでもいいですが、そうでない人は大きいバランスボールを用意してそれを補助代わりに使いましょう。
バランスボールがなければ、柔らかい台のようなものでも構いません。
バランスボールといった道具を使うことで恐怖心を取り除くことができますが、さらに補助をしてもらえる人がいるとより安心して練習を行えます。
用意ができたら次はストレッチ
手首や腰のストレッチを集中的に行い、後はブリッジをしてバク転に必要な筋肉を伸ばしていきます。
ストレッチの段階でブリッジができないようだと、バク転も上手く飛べません。
ブリッジができるようにまずは準備運動を行いましょう。
初心者はやり方よりも、まずバク転の動きをよく知るべし
バク転のコツは2つ
1つは「踏み切り」
腕の振り方、そして蹴りのタイミングをおさえることが大切です。
踏み切りのコツは、まず腕をまっすぐ上げ、膝を曲げながら方の高さまで腕を下ろします。
このとき重心をやや後ろ向きするのもポイントです。
床を蹴りだすときは、つま先で床を押すようなイメージで腕を頭の方に向かって振り上げましょう。
もう1つは「回転」
背中が反るように意識しながら、手をつく位置に目線を合わせます。
恐怖心から回転中からだが縮こまってしまうことがあるので注意しましょう。
マットに手をついたら、倒立の姿勢を超えてから体の回転の勢いに合わせて床を突き放します。
このとき肘を伸ばしたままにするのがポイントです。
肩の力でマットを押すように意識し、着地するときは足の裏全体で膝をクッションにしながら体を支えて着地します。
初心者は、なんとなくバク転の動きを知っていても、詳しい動きについては良く知らないものです。
このコツを抑えて一連の動きを練習すれば、バク転に一歩近づけるはずです。
初心者が挑戦するバク転のやり方。一つ一つの姿勢を確認
バク転をスムーズに行うためには、体を後ろに倒すよう意識することが大切です。
それが次の回転の動作につながるため、できるだけ重心を後ろにしましょう。
重心が前になってしまうと、膝の曲がりの角度が大きくなり、目線も下を向いてしまいます。
この体勢にすると確かに体を前に倒しやすくはなりますが、後ろへ勢いよく倒すことはできなくなります。
実際にこの動作を行えば違いがわかるはずです。
ひざが出る状態から体を後ろに倒した場合は、おしりが最初について、そのあと背中が床について失敗してしまうだけです。
直立姿勢から椅子に座るような感じで、徐々に体を後ろに倒していくのがポイントです。
体を徐々に倒していくとすぐに立つことができなくなると思うので、その状態のうちに真後ろにめがけて軽く跳ぶのです。
強く跳ぶ必要はありません。
最初のステップとして、まずは背中から落ちてみるのです。
これで吹っ飛ぶことができればOKです。
初心者は、いきなりバク転よりも「マカコ」のやり方をマスター
バク転が怖いという人はたくさんいます。
そんな人におすすめしたいのが、「マカコ」です。
マカコとは、しゃがんだ状態でまず片手を床につけてから、両足を踏み切ってもう片方の手をついて行うバク転のことです。
この方法であれば、初心者の方にも挑戦しやすいと思いますので、いきなりバク転をするよりもまずはマカコを練習してみましょう。
マカコをすることで、自分がバク転できるかどうかの判断基準にもなります。
バク転よりもマカコを失敗したときの方がリスクも低いですし、より安全です。
視線も地面と近いので、飛び込む際の恐怖心も和らぎます。
ただマカコも決して安全ではないので、挑戦する際はしっかりイメージトレーニングを行ってから注意してトライしましょう。
柔軟性のある人ほどマカコは簡単に行えますので、女性でもできる人もいます。
体が堅い人の場合は、脚力を使ってしっかり飛び込み、その勢いで上体を逆立ちのようにもっていきましょう。
初心者が独学でバク転を練習するメリットとデメリット
メリット
いつでも好きなときに練習できるのはメリットの1つです。
教室に通う必要もありませんし、費用も掛からず自分ひとりで練習することができます。
時間やお金が掛からず、煩わしい人間関係も入らないというのは、人付き合いが苦手な人にとってはメリットではないでしょうか。
マットが敷いてある練習場もありますので、そちらを利用して独学で練習してバク転の技術を磨いていくのもいいかもしれません。
デメリット
まず1つは怪我をしやすいということ。
そして独学だと高度な技を習得することや、教えてもらう人がいないとダメなところもわかりにくいことです。
特に高度な技ほど独学で学んで習得するのは非常に困難です。
また、自分が本当にできているのかもわかりにくいため、そのダメな部分を知ることができないのは大きなデメリットになるのではないでしょうか。
初心者の方ほど的確なアドバイスや補助が必要なため、安易に挑戦することはオススメできません。
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