ヒラメの釣り方。堤防から手軽に楽しめるフィッシング
2018.7.30
ヒラメは日本の広範囲に生息していて、通年釣ることができる魚です。堤防から釣れる手軽さも魅力の一つ。
ヒラメを釣るための仕掛けにもいくつか方法があり、ウキを使うか、生きたエサを使うかなど違った釣り方が楽しめます。
初心者でも作りやすい仕掛けもあるので、釣りのビギナーがチャンレジするのにも適しているのでないでしょうか。
この記事の目次
堤防でのヒラメの釣り方。通年釣れるが冬がベスト
まず、ヒラメの特性についてお話します。
ヒラメは北海道から九州まで幅広く生息しているだけでなく、オールシーズン釣る事ができる魚です。
釣りやすさといえば、海水温度が20度以下の時期がよく、5.6月や11月から1月の間が良く取れます。
冬のシーズンに取れるヒラメは味がよく、11月から1月の期間に取るのが最も良いでしょう。
時間帯としては薄明るい時間帯が良く、夜明け前や日没前後の時間帯が好ましいです。
ではヒラメを釣る際の仕掛けはどういったものが良いのでしょうか。
ヒラメを取る際には、ルアーを用いたやり方と小ぶりの生餌を泳がして釣る方法があります。
道具に関してはどちらの場合でも一緒なので、それぞれの釣り方の方法について把握しておいた方が良いでしょう。
堤防でのヒラメの釣り方は大きくわけて2パターン
堤防でヒラメを狙う場合は、まず、ルアーを用いるのか、生餌で泳がせ釣りを行うのかを決めるところから始めましょう。
もし泳がせ釣りを行うという場合は、小ぶりのアジやいわし、さばを準備する必要があります。
お店で買うのも良いですが、現地調達することもできるでしょう。
そのためには生餌をとるための道具も、必要にはなります。
そして泳がせ釣りの方法は2つパターンがあります。
それはウキを用いる方法と、ウキを用いない方法です。
ヒラメは見た目から分かるように、普段は砂や泥に隠れている魚です。
しかし実際は中層を泳いで餌を追いかけて食べています。
想像以上に浮いている魚なのでウキを使った泳がせ、釣りもしっかりつれますので問題ありません。
ヒラメの釣り方。堤防ならどこでもいいわけじゃない!
ヒラメ釣りは身近にある堤防なら、どこでもいいというわけではありません。
まず、ヒラメの食べる小ぶりのアジやいわし、さばがいるところであることが第一条件です。
ヒラメはフィッシュイーターなので、まず、基本的に餌になる小魚がいないとその場所には寄ってきません。
餌となる小魚がいる場所を探すのが、もっとも大事なのです。
もう一つ考えて欲しいのが、海底の状況と水深の二つです。
ヒラメは砂や泥に隠れて生息している魚なので、砂地を好みます。
その為、海底が岩礁帯ではなく、砂地である堤防を選びましょう。
そしてヒラメを釣るときは、足元に仕掛けを落して釣れるのを待つ釣りなので、水深が足元から10メートルほどある釣り場のほうが好ましいです。
ヒラメが取れるといわれている場所には間違いなくヒラメは多く生息しています。
その為、事前に調べたり、地元の釣具屋さんなどから情報を得てみるといいでしょう。
堤防でヒラメを釣る。エレベーター仕掛けという釣り方
堤防でヒラメを釣る方法を、引き続きお話します。
泳がせ釣りを行う場合は、まず泳がせ釣りをする仕掛けを作りましょう。
まずは、道糸に錘をつけたます。
その後、スナップがついたサルカンにハリのついたハリスをつけます。
そして道糸に作ったサルカンを取り付けて、仕掛けが出来上がります。
これはエレベーター仕掛けといって、道糸を軸にアジが上下に動けるのです。
ヒラメは海底の底にいるので、ウキを使った仕掛けよりもエレベーター仕掛けの方が適しているのです。
先ほども述べましたが、ヒラメは砂地を好むので海の底が砂地の場所の方がよく生息しています。
しかし、岩場にもヒラメは生息しています。
そしてヒラメは産卵時期になると浅瀬に移動してくるので堤防でも釣る事ができるのです。
ちなみに産卵期は3~7月です。
産卵期だけでなく、産卵を終えた後もよく取れるので、ヒラメは長い期間釣る事ができるのです。
ヒラメが食べる小魚が生息しているところには多くいますのでよい釣り場を探して挑戦してみてください。
ヒラメ釣りの仕掛けは初心者でも作りやすいものがある
ヒラメの良く潜んでいるところは、砂地や泥地の海底に潜んでいます。
もちろん岩場にも生息しています。
冒頭でもお伝えしましたが、ヒラメは比較的長い期間で釣る事ができますし、堤防などからでも気軽に狙う事ができるのでヒラメ釣りを好んで行っている人が多くいることでしょう。
しかし、釣りにはじっとして待つ時間が出てくるので、短気な人には向かないでしょう。
そして泳がせ釣りはヒラメ釣りには効果的でしょう。
仕掛けについては釣具屋さんにて泳がせ釣り用のヒラメの仕掛けが販売されているので、簡単に道具は揃います。
生餌も売っていますので、簡単に泳がせる釣りをする事ができますが、サビキ釣りを行い自分で泳がせ釣り用の小魚を調達してみるのも楽しいかもしれませんよ。
仕掛けには移動式の仕掛けと固定式の仕掛けがありますので、自分でどちらがいいか選んで実践してみましょう。
まずはヒラメの特性を考えてよい釣り場を選んでくださいね。
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