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レンガは積み方によって壁の印象が変わります!

2018.7.30

レンガの積み方は1つしか思いつかない、という人がほとんどではないでしょうか。

調べてみると、レンガの積み方には色々な種類があることがわかりました。積み方によって壁も印象も変わるため、これからレンガの外壁にしようとしている方、必見の情報となっています。

レンガ外壁のメリット・デメリットも併せて是非ご覧ください。

レンガの積み方にはどんな種類があるの?積み方で壁の印象は変わる!

レンガに積み方なんてあるの?と思われた方も居るのではないでしょうか。

レンガの積み方はいくつかありその積み方で見た目や強度なども変わる

  • フランス積み
    レンガの向きを長い面、短い面が交互になるように横に並べていく積み方です。
    これを重ねていくことで、下から上を見上げたときに、ちょうど長い面と短い面が交互に並んでいるように美しく見えます。
    このフランス積みは、日本では明治時代後期から後の建物に使われるようになった方法です。
  • イギリス積み
    まずレンガの向きが長い面だけを使った段、その上に短い面だけを使った段…というように交互に積んでいく方法です。
    この方法は、一列ごと大きさが揃っているので、フランス積みと比較すると強度は高く、また使うレンガも少なくなるので、経済的というメリットがあります。
    鉄道の橋梁などにも使われている方法です。
  • 小口積み(ドイツ積み)
    レンガの短い面(小口)だけをジグザグになるように積み上げていく積み方です。
    別名、ドイツ積みとも言われ、比較的小さめの建築物に使われていることが多いようです。この方法は、壁を曲面にすることもできるので、井戸などに使われることも多いようです。
  • 長手積み
    小口積みの逆で、レンガの長い面(長手)だけを使って上にむかってジグザグになるように積んでいく方法です。
    長い面を横に積んでいくので、小口積みよりも壁の厚みが薄くなり、強度としては小口積みよりは弱くなります。

どんな壁にする?レンガの積み方の種類は他にも!

まだまだ他にもレンガの積み方があるので、ご紹介します。

  • オランダ積み
    イギリス積みと同様、レンガの長い面と短い面を交互になるよう段を積んでいく方法ですが、イギリス積みとの違いは、レンガの端の処理の仕方が異なるということです。
  • アメリカ積み
    レンガの長い面を5~7段、縦に積み上げ、一段、短い面を積むという繰り返しで積む方法です。長い面は、レンガの表と裏で半枚ずらして積んでいきます。
    この方法は、早い工期で完了するというメリットの反面、芋(いも)めじができやすく、強度は弱いというデメリットがあります。

壁をレンガにしたい!積み方のコツは?

家の中の壁を一部レンガすると、ずっしりとした風格が備わり、見た目の印象も変わってきますよね。

壁をレンガにする時のポイントがいくつかあります。

レンガの壁にする例で多いのは、薪ストーブなどの暖炉の炉台として使うことです。

レンガには、熱を蓄える機能があるので、薪ストーブの余熱で部屋を温めるのにレンガは適しているものといえるでしょう。

まず、壁にレンガをベタ付けにしようと思いがちですが、必ず空気層を確保しなくてはいけません。最低20mmは空けるようにすると良いでしょう。
これで、熱が木の部分に伝わりを防ぐことができますので、薪ストーブでも安心して近づけることができます。

逆に壁にベタ付けしてしまうと、熱が簡単に壁に伝わることで、壁の中で低温炭化の現象が置き、ストーブなどを近づけることができなくなってしまいます。

また、耐震対策として、高さ1000ミリくらいで金具を2箇所程度埋め込むとよいでしょう。

レンガ外壁にするメリットは?

外壁にレンガを使うメリットとしては、レンガ自体がメンテナンスが不要で、耐熱性に優れ、蓄熱性もあること、そして見た目の印象が良いということが言えると思います。

レンガは、基本的に汚れをよせつけないので、外壁として使った場合も、苔やカビなども生えることがなく、雨風にさらされてもびくともしない耐久性があります。

また、レンガを積み上げて作っているので、水が浸透して腐ったりする不安もなく、弱ることもありません。

レンガの中には、気泡がたくさん含まれていて、これがレンガの耐熱性や蓄熱性に影響しているのです。
この機能が、夏は涼しく、冬は暖かというように季節問わず快適な家にしてくれます。

そして、紫外線にも強いので、外壁としてずっと外にあっても、色あせなどの心配がありません。

レンガを使った代表的な建築物を見ればわかりますが、レンガはもともと高温で焼き上げて作られているので、劣化しにくいということが言えます。

レンガ外壁にするデメリットは?

レンガを外壁にすることで生じるデメリットは、「修理が大変」ということが大きいと言えます。

外壁の1つのレンガが割れてしまったという場合を考えても、普通の塗装の壁であれば、埋めて塗りなおすという比較的簡単な修復作業でいけますが、レンガは積み上げて接着しているので、その割れた部分のみを綺麗に取り出して、補修、あるいは同じ色のレンガを用意して再度埋めるということが必要になってきます。

コンクリートの壁と同様、壁自体を触らなくてはならない大掛かりなリフォームも簡単にはできません。

また、初期投資の費用も高いという問題もあります。

通常の壁に比べると、レンガを外壁にした場合、一戸建てで2~3倍くらいの費用がかかります。

また、レンガの蓄熱性が、真夏の暑いときに、日中に蓄熱した熱を夜に逃すので部屋の中が暑くなるということも考えられます。

よくコンクリートの壁も同様の蓄熱性があるので、よく言われることです。

この対策としては、部屋の換気をよくするなどの工夫をしなくてはいけません。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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