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レジンの着色がパステルでできる!方法と基礎知識

2018.6.6

手軽にハンドメイドを楽しめる材料のひとつであるレジン。

クリアも素敵ですが、どうせなら着色もして、いろいろな作品に挑戦してみたいですよね。

そこでここでは、パステルを使ったレジンの着色の方法やレジンを着色するための基礎知識などをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

パステル以外にも簡単に着色できる方法も紹介しています。

レジンをパステルで簡単に着色する方法

パステルでレジンを着色させる方法

作り方

  1. フレームの底に幅広のマスキングテープをしっかり貼り付けて、レジンを流した時に外に流れ出ないよう、隙間をなくしておき、それをクリアファイルなどにマスキングテープで固定します。
  2. 透明なレジン液を1のフレームの中に流し、1~2mmの厚みになるように爪楊枝で伸ばします。気泡ができたら、爪楊枝で突いてつぶしてください。
  3. 太陽光かUVレジンランプで硬化させます。しっかり照っている太陽光で10~15分、UVレジンランプで6~8分もあれば硬化します。爪楊枝でカチカチに硬化したか突いて確かめてください。これでフレーム内に底ができます。
  4. パステルを、ハサミの刃または目の細かいザルで削り、容器の中にほんの少量入れたら、レジン液を少しずつ入れて、気泡が入らないように注意しながら、爪楊枝で混ぜます。パステルの粉を入れる量を調節して、好みの濃さにしてください。少量でしっかり色が付きますので、ほんの少しで構いません。
  5. 4で作ったレジン液を、フレームの上の方に流して、爪楊枝をクルクルと小さくまわし、なじませます。
  6. 金属パーツやパールなどの好きなデコパーツを置いたら、太陽光かUVレジンランプで硬化させ、また透明なレジン液を入れたら太陽光かUVレジンランプでしっかり硬化させてください。
  7. フレームをマスキングテープから剥がしたら、裏側にもレジン液を縫って最後の硬化をしたら完成です。

レジンの着色には何がおすすめ?パステル、水彩絵の具などで実験

先ほど説明したように、パステルをレジンの着色に手軽に使うことができます。

パステルは、100円ショップでも購入できます。レジン液に着色する際は、パステルを削って粉状にしたものを使用します。

ほかにも自宅にあるものでレジンの着色ができるか試してみました。

水彩絵の具

どれだけ混ぜても混ざらなかったのが水彩絵の具です。レジン液が油性なので、水と油は混ざらないのが当たり前ではありますが、いくら混ぜても分離してしまい全く混ざり合うことはありませんでした。着色という点ではNGです。

詰め替え用顔料インク

100均で購入できる詰め替え用インクを試してみると、こちらもいくら混ぜても分離してしまい混ざり合うことがありませんでした。同じ100円ショップでも、混ざりやすいものもあるようなので、メーカーによって違いがあるかもしれません。

アクリル絵の具

こちらも100均で販売されているものを使用しました。こちらも初めは分離しますが、混ぜるほどに馴染んできます。混ぜた渦状にほどよく分離するので、宇宙塗りなど奥行きのある効果を付けたいときにも使えるかもしれません。

レジンを着色。パステルを綿棒で乗せる方法もあります

レジンで着色をするのに、パステルで優しい色合いを出す方法

作り方

  1. シリコンモールドにレジン液を流して、気泡を消してから硬化します。
  2. ベースが出来たら、パステルをカッターで軽く削って綿棒でポンポンと叩くように色をおき、全体にほんのり広げていきます。
  3. ラメを入れたレジン液を上から塗り、硬化させます。
  4. 全体にレジン液をコーティングして硬化したら、完成です。

作った感想

綿棒を使って色をおくと、直接レジン液にパステルを混ぜた時のように、粒で固まったりすることもなく着色できました。

削る作業があるので少し手間はかかりますが、パステル特有の柔らかくて優しい色合いが出せたと思います。

レジンの着色方法や塗り方には、たくさんのものがあるので、これからも自分なりのやり方を見つけたいと思います。

皆さんも失敗を恐れずにどんどん挑戦してみてください。

レジンを着色したいなら、着色の基本を知っておこう

UVレジン着色の基本知識

着色剤はレジン液に混ぜて使おう

透明のUVレジン液を好きな色に着色する場合は、レジン液の中に着色剤を混ぜて、色をつけていきます。

着色剤の入れすぎは、硬化不良になるので注意しよう。

レジン液の中に着色剤を入れすぎると、紫外線をあてても、硬化不良になるので注意しましょう。

着色剤を混ぜて、自分の好きな色を作ろう

着色の楽しいところは、自分の好みの色を作ることができるところです。色んな色を混ぜてみて、自分の好きな色を研究しましょう。

気に入った色ができたときは保存可能です

色付けしたUVレジン液を作り過ぎて余ってしまった時は、白いネイルのコンテナが便利です。
これなら紫外線を通ないため、固まりません。
好きな色を作って保存できるのもUVレジンの良いところです。ぜひお試しください。

レジンの着色、パステルじゃなくクレヨンでもOK

クレヨンを使ってレジンに着色する方法

作り方

  1. 紙にクレヨンでガーッと書きなぐります。書きなぐることでクレヨンはこすれてなめらかな状態になります。これならカッターで削るより綺麗に混ざります。紙はツルツルしたものかクッキングシートの様なものを使うと混ざりやすいと思います。
  2. クレヨンの上にレジンを垂らして、混ぜるとダマの無い、きれいな色ができます。
  3. 好きな型に流してUVライトで硬化したら完成です。

クレヨンらしいポップな色合いで、とてもきれいに仕上がります。

パステルは家にないけど、クレヨンならあるという人も多いですよね。

この方法ならダマになりませんが、あえてイチゴジャムの種の代わりにしたり、粒々を出したい時にはクレヨンを削る方法もおすすめです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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