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まずは別居?離婚しないモラハラ夫から脱出する方法

2018.7.22

近年問題となっているのが、夫による妻への「モラハラ」です。
モラハラ夫は外面が良いことも多いため、周囲が気付きにくいというのも問題となっています。

被害者となっている女性の中には、別居はおろか離婚しないで、悩みを抱えている方も少なくありません。

モラハラ夫から脱出するには勇気が必要ですが、行動を起こすなら今です。

別居?それとも離婚しない方がいい?モラハラ夫から脱出するには

夫と話し合いをすることができる?

モラハラにも色々あります。
妻である自分の存在を無視して生活し続けるモラハラ夫だと、話し合いができませんよね?
その場合、速やかに別居することが離婚への手順ですが、逃げたしたと思われたり、嫌がらせを受けたりしたりと、又違う問題を作り出してしまう可能性があります。

モラハラ夫との離婚へのマニュアルはない

お義母さんと一緒に、離婚の話をしたらすんなりと了承してくれた例もありますし、別居してもなかなか離婚に応じてくれない例もあります。

モラハラ夫の中には、愛情をお金で計算する人も居ます。

別居しても婚姻費用を負担しなければならないと知ったら、あっさりと離婚に応じてくれるということもあります。

モラハラ夫と別居や離婚しないのはなぜ?その理由とは

モラハラ夫なのに、逃れることができない理由

女性の多くは、やはり収入面がネックになっているようです。

モラハラ夫を結婚相手に選んでしまった女性の多くは、自分の親との関係もうまく言っていないことがあり育ち、幸せな結婚を望んでいたのに、見つけた人は結局父親のようなモラハラ人格者だった。ということが多いのです。

これらは、心理学的な専門的な話になるので避けますが、『負の連鎖』といえばわかりやすいのではないのでしょうか。

ですから、自分が異常な家庭生活を送っていても逃げ込める実家がないことがあります。
さらに、モラハラ夫は妻が仕事をするのを嫌がる傾向にあります。
妻が、自分以外の世界を持つことを極端に嫌います。

モラハラ夫の束縛と拘束が、精神的にも現実的にも妻を追い詰めてしまいます。

別居するも離婚しないにしても、モラハラ夫よりも自分が本当に幸せかを考えることが大切

モラハラは許されることではないですが、モラハラ夫との生活を抜きにして、自分個人について考えてみましょう。

モラハラ夫抜きの自分は幸せですか?

モラハラ夫から離れた自分を客観的に見たことはありますか?
モラハラ夫から受けるモラハラ以外でも、日々起きる出来事を後ろ向きに捉えがちな自分はいませんか?

『どうせ自分なんて』や『自分ばっかりこんな目に』と、ネガティブに物事を捉えてはいませんか?

現実から少し目線をそらして、違う景色を見てみませんか?
もちろん、そんな前向きになれるような精神状態じゃないと思うでしょう。

例えば、夜寝る時に「朝起きたら美味しいお水を飲もう」とつぶやいてから寝てみてください。

朝起きて飲んだ水は、どんな味でしたか?

今日は美味しく感じられなくても、明日飲む水は美味しく感じられるかも知れません。
朝起きた時に、毎朝飲む水が美味しいと感じられない日々が続いたとしても、ふと今の自分はそれほど不幸ではないのでは?と気づけるかも知れません。
『美味しさ = 幸せ』
を求めて毎朝お水を飲んでいるけれど、美味しくなければ幸せではないのでしょうか?
『お水を飲める』ということ自体、十分に幸せで感謝すべきことなのではないのでしょうか?

モラハラ夫の外面の良さで離婚調停委員から離婚しないほうがいいと説得される場合もある

モラハラ夫との離婚調停になっても、「離婚はしないほうがいい」と調停員から言われてしまうこともあります。

妻がいくら夫からの精神的暴力や金銭的圧力を掛けられたとしても、その証拠がなければなりません。
そうでなければ、夫が離婚調停員に感じよく接しながら「そんな事実はない」と言い、夫の言い分を離婚調停員が信じれば離婚が認められない事態を招きかねません。

モラハラの事実を証明するために、証拠集めをしましょう。
日記を付けるのは、基本中の基本です。
それから、暴言がある場合には、見つからないように録音してください。
くれぐれも、証拠が見つからないように細心の注意を払ってくださいね。

離婚しないモラハラ夫に一生尽くすのではなくまずは別居や専門機関に相談を!

異常な状況というのは、ある日突然やってくるわけではありません。
少しずつ少しずつ積み重ねられ、今の状態が作り上げられるのです。

ですから、自分が異常な生活を送っていると気づかないこともあります。
逃げ出したいと思っても、自分さえ我慢すればと、思ってしまいがちです。

どのような人生を送ったとしても、苦労や悲しみがまったくない人生はありません。
ですが、自分が人間としての尊厳を守られた中での、喜怒哀楽であるべきなのです。

親や友達などへ相談しにくい場合は、専門機関もあります。
離婚や別居など、具体的なことではなくても、話を聞いてもらうだけでも自分の気持ちや考えを整理できることもあります。

状況や環境は変えられます。
変えたい時に変えられるとは限らないけれど、いつか、思いもよらないタイミングで変わる時が来るのです。

精神的に圧迫される生活を何十年も続けた後の自分、想像できますか?

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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