ゴムパッキンの交換の仕方!お風呂がカビに侵食された時について
2018.7.24
お風呂のゴムパッキンにカビが・・・。そんな経験ありますよね!
時には交換が必要なほど、カビがびっしりとついてしまっている場合も・・・。
そんな時はやっぱり業者に頼んで交換しかない?
いえいえ、自分で交換をしている方もいるようですよ!
そこでゴムパッキンの交換方法やカビ予防、そもそもカビが生える理由についてご紹介いたします。
この記事の目次
お風呂の壁のゴムパッキンを交換する方法
お風呂の壁のゴムパッキン。
日常、どんなにお手入れしていても、経年により劣化してしまいますよね?
お風呂場のリフォームをするのが一番良いのでしょうが、お風呂場のゴムパッキンが劣化したくらいでお風呂場全体を変えるなんて現実的な話ではありませんよね?
今回は、お風呂場の劣化したゴムパッキンを自分で交換する方法をお教えいたします!
- ホームセンターや通信販売で、防カビ剤入のシリコン系充填剤と、作業用マスキングテープを購入。
- お風呂場の劣化したゴムパッキン(コーキング)をカッターなどで取ります。
- 購入した防カビ剤入のシリコンコーキングする幅を残して、マスキングテープを張ります。
幅は、お風呂場にもよりますが4ミリ程度でしょうか? - シリコンコーキング剤をマスキングで決めた幅に沿って、絞り出し埋めていきます。
- コーキング用のヘラでのせたシリコンコーキング剤をなでて平らに仕上げます。
- コーキング剤が乾いたら、マスキングテープを剥がします。
コーキング剤の乾く時間は、商品によって違いますので、説明書を読み参考にしてください。
自分で、コーキング剤をにゅ~っと出してお風呂場の隅に埋め込むなんて高度な技は持っていないわ!という人は、ゴム状になっているパッキンもあります。
お風呂場の隙間に沿って貼っていくタイプですから、不器用さんでもお風呂場のゴムパッキンを自分で取り替えることができるでしょう。
お風呂の扉下のゴムパッキン、タイト材を交換する方法
お風呂場の扉のゴムパッキンにもカビが付いてしまいますよね?
そんな時は、思い切ってお風呂の扉のゴムパッキン『タイト材』も交換してしまいましょう!
古いタイト材は、端の部分を剥がすことができればあとはやさしく引っ張るだけで剥がすことができるでしょう。
古いタイト材を剥がしたら、汚れをキレイに落とします。
オススメなのは、シャワーで出る一番熱いお湯を30秒ほど掛け、その後防カビスプレーを吹きかけます。
30分程度置いてから、シャワーで洗い流してください。
スッキリとキレイになると思います。
カビは、ブラシなどでゴシゴシ洗うと、カビ菌を素材の奥の奥まで押しやってしまうそうです。
50℃程度のお湯を5秒ほど当てれば、黒カビは滅菌されるそうです。
熱によりゆるんでいる素材に防カビスプレーを噴射すると、防カビ剤が奥の奥まで浸透しやすくなるそうです。
このときも、ブラシでゴシゴシこすってはいけません。
シャワーで洗い流すだけにしてください。
新しいタイト材の端を隙間に入れて、スライドさせていきましょう。
最後は、留め具で止めて終了です。
お風呂の作りによって、自分では取り替えることができないものもありますので、ご注意くださいね!
お風呂のゴムパッキンを交換したら!カビ予防の徹底をしましょう
昔、お風呂場から出る時は、冷水シャワーを浴槽全体に掛けてお風呂場を冷やすとカビが生えにくくなると、聞いていました。
でも、最近の研究結果によると、お風呂から上がったあとは、熱湯シャワーを浴槽全体に掛けるほうが、防カビ予防には効果的なんだとか!
理由の一つは、一般的にシャワーで出る一番熱いお湯の温度で、カビを滅菌することができる。
もう一つは、温度の高いお湯だと、蒸発しやすく浴槽内が早く乾くそうです。
防カビ対策の他に、浴槽の壁などに付着したシャンプーや石鹸の飛び散りを流すことができます。
スクイージー(水切りワイパー)でお風呂場の壁の水滴を落とすと、より効果的です。
また、お風呂から上がったあとは、絶対にお風呂場の換気扇を最低でも1時間は回すようにしましょうね。
もしも、お風呂場に換気扇がないのなら、送風機や扇風機などを浴槽に向けてお風呂場に風を送り込んであげてください。
お風呂場のドアは、常に全開にしておくことも忘れないでくださいね。
そもそもお風呂のゴムパッキンにカビが生えてしまう理由は?
苦労して掃除したはずなのに、あっという間に発生する黒カビ。
お風呂の白いゴムパッキンに、いつの間にか黒カビが発生してしまうんですよね。
この黒カビが生きやすい温度は25℃前後。
40℃程度で死滅させることができるそうです。
ですから、お風呂場の温度は、黒カビさんにとって、最も繁殖しやすい環境なんですね。
また、湿気も大好物!
ですから、黒カビさんに取っては、浴室は最高の住処となるのです。
更に、黒カビさんの養分の一つとして『垢』があります。
「温度・湿度・養分」三拍子揃ったお風呂場は、黒カビさんにとって最高の場所なんです!
ゴムパッキン交換ナシのカビ対策
お風呂場のゴムパッキンの黒カビ。
パッキンを交換しなくてもカビを除去する方法をご紹介します!
まずは、シャワーの温度を一番熱くします。
黒カビに向かって、熱々のシャワーを30秒ほどかけ続けます。
その後、水分を拭いてジェルタイプのカビ除去剤を塗りましょう。
ラップでパックをしてから、半日程度放置します。
その間、絶対に換気扇を回しておくことを忘れないでくださいね。
一度でスッキリとキレイにならなくても、3回ほど繰り返せば、黒カビをキレイに除去することができると思います。
カビ除去剤をつけてブラシでゴシゴシこすってはいけませんよ!
カビ除去剤を塗り、ラップでパックをして、放置しましょうね。
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