嫉妬や妬みの感情に対する対処法を詳しく解説します
2018.6.18
嫉妬や妬みの感情は人間誰しもが持っているものです。でもその度合いは人によってさまざま。
ここでは、嫉妬や妬みの感情に対する対処法をまとめてみました。
嫉妬や妬みの原因を知って、自分の感情をコントロールしたり、あるいは嫉妬されやすいと悩んでいる人には、嫉妬されないようにする方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
嫉妬や妬みの原因を知って上手に対処しよう
他人を妬むという心理は、他人と自分を比べ、自分の状況が他者よりも劣っていると感じた時に、沸き起こってきます。
- 好きな人が他の異性と楽しそうにしてる
- 会社の同期が出世した
- 友達の生活が自分より充実していると感じる
このような状況の時に、妬みや嫉妬の心理が起こりやすいと言えます。
妬みや嫉みの原因と解決策
悪い妬み→良い妬みに変える
妬みには「悪い妬み」と「良い妬み」があります。妬みに良い面があるなんて、意外に感じられるかもしれませんね。
悪い妬みは、攻撃性や消極的な行動に結び付く妬みです。逆によい妬みは、積極的な行動や自分を磨くポジティブな変化に結び付く妬みです。
妬みはよくも悪くも強い感情です。前向きにうまくコントロールできれば自分のモチベーションに変えて良い結果に結び付けることができます。
他人と比較するのをやめる
人間は他者と比較することで、自分の存在を確かめる生き物です。しかし、他者と比べすぎてしまうと妬みを強めてしまう原因になります。自分の状況よりも他人が良い状況であることを認識してしまうと、妬みの感情を誘発しやすくなるからです。
改善策としては、自分を見失わない程度の比較を身に付けることがよいでしょう。
嫉妬や妬みに悩まされたときの対処法とは
自分は妬むことが多く、妬まれることは少ないと思っている人も、まわりに自尊心の低い人がいる場合は、その人に妬まれることがあります。
近くに自尊心の低い人がいる場合は特に、妬みに注意が必要です。
妬みや妬まれたときの対処法をご紹介します。
妬まれないようにするには
他人に妬まれるよりは、妬まれない方がいい。大きな会社で順調に出世する人というのは、比較的妬まれにくく、周囲も「あいつなら納得だ」という人が出世するのです。
彼らの特徴は、ポジティブであり、まわりに良い影響を与える、手柄をひとり占めしない、自慢話や誰かを足をひっぱたりせず正々堂々としている、などがあります。
自分の欠点を隠さずオープンで、他人の力を借りることができる、他者への気配りがあり、比較的謙虚である、ということもあるだろう。中には戦略的に行っている人もいると思うが、これらの特徴を自分に取り入れ、妬まれないようにするのがポイントです。
まわりに得をさせる
自分だけが得をするのではなく、まわりにも得をさせれば、妬みを抑えることができまし。
誰かがあいつだけがいい思いをしていると思わせずに、周囲にも「いい思い」を分け与えることを心がけましょう。
妬む人を味方にする
妬んでくる人に対しては、こちらもつい敵視してしまいがちですが、相手を敵視してもいいことはありません。なので、相手を味方にする方法を考えましょう。先ほどの得をさせるということもそうです。自分を妬む人に得をさせることには抵抗があるかもしれませんが、そうできれば相手は必ず変わります。
あなたは嫉妬や妬みの対象になりやすい?妬まれるポイントと対処法
妬まれやすい対象はどんな人?
あなたが欲しいものを相手が持っていたり、あなたの理想の生活を相手がしているように思える人は嫉妬の対象になりやすですよね。
とても幸せそうに見えたり、人生が全てうまくいっているように見える人・・・。つまり、あなたに無いものを相手が持っていることが、羨ましいと思う要因ですね。
す。
一般的に妬まれやすい人は、世の中の人たちが欲しいと思っているものを持っている人ということになります。
妬まれるポイントは?
- 理解のある優しいパートナー
- 優秀な子供
- 庭付きのマイホーム
- 一流企業のキャリアや肩書き
- 高学歴、高収入、知名度、人気度
数え上げたらきりがありません。
「今自分が不幸なのは、これがないせいだ!」「自分にキャリアや肩書があれば、もっと幸せになれたのに」と思っている人にとっては、上記のものを持っている人たちは、妬みの対象になります。
つまり、妬まれるポイントは相手が喉から手が出るほど欲しいものなので、自分に無いものを持っているその人自身や、その人の持っている物、環境、その人の身近な人間関係などが妬まれるポイントです。
妬まれた時の対処法
相手が自分を妬んでいるとわかっても、何もしない、何も反応しないことです。無視するのではなく、今まで通り普通に生活してくださいね。
妬みのエネルギーは、負のエネルギーの中でも強いものです。相手のことを妬むということは、その負の強いエネルギーを自分に持ち続けていることになります。
相手を妬めば妬むほど、倍返しになって自分に返ってきます。妬まれた時に、絶対に恨んだり悪く言ったりしないことが大切です。相手の負のエネルギーに引きずり込まれてしまいます。
妬みから、幸せは生まれませんよ。
自慢話はNG。女性ならではの嫉妬を避けるには
人は、どうしても自分の身の周りで起こった嬉しいことがあると誰かに話したくなるものです。
- 素敵な彼氏ができた
- 子供が一流大学に合格できた
- 海外旅行へ行った
- 子供がスポーツで良い成果をあげた
- マイホームを持つことができた
- 旦那が昇進した
幸せそうな女性はただでさえ嫉妬されやすいです。しかもそれをわざわざ自分からアピールしていては、尚更嫉妬されてしまいます。
自分はただ嬉しくて、誰かに聞いてほしいからと話しているのですが、相手は「それって自慢?」と不快に感じてしまうことは多々あるものです。
特に注意したいのが、子供や旦那の話題です。
これらの話題は、相手の立場や状況により、受け取り方が全く変わってしまうデリケートな話題なので、できるかぎり自分から率先して話をしない方が良いです。
すべての人が悪い捉え方をするわけではありませんが、その人の状況により、ちょっとしたことで嫉妬心が沸々と湧いてしまうこともあるということです。
なので自分や家庭の幸せな出来事はできるだけ他人に言わない方がいいです。悲しいことですが、身内でないかぎり他人の幸せを心から喜べる人は少ないものです。
また、大人になれば触れてほしくないところの一つや二つ、誰でも持っているということを肝に銘じておきましょう。
あえて自分の弱さや失敗談を話しておくことで、「私はこう見えて大変なんですよ。あなたの方が私より幸せなんですよ」と相手に思わせておけば嫉妬回避に繋がります。人に妬まれたくなければ、同情されるくらいがちょうどよいのかも知れません。
妬みやすい自分を変えたいなら、ものの見方を変えよう
私は、昔から自分と他人を比較する傾向がとても強いタイプだと思います。
仕事でもプライベートでも、自分よりも優れた成果を出す人への嫉妬心と劣等感に悩まされていました。
妬む気持ちを解消するために私が心掛けたこと
- 自分の目標を決める
- 羨ましいと思った対象から学ぶ
- 自分の不得意分野は気にしない
もっとも大切なのは、他人基準ではなく、自分自身がどうなりたいのか、何を手に入れらいのかを明確にして、自分の目標を決めてしまうことです。
目標ができれば、比較対象は他人ではなく、自分になります。どうすれば目標を達成できるかを考えることに懸命になればいいのです。
また、目標が定まれば、他人は全て学ぶ対象になります。自分が羨ましいと思える成果を上げた人からは、どんなところが自分に足りないのかなどを積極的に学んで自分の成長のために活かしましょう。
そして、自分の不得意分野は無視してしまいましょう。苦手なものはきっぱりあきらめて得意分野に集中すれば、嫉む心も起きにくくなります。
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